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6月のネギは高いのです。

畑の隅っこで緑肥(アンジェリア)が紫色の花を咲き乱れています。
P6160151.jpg
緑肥に埋もれ、ネギがひっそりと生えているのがお分かりでしょうか?
記憶にも埋もれ、うっかり存在を忘れておりました。汗


このネギ、実は去年の秋に収穫せずに畑に残していたネギなのです。

ネギ達は冬を超え、春(4~5月頃)ににょきにょきと蕾をつけました。
そして私は、片っ端からその蕾をむしり取ってやりました。


ネギは蕾が顔を出し始めると(とう立ち)、芯が固くなり商品価値が下がります。
※とう立ちネギは出荷NGな地域も多いはず。

そこで早い段階で蕾を取ってやることで、ネギの栄養が新葉に回り
蕾の付いた芯の脇から新しいネギ(新芽と呼ぶべきかな)が育ってきます。
ちょっと分かり難い表現ですね。汗


その新葉を育てたのが彼ら(緑肥に埋もれたネギ)なのです。
試しに一本ぬいてみると・・・。
P6160152.jpg
今で分岐点長(棒部分の長さ)25センチ位。


外皮を剥いで見ると、なかなかに長ネギらしくなってきております。
P6160154.jpg
今年植えたネギはまだ葉ネギ程度の大きさなので、
それと比べれば随分立派なネギです。


実はこの初夏の時期(5月から6月)ネギはとう立ちの関係から、
一年の中でもっとも市場への供給量が少なくなります。

多分、スーパーへネギを買いに行った方の中にも
なんかこの時期は高い・・・。なんか品質がイマイチ・・・。
って思った方もいるはず。


大げさに言えば、この時期のネギ作りは冬にスイカを作る様なモノでして、
逆にこの端境期に良いネギを大量に栽培出来たならば農業経営に弾みがつく訳です。


そこで私も、越冬ネギの調査をする為、初夏採りの可能性を探る為・・・
そしていつかはネギの周年化につなげるべく、常日頃よりネギの栽培実験をしています。
(完全に存在を忘れていましたが!)



初夏採りの方法は色々あります。
私の様に蕾を摘んでネギの脇芽を育てる方法、秋にネギを植えて
蕾が出来ない程度の幼さで冬を越して初夏まで育てる方法、
そもそも蕾のつかない品種(坊主不知)を育てる方法・・・etc。

しかしどの方法も一長一短があり、なかなか簡単では無いのです

今後も品質や収量などをみて色々な品種・栽培方法を試しながら、
いつか自分なりの初夏採り~そして周年化の体系を確立したいと思います。

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コメント

今の時期から冷やし麺(ざるそば、そうめん等)が食べたくなりますが、薬味として欠かせないネギが高くって…(涙)。
スーパーに行く度に「ざるそば食べたいけどネギが高いなぁ。かといってネギ無しのざるそばも味気ないしなぁ…」と、ネギを見ながら脳内会議をやってました。
ネギが値上がりする理由が分かってスッキリしました(´▽`)

がんばってください!

コメントありがとうございます。

【ばつまるさんへ】
コメントありがとうございます。

ネギ、高いですよね。汗
こっちは3本で198とかで売ってます。

いつかこの時期に品質の良いネギを
安定的に栽培できる様になりたいものです!

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Author:石井農園
300年続く越後の米農家、石井農園です。新潟県弥彦村にてお米・野菜を育てています。

親父(石井晃 9代目:写真右)、
私(石井知治 10代目:写真左)
ブログやHPの運営は10代目が担当しています。

【2024年の作付け計画】
水稲・・・940アール
※コシヒカリ、こしいぶき、こがねもち、つきあかり
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※銀杏、キウイフルーツ、ねぎ、トマト、ナス、オクラ、スナップエンドウなど少量多品目。

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