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田植えに至るまで。

雪解け後、田植えに至るまでの作業をダイジェストでお届け。

まず、田んぼが乾いてきたら稲の初期生育を支える為の肥料を撒きます。
これを元肥(もとごえ)とよびます。
P4140080.jpg
この肥料で稲は葉っぱや茎などの体を作ります。

初夏のころになると今度は花や実(米)を作る為の栄養を与えます。
このお話はまた2カ月半後に。


そしてトラクターで荒く耕します。
P4130074.jpg
この作業で土を耕す深さが、稲にとって大きな影響を与えるんだとか。

新潟県では去年の猛暑・品質低下も踏まえて「深さ15㎝を目標に」と指導があります。
深く耕してしっかり作土層を作ることで植物の根っこがよく伸びるとのこと。
どんな作物でも、基本土を深く耕す事は良いとされており農作業のセオリーです。

しかしその一方で「敢えて土を深く耕さない事が大事」というお話もあります。

稲ワラ等の有機物を土中に埋め込まず、表土で分解させることで根の生育を阻害する
ガスの影響を回避し、さらに固い土に根を張らせることで、植物が強くしっかり育つという理論。


相反する理論ですが、多分どっちも正しいんだと思います。
つまるところ、「中途半端」がよくないのでしょう。



その後田んぼに水を入れて、
P4250087.jpg


土を水と混ぜ合わせながら細かく砕いて泥状にします。
P4250090.jpg
この作業を代かき(しろかき)と言います。


代かきは土を滑らかに、そして田んぼを平らにする事を目的としています。
それによって稲の植え付け精度を高めたり、均一な水管理を行えるようにして
雑草の発生を抑制することができます。
P4260092.jpg
写真は一回目の代かきが終わった所。

この後、田植え直前にもう一回代かきを行い
更に滑らか~に田んぼを整えます。



ちなみに、この一連の田んぼ作業をしているとき、
トラクターの周りは様々な鳥さん達に取り囲まれます。(トリだけに!)
P4250091.jpg
写真はトラクターの鼻先を悠々と歩く鷺。

鳥たちはトラクターに驚いて飛び跳ねる虫やカエル、土の中から出てくるミミズなどを
狙ってトラクターにピッタリと張り付いて歩いてくるのですが、私が機械を止めて
ドアを開けた瞬間・・・・・・・一斉に飛び去ります。


「鳥、超利口」と思いつつ、その瞬間はなんだかとっても寂しいです。  

「大丈夫、怖くないよ!」って伝えたい。

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コメント

Re: 田植えに至るまで。

石井さんこんにちは、こちらでは「青サギ」が多いですね。さて、石井さんに問題ですv-219。サギは時々長~い首を左右に振ることがありますが、いったい何をしているのでしょうか?(そりゃ一日中エサさがしてりゃ肩もこるわなぁ~)

Re: 田植えに至るまで。

今日、代かきやってたら
カラスがトラクターの近くに群がって来ました(-_-メ)
コッチは明日からは直播の作業が始まります

コメントありがとうございます。

【浜本さんへ】
コメントありがとうございます。

こちらも青サギはおりますが、圧倒的に
白サギが多いですね。 羽を広げた青サギの
でかさには結構圧倒されます(^^ゞ

サギの首振りですか?!
うーむ・・・バランスを取る為?

浜本さんのヒントから考えれば・・・首肩のストレッチ!?


【tonpuさんへ】
コメントありがとうございます。

カラスもよく集まってきますよね。
他の鳥を蹴散らしながら餌を探してました。汗

水鳥でないのに代かき後の田んぼに入って
カエルを追っかけてるカラスを見ると
本当に適応能力の高い鳥だなと感心します(^^ゞ

はじめまして

はじめましてm(_ _)m

九州は、福岡県の筑後平野で、稲作を中心に農業、精米業をやっております「堺」と申します。

4月で26歳になりました 

色々と稲作の事で、調べていたら、石井様のブログにたどり着きました 
今、まさにブログがやりたいな~って思っていた矢先に、理想通りのブロガーに出会う事が出来ました 

ぜひ、よろしければ、仲良くさせて下さいm(_ _)m


ブログやホームページは、独学で作成されたのですか?

突然、こんなコメントして申し訳ありませんm(_ _)m

コメントありがとうございます。

【たけさんへ】
コメントありがとうございます。
勿体ないお言葉で恐縮です(^^ゞ

ブログ、HPは就農に合わせて
参考書片手に立ち上げました。

幾度かのリニューアルを経ながら現在に
至っているのですがまだまだ未熟です。汗
※そのうちHPも大きくリニューアル予定です。

>ぜひ、よろしければ、仲良くさせて下さい
勿論です。こちらこそ宜しくお願い致します。
お互い頑張りましょう(^-^)

Re: 田植えに至るまで。

石井さんこんばんは、4月12日に播種したコシヒカリがようやく60%くらい発芽しましたよ、今日で何日かかってんだよ、ったく。てな訳でよく腐らずに今日まで生き延びてたものだと関心しております。(画像アップできないのが残念~)
問題の回答です→答えは「獲物の距離を確認している」でした。一撃必殺のため失敗は許されないみたいで、首を左右に振り距離を確かめるそうです、日本野鳥の会に所属する友人から聞きました、たいしたものですねv-218

コメントありがとうございます。

【浜本さんへ】
コメントありがとうございます。

今年は発芽が遅く、揃いも悪いのは全国ドコも
一緒の様ですね(^^ゞ 田んぼに移植してからは
元気に伸びてほしいです。

>答えは「獲物の距離を確認している」でした。
なんと! そうなんですか!
サギもカエルや魚を狙うハンターですもんね。
勉強になります(^-^)

今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m

いやいや、素晴らしいですよ~♪

参考書片手に作られたとは思えませんよ  

一応、mixiで日記がてら、ブログっぽい感じでやっているのですが、僕も、勉強してHP、ブログ作ってみようと思います 


もう、田植えが始まっているとの事で、お疲れ様です

こちらでは、ようやく、数日後にヒノヒカリ、ニコマルという品種の種まきをします 

一度、時間があれば、米どころ、新潟へ訪れたいものです 


これからも、ちょくちょく、コメントかかせて頂きますm(_ _)m

失礼なコメントがありましたら、すいません 

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石井農園について

石井農園

Author:石井農園
300年続く越後の米農家、石井農園です。新潟県弥彦村にてお米・野菜を育てています。

親父(石井晃 9代目:写真右)、
私(石井知治 10代目:写真左)
ブログやHPの運営は10代目が担当しています。

【2024年の作付け計画】
水稲・・・940アール
※コシヒカリ、こしいぶき、こがねもち、つきあかり
園芸・果樹・・20アール
※銀杏、キウイフルーツ、ねぎ、トマト、ナス、オクラ、スナップエンドウなど少量多品目。

石井農園のホームページ

HPにて石井農園のコシヒカリ・農作物を販売中
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