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坊主知らず(ぼうずしらず)ネギの増殖の様子 ※2021年の秋

2021年10月22日 16:15

石井農園の畑のすみっこで、「坊主知らず(ぼうずしらず)ねぎ」がひっそりと増殖をしております。
DSC_0965_202110171610218c1.jpg
雨が降って畑がばしゃばしゃです。
※みなさま、基本的にネギは加湿が苦手ですので大雨が降っても水たまりが
  出来ないような畑で育ててあげると良いです。 画像の畑は反面教師です。

坊主知らずねぎとは、花が咲きにくい性質を持っているネギでして、
1年中柔らかいネギとして食べる事が出来ます(ネギは花が咲く[蕾ができる、とうが立つ]と固くなります)

また、花が咲かないので種がとれません。
その為坊主知らずねぎは、「ぶんげつ(株が分かれていく)」という性質によって
増えていきます。

画像ではワサワサとネギが茂っておりますが、
この畝には春に20~30㎝間隔で1本ずつネギを植えておりました。

それがどんどん分げつしまして、秋にはご覧の通りになります。
DSC_0966.jpg
この写真ではもともと1本のネギであったことがわかりにくい! と思うので
ためしに株ごと引っこ抜いて土を洗ったのが下の画像です。

1本のネギが半年で13本になりました。
DSC_0968.jpg

なんとこちらの株では1本のネギが16本に。
DSC_0969_20211017161025790.jpg

ちょっとわかりにくいですが、画像中央部分のネギは今まさに分げつ中です。
DSC_0971.jpg
この感じなら、この株は年内に20本の大台に行ったでしょう。
この分げつしたネギをパキパキと株元で割って1本ずつ畑に植えるとそれがまたこのように増えます。

ちなみに、この畑のぼうず知らずネギたちは株を増やすために
「ほとんど土寄せをせずに」育てています。

坊主知らずねぎは、通常のネギの様に土寄せをして育てていくと
分げつ性が抑制されてその分1本が太く、長くなります。

逆に、土寄せをせずに浅く植えた状態で育てていると活発に分げつが進んで
ネギがどんどん増えます。 ただ、沢山に分かれるぶん、1本1本は小柄なネギになります。
なので苗として増やすことが目的なら浅く植えるのが効率的。

通常の1本ネギがとう立ちして市場からなくなる(そして売価がとても高くなる)
初夏~夏なんかはちょっとした薬味にネギが恋しい季節です(私は食わんけども)。
そう、小柄な坊主しらずねぎがちょうどいい。

個人的には太く長く立派なネギを育てるにはF1品種のネギが絶対に効率的なので、
あくまで坊主知らずネギは畑の隅っこで、「対薬味用少量専門ネギ」として
浅植えでどんどん増やして消費と分裂のはざまで生かさず殺さず維持していくのが
理想的な栽培管理だと思っています。
※まぁしかし、私はネギが苦手なので食わんのですけども。

そんな坊主知らずネギは家庭菜園でも近年とても人気です。
どんどん増えるし年中食えるし。 

なので、春になると地域の直売所で食べて良し(薬味)、植えて良し(苗)として販売すると
ぼちぼち買って頂けます。 (ありがとうございます!)

今年増やしたネギは越冬後、来春にまた株分けして
一部を再来年用の苗に、それ以外は直売所へお嫁に出します。

坊主知らずネギに興味のある人は、是非、春に弥彦の直売所(さやや)を訪ねてみてくださいませ~。



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