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消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

先日より農園ホームページにて案内をさせて頂いておりましたが、
この度の消費税8%への移行に伴い、4月1日より、石井農園のお米・送料の価格も
消費税8%への移行分を加えた価格へ変更させて頂きました。

コシヒカリ白米10キロの場合、旧【5500円】 → 新【5660円】。
送料については【旧700円】→【新720円】(一部離島を除く)となります。
何卒、ご了承くださいますよう、お願致します。


また、この春より石井農園の体制が変わります。

既に報道もされている通り、5年後を目処とする減反政策の廃止に伴い
石井農園では私が主担当として転作田で行っていた野菜部門を整理し
今年から耕作を行う全ての田んぼを使って主食用米を生産します。

石井農園では田植え機、トラクター、コンバインなどの稲作に伴う機械設備を
既に保有している事もあり、現在の面積においては効率的に作業できる体制があります。
しかし、まだまだ我が家の経営面積は狭く、親子2代で稲作を行うには小さな農家です。

そこで私はこの4月中旬より勤めに出つつ家業の農業に携わる
兼業農家となる事を選びました。

減反廃止の決定はきっかけの一つで、それ以外にも
近年の雨や排水環境などの諸事情により、転作田での野菜生産がとても不安定になっている事。
農地の集約・規模拡大が予想以上に難航している事など、かねてから幾つかの課題も
抱えておりました。

石井農園(我が家)も、地域の農家でまとまって集落営農組織を設立することや、
既に大規模な生産体制を整えている周辺地域の農業法人への集約(参加・委託)など、
個人経営としての規模拡大以外の選択肢を考える時がくるかもしれません。

まだ今後の地域・農業情勢は先が読めない状況ではありますが、
石井農園として柔軟に対応しながら、出来る限りお米を作り続けたいと思っています。

今後の石井農園についてですが、稲作の栽培管理は父がメインを担います。

私は幸いにも魅力を感じる地元の企業様にご縁を頂く事ができました。
この春からは勤めに出つつ、田植、稲刈、水管理、草刈などに関わっていきます。
農園ブログやホームページなどの管理は今まで通り私が行います。

4月中旬から農園の体制に変化がありますが、
今までと変わらず美味しいお米作りを続けて参ります。

今までも、これからも、石井農園がお米を作り続けていけるのは
お米を買ってくれるお客さんがいてくれるからです。

何卒、今後とも変わらぬご愛顧を頂けたら幸いです。
これからも石井農園を宜しくお願い致します。

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コメント

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

いつも拝見させてもらってます。
東京の端っこで野菜直売農家をしております。kishi831と申します。
4月から新しい体制になるという事で少し寂しい気持ちです。
数年間、ブログを拝見させてもらっているので、どんな職場でも石井君なら活躍できると確信しております。
新しい仕事は大変かもしれませんが、偶のブログ更新を楽しみにしております。頑張ってください。^^

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

>石井農園では田植え機、トラクター、コンバインなどの稲作に伴う機械設備を既に保有している事もあり、

これって最低限必要な農機具じゃないんですか?
たった5反しか米を栽培していない我が家でも、今年は籾摺り機を大竹製作所「SY10A」に買い換えました。

小規模農家の多い兵庫県の平均水田耕作面積は5反前後ですが、我が家の所属する農協支店管内ではトップの耕作面積らしいです(笑)
たった30袋(20kg)の育苗培養土を購入するのに、配達担当者から「どこに水田があるの?」と驚かれます。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

はじめまして。いつも石井さんのブログを参考にしてきた者として非常に残念です。石井さんの決断も大変な事だと思います。
水稲が終わった圃場で葉物などは出来ないのでしょうか?
石井さんには兼業ではなく、専業農家として今まで通りブログを続けてほしいです。露地だけでなく施設野菜のあれこれもブログを通して拝見したかったです。
生意気言ってすいません。
これから就農を考えています。
一緒に頑張りましょう。

コメントありがとうございます。

【kishi831さんへ】
コメントありがとうございます。
そして数年間も私のブログを見ていてくれて
本当にありがとうございます。

ひと冬、色んな事を考えた結果
今回の決断に至りました。
最初は色んな葛藤がありましたが、
今は新しい環境で出会う人や学ぶ事、
今までと少し視点を変えて農業を考える等に
やりがいも感じています。

最初はバタバタが続くと思いますが、
環境の変化も貴重な経験と思って楽しみながら
頑張りたいと思います。

今後とも、宜しくお願い致します。


【MIKIさんへ】
コメントありがとうございます。

耕作機械~乾燥調製施設は稲作を行う上で
どれも必須なのですが、最近では数件の農家で
トラクターなどをシェアしたり、機械作業自体を
大きな農家さんや農業法人さんに
委託する農家さんも増えてきました。

収穫後の乾燥調製も自家で行わず、
農協等のカントリーに委託出荷する農家さんも
隣町では結構多いです。

ウチは現在、播種~育苗から栽培、収穫、
調整~精米まで全ての作業を自家で完結出来る体制ですが、やはりコストに占める機械の負担は大きいです。

せめて、播種機など一年で1~2日しか使わない
機械は今後地域で共同利用出来る仕組みを作れたらなと思います。

>兵庫県の平均水田耕作面積は5反前後
地域が変るとやはり農業の様子も変わりますね。
新潟は平野が多く水田に特化している事もあり、
確か一件当たりの平均が1.6ha程だったかと思います。
農地の集約は進んでいるので、今後更に耕作面積の
平均は上昇していくと思います。

コメどころである東北~北陸方面は特に面積が
大きい傾向にありますが、その背景には耕作し易いように水田環境を整備してきた事もあります。
ただ、整備する為に投資してきた維持費(水利や土地改良費)も全国的に見てかなり高い水準です^_^;


【かねよしさんへ】
コメントありがとうございます。
ブログも見ていてくれたとの事でありがとうございます。

水稲後の田んぼの園芸利用については、
日本海側特有の気候もあってなかなか冬季利用の
作型が組めませんでした。

※ただ、翌年に転作を行う予定の田んぼ(稲作をしな 
い)については
 稲刈り後に耕して種を播き、越冬後の翌春に収穫する
 葉物野菜・とうな(新潟の地場野菜です)の栽培が
 実際にやってみて可能でした。

施設野菜の選択肢も考えたのですが、施設へ
大きな投資をして新たな部門を開拓する事よりも、
既存のお客様が支えてくれているお米の栽培に
資源を集中していこうと考えが到りました。

かねよしさんはこれから新規就農を考えているとの事ですが、
農業という仕事、特に自営業として新規就農する場合は
お金や農地のことなど様々な苦労もあるかと思います。
ただ、やはり農業は良い仕事ですので是非挑戦して貰いたいと思います。

私の地域も農業の情勢も今後ますますめまぐるしく
変化して行くと思いますが、農業は地域産業なので
その地域にとって必要とされる関わり方、農業を
やっていけるように頑張りたいと思います。

お互い頑張りましょう。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

石井さん
以前、ネギ栽培について御指導を頂いた寺田です。
お会いしたのは震災前の年でしたので、ずいぶんご無沙汰しております。

「転作田で行っていた野菜部門を整理」すると聞きおよび、少なからず衝撃を受けました。

「一体なぜ?」と言う思いが小生にはありますが、石井さんなりに考え抜かれての御決断でしょうからそれについてお聞きするのも、こちらから意見するのも控えたいと思います。

当方は製造業と農業の2足のワラジで農業に参入し、徐々に栽培規模を拡大し、現在ネギの栽培のみで10haを超えて参りました。
今年の3月に認定農業者になり今月中には製造業から完全に撤退し農業が専業になります。
つまり、やっと農業のみで経営が成り立つようになりました。
どんな事業でも同じだと思うのですが最初に資本を一回転させるのが一番きついですね。しかし、何とか一回転させて年間5%でも利益が出始めれば、後はある程度「勢い」で自転しはじめるので徐々に楽になってきます。
製造業に比べ農業で利益を出すのは非常に困難でしたが、それを差し引いても私にとって農業は魅力的な仕事に思えます。
大自然を相手にする厳しさがありますが、それに故にやり遂げる充実感も得られます。

長文で偉そうな事を長々とすみません。

しかし、小生がここまでになれたのは石井さんのおかげであります。
どれ程、このブログを参考にさせてもらったことか。

今後、ネギ関連の記事が見れなくなるのは非常に残念ですが、本当に今までありがとうございました。
そして、新体制後のご活躍、ご発展もお祈り申し上げます。

今後、機会があればまたお会いしたいですね。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。


私は現在、露地で野菜を2反足らず作っていますが、本業は大学生です。
本来は稲を作りたいのですが、やっぱり機械がネックです。
コンバイン・籾すり機・乾燥機等の機械を揃え直すのは一町の田では
現実的でもないですし、依託するのも情けない気もするので踏み切れずにいます。

思えば受験の年はブログを拝見しながら
少しでも農業が出来たらいいなと思うのが楽しみでした。
そんなこともあって、少し寂しい気がします。
これからは、農業に会社にとお互い頑張って行きしょう。

コメントありがとうございます。

【寺田さんへ】
コメントありがとうございます。
そしてご無沙汰しております。

こちらこそ、寺田さんとお会いさせてもらった時には
異業種からの農業参入やそのご苦労など色んなお話を
聞かせていただきとても勉強させて貰いました。

就農後、ネギを中心とした野菜作りに取り組んできましたが、
悩みぬいた末に今回の決断をしました。
私のブログも見ていてくれたとのこと、とてもうれしく思います。

私自身、過去のブログを読み返すと当時の気持ちや農作業の事、
農業における成功や失敗も多々思い出します。
このブログも、寺田さんのように見守ってくれる方たちが
いてくれたことで続けてこれました。

やはり寺田さんのいう通り農業はとても魅力的な仕事です。
今後は兼業となりますが、家業としての農業にはかかわり続け、
ブログに関しても継続していきたいと思っています。

>機会があればまたお会いしたいですね。
私もぜひ、またお会いしたいです。

栽培面積を10ヘクタールまで拡大されたこと、
製造業から農業への完全なシフトをされること、
相当な努力あっての今だと思います。
そのお話を、是非お伺いしたいです。

私も寺田さんの農業のますますの発展をお祈りしています。
今後とも、宜しくお願いいたします。


【ジョニーさんへ】
コメントありがとうございます。

学業と両立しての露地野菜栽培、稲作に比べて園芸の手間を
考えると、とても多忙な日々だと思います。

稲作は機械化体制が整った事で効率的な栽培・大規模化が
進みましたが、それ故に機械投資ができないと
なかなか参入できない作目となりました。

小規模稲作の場合、セルトレイでの育苗~投げ込み定植、
バインダーでの収穫、はざかけでの乾燥など機械投資を
極力抑えた栽培も方法論としてはありますが、やはり、
機械投資の代わりにかかった労力を商品価格に転嫁できないと
継続していくことは出来ないので、やはり簡単に参入を
決心することは難しいと思います。

今後新たな農地(水田)の確保や地域での農機共有など
ジョニーさんの地域でも新しい展開が見えてくるとよいのですが・・。

今までブログを見て頂きありがとうございました。
今後も新しい体制となりますが、変わらずに石井農園
ブログを見守って頂けると幸いです。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

石井さんのブログ、いつも楽しく拝見させてもらってます。
自分と歳が一つ違いで、就農時期も一緒で勝手ながら、親近感を感じてました。
やはりコメ処新潟。規模拡大に苦労されますね。
自分の農場では毎年1~3ヘクタールの面積が集まって来る感じです。

しかしながらもう少し、あと3年我慢すれば新潟でも規模拡大できる低米価時代に入るのでは…
自分は石井さんが、この兼業農家になっている時期に、農場の体力を付けてる時期だと勝手に思わせてもらいます。

ぜひもう一度、専業農家として戻ってきてくれる日を待っています。

お疲れ様でした

コメントありがとうございます。

【関東人さんへ】
コメントありがとうございます。
ブログも読んでいていくれたとの事、
とても嬉しいです。

新潟県内でも農地事情は地域によって
変わってきますが、耕作条件の良い平野部の水田に
おいてはやはり耕作環境が良いので離農や農地の流動も畑や中山間地にくべると少なく、生産組織や規模拡大の意向を持つ人の数も多いのでまだまだ水田は貸手市場の様相かと思います。

ただ、それでも高齢化が進んでいるのは間違いないので
5年~10年後くらいには大きく状況が変わってくると思います。

いま段階では楽観な規模拡大を予想することは出来ませんが、地域の動向なども踏まえながら柔軟に対応していきたいと思います。

今後ともブログは更新を続けていくつもりです。
是非今後とも変わらず見守って頂けたら嬉しいです。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

はじめまして。
いつも石井さんのブログを楽しみに拝見しております。

私自身、石井さんと同じ年で、まったく同じ境遇(前職歴や結婚のタイミング、家族構成、就農経験年数など)ですので、ブログを拝見するたびに勝手に共感させていただいており、また今回の決断が非常に残念に思えてなりません。

現在私は、葉物野菜を中心に年間作付60~70haほどの法人経営をしております。

ちなみに、うちの場合は就農時に経営継承をほぼ完了しました。
なぜなら新規就農時に息子は親を技術面などで絶対に超えていないからです。

親子の仲は良いですが、いざ農業経営となると、
親からすれば頼りない息子、息子からすれば自分は頑張っているのに
あ~だこ~だ言ってくる親父・・・お互いストレスで親子ゲンカになるよねということでことで四半期ごと決算に問題がなければ親父は口出ししないルールにしております。

もちろん倒産のリスクもありますが、私自身やりがいもあり、幸い、運良く黒字経営が続いており就農時から一度も親に口出しされたことはありません。

今回の件で石井家では家族会議を幾度となくされたことでしょうし、何より石井さんご本人が非常に悩まれたと思います。

しかし、石井さん自身5~10年後の農業情勢が予測できているにもかかわらず、息子が兼業になり、息子よりも今後農業ができる時間が短い親のほうが専業では逆行しているように思えます。

うちの経営継承が正しいとは思いませんが、今後も農業に携わるのであれば早い段階ですべて石井さんがされたほうが良いと思います。

長文、乱文失礼いたしました。
今後も石井さんのご活躍を期待しております。





コメントありがとうございます。

【後継者さんへ】
コメントありがとうございます。
ブログも見ていてくださり、ありがとうございます。

葉物野菜を中心に年間作付60~70ha!
すごい面積ですね・・・!
就農時から経営委譲し、農場の采配を振るってきた事もとてもすごいことだと思います。

私自身今の選択に葛藤している気持ちがありますが、
やはり、悩んだ末の結論なので今はこの選択を
精一杯進みたいと思います。

本来、世代交代も含めた投資をして予測される未来へ
備えることがベストなのだと思いますが、地域の
マスタープランも定まらない中で先々への不安が
大きく、投資に踏み切ることができませんでした。

我が家の経営も、地域の農業も、
このままの姿でずっとあるとはおもっていません。
今後また、我が家で、地域で、農業について
話し合う時がくると思います。

その時には、また選択をすることになるかも
知れませんが、そこで柔軟に対応できるように
今は勤めも、農業も精一杯取り組みたいと思います。

Re:消費増税の伴う価格変更と、4月からの農園体制について。

ブログ拝見して転作の見本にしたりしていて大変残念です
これからは、立場が変わると思いますが頑張って下さい。

コメントありがとうございます。

【外山さんへ】
コメントありがとうございます。
ブログを読んで頂きありがとうございます。

転作については、今年からは行わず
すべて稲作に戻しますが、今までやってきた事が
ブログを通して少しでも参考になっていれば
とても私にとっても幸いです。

今後発信する情報は稲作が中心となりますが、
今後もブログを見守って頂けた嬉しいです。

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石井農園について

石井農園

Author:石井農園
300年続く越後の米農家、石井農園です。新潟県弥彦村にてお米・野菜を育てています。

親父(石井晃 9代目:写真右)、
私(石井知治 10代目:写真左)
ブログやHPの運営は10代目が担当しています。

【2024年の作付け計画】
水稲・・・940アール
※コシヒカリ、こしいぶき、こがねもち、つきあかり
園芸・果樹・・20アール
※銀杏、キウイフルーツ、ねぎ、トマト、ナス、オクラ、スナップエンドウなど少量多品目。

石井農園のホームページ

HPにて石井農園のコシヒカリ・農作物を販売中
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