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農業共済新聞にて。

先日、農業共済新聞(新潟版)にて
石井農園のお米販売の取り組みを紹介して頂きました。 
P1020144.jpg
※農業共済とは何ぞやって方の為に豆知識を。 
 農業共済・NOSAIというのは、農家が掛金を出し合い共同財産を積み立て、
 災害を受けた農家は、その共同の財産から共済金を受け取るという仕組み。
 台風・洪水・冷害などの自然災害や病虫害などのリスクから、作物・家畜・農業施設を
 安定的な農業経営の為に支える制度で、農家にとって無くてはならい存在です。  
 農業共済新聞は、そのNOSAIさんの新聞です。


新聞の中では就農経緯~就農後の取り組みや、今の農園概要、
販売状況などを記事にして頂きました。

ぶっちゃけ、大きな農家さんや先進的に米直売に取り組まれてきた
方達から見れば、石井農園なんてのはまだまだ米粒のような存在であります。

しかしながら、私が農業を始めたばかりの頃から比べれば、
ウチのお米を買ってくれるお客さんが少しずつ増えてきてくれたおかげで
稲作部門もなんとかやっていけるようになりました。

本当に、お客さん達に感謝の気持ちで一杯です・・・!



そんなお客さん達に、昨年は大変ご迷惑もお掛けしました。
新米を待たずして、早くに米が売り切れてしまったのであります。

震災に端を発した物資のパニックもありましたが、
根本的な問題として、我が家のお米の生産量・農地面積の限界を感じました。

現在ウチの農地(水田)は自らの土地、借地合わせて5.7haです。
※100M×570Mの面積です。


この面積は私が就農したときと変わっておりません。

就農当時、5.7haの水田経営で親子二人が食って行く事は容易でないと思い、
米の直売拡大と、一部の水田を転作(畑化)して野菜栽培を導入することで
農作物販売額と、利益率を増加させて経営を改善・発展させようと親子で頑張りました。

そして今では4.2haでお米を作り、1.5ヘクタールでネギなどの野菜をそだてております。

水田と畑の輪作体系(野菜の病気などの連作障害や畑雑草を軽減する為に
1~2年おきに田んぼと畑を入れ替えるのです)のことも考えると、主力のコシヒカリを
作れる面積は結構限られます。

コシヒカリは草丈が伸びやすく、倒れやすい特徴を持った米の為、
野菜や大豆などを作った後の田んぼでは土が肥え過ぎていて
上手にコシヒカリは作れないのです。(草丈が伸び過ぎて倒れます)


今後、もっとお米を沢山作りたいし、野菜栽培にももっと挑戦したいです。
なので、農地面積を広げる事が石井農園の課題の一つであります。
なんとかやっていける経営から、安定的な経営にせねばなりません。

中山間地では耕作放棄地が増えて問題となっている反面、
ある程度区画の整った平野部ではなかなか農地が流動しない地域も少なくないです。

うちの回りも、空いている田んぼなんてのはありません。
そんな中で私に出来る事は、とにかく農業を頑張って、
地域の中で一目置いて貰える若造を目指す事。

なんかあったとき、「あいつに田んぼを任せてみるか」と
思って貰える農家になる事です。 

信頼して貰える為に、頑張らないとです。



・・・新聞のお話からちょっと脱線してしまいましたが、
そんな意気込みでこれからも石井農園は頑張ります。

記事に取り上げてくれたNOSAI新潟の担当さん、ありがとうございました!

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コメント

Re: 農業共済新聞にて。

新年あけましておめでとうございます!
鳥取からさとうです

昨年このブログを発見して以来同じ農業人として興味深く拝見させて頂いておりました。今後ともよろしくお願い致します。

さて、新聞の記事とは関係ないのですが気になったことがあって・・・

20a残ったネギを春に?とおっしゃっておられましたが、その後どうなりましたでしょうか?少しずつ出荷されておられますか?

鳥取も人事ではなく、雪は毎年大きな問題となっております
そのため、この問題を解決すべく、技術的な対策やJAでは出荷規格の緩和など、様々な取り組みがなされております。

私の圃場でも5a程ネギが残っており、ある対策を施しました
それは、「ロープを張る」ことです。
30cmくらいの積雪であれば、風上のネギはほぼ残り、風下のネギは7割方折れてしまいます。しかしそれ以上の雪となると、全面的にやられてしまうことがこれまでの経験からわかりました。
そこでロープを張るとどうなるか?

<30cm以下の積雪>
ほぼ100%問題なく残る。一部ロープからはみ出てしまったネギはやられました

<30cm以上の積雪>
7割程度は葉が折れることなく残る。1m程度の積雪でも大丈夫。残り3割も、緩和された規格で問題なく出荷可能。新潟の豪雪ではどうなるかわわかりません(><)


ご存じだったらすいません!!

石井さんのように春にむけて品種を選ぶのも一つだと思いますが、高騰する時期に農閑期ではありますが、体づくりの一環として雪の中から掘り出し、ちびちび出荷するのもありかなとは思います。ただ他にやるべきことがあったり、バカンスにされるのであればめんどくさいロープ張りはせず、春を待つのも一つかと思います。

コメントありがとうございます。

【さとうさんへ】
コメントありがとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年も宜しくお願い致します(^-^)

ネギ出荷作業の進捗については、丁度本日の
ブログでもアップさせて頂きました。
前回収穫分は今週中に終了予定で、その後は残りの
20アールに取り掛かる予定です。

鳥取も積雪が問題ですか。
やはり冬の日本海側は辛いですよね。涙

ロープによる雪害回避の貴重な情報ありがとうございます!

こちらの方でも台風の時期に支柱とロープを使って
ネギの葉折れを回避する農家さんはおりますが、
ロープ固定が雪害にもそんなに有効だとは驚きです。
来年は私も実行してみたいと思います。

さとうさんの云う通り、関東と違って
積雪のある日本海側ではこの時期地場産野菜が
極端に少なくなります。

当然、農家の作業効率も下がりますが
市場での値段は供給が絞られる分安定している実感があります。

多少苦労してもやる価値はあると思いますので、
私も「雪の中でも出来る事」を色々研究したいと思います。

改めて、良い情報をありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します<m(__)m>!

Re: 農業共済新聞にて。

追記
やはり新潟もいますよね!

<ロープの張り方のコツ>
1、支柱は直径3cm程度のしっかりした竹を使う
2、ロープはマイカ線を使う
3、支柱は5mピッチ以下で、ネギから5cm~10cm程度話して、やや斜めに刺す
4、ロープは緩まないように、1回転の輪っかを作って支柱に通し、左右にゆすって緩みをとる
5、ロープの高さは残すべき葉の高さよりも10cm程度とする
6、ロープを張り終えると、できれば?2mピッチくらいで左右のロープを短い紐でくくる


※イメージとしては、切っても切ってもとんがりコーンを作るような感じ


問題の作業時間ですが、一人でやった場合、10aあたり1.5日~2日です。紐を切ったり、竹を切ったりを考えるとさらに時間が・・・
お金があれば単管でもあればですが



分かりにくい説明ですいません!!
写真がないので、またアップしますねv-54

他にもトタン板をまるごと屋根にしてしまう人や、ナスのクロス支柱みたいにしてトタン板で屋根を作るひともいますが、どんなけトタン板あるねん!って感じですね(笑

コメントありがとうございます。

【さとうさんへ】
詳細の解説ありがとうございます。
物凄く勉強になります!
※とても分かりやすい説明ですよ!

ネギの上にトタンで屋根を作るって人が
いるのですか!? 物凄いですね!

ホントにどんだけトタン板あるんだろう(^_^;)

Re: 農業共済新聞にて。

補足

たびたびすいません(><)

ロープの張る高さですが最低でも10cm以上で、トンガリコーンができればそれ以上でも構いません。
あと5mピッチとありますが、新潟の雪を考えるとできれば2mピッチぐらいが望ましいような気もします。

鳥取は昨年の1月、記録的な豪雪で、ピッチの甘いところは竹が折れたりロープ重みでが緩んだりしたとこもあったような記憶があります。



いずれにせよ、雪解け早く、田植え準備前に終われると良いですね!
もし参考になれば是非試して下さい!私はまだまだ改善途中ですが、上手い人は何事もなかったかのようにきれいなネギを出されていますv-219


コメントありがとうございます。

【さとうさんへ】
詳細な追記ありがとうございます。

確かにピッチを詰めれば相当な寒波
(地吹雪クラスの暴風でも)踏ん張れそうですね。

気象条件の悪い時に出荷が出来る事は
かなり経営に有利に働くと思いますので
是非来年は試験をしてみたいと思います(^-^)

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石井農園について

石井農園

Author:石井農園
300年続く越後の米農家、石井農園です。新潟県弥彦村にてお米・野菜を育てています。

親父(石井晃 9代目:写真右)、
私(石井知治 10代目:写真左)
ブログやHPの運営は10代目が担当しています。

【2024年の作付け計画】
水稲・・・940アール
※コシヒカリ、こしいぶき、こがねもち、つきあかり
園芸・果樹・・20アール
※銀杏、キウイフルーツ、ねぎ、トマト、ナス、オクラ、スナップエンドウなど少量多品目。

石井農園のホームページ

HPにて石井農園のコシヒカリ・農作物を販売中
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