2020年11月23日 23:05
10月15日のエゴマ畑。
徐々に葉っぱが枯れ始めてきました。

11月1日のエゴマ畑。
だいぶ葉っぱが枯れて、養分が種に転流されて行った感じです。

こちらがエゴマのさや。
指で軽く叩いてみると・・・

エゴマの種が出てきました!

種もいい感じに熟しているようです。
むしろ、これ以上収穫を遅らせると、風で揺れるだけで種が落ちていくので
全部畑に種が落ちて収穫できなくなってしまうかもしれません。
急いで収穫!
刈り取ったエゴマをバタバタとたたきつけて鞘から種を落とします。

子どもたちもお手伝い。
バシン!バシン!と見事な太刀筋。さては水の呼吸か。
茎からたたき落としたエゴマの種には、葉っぱや枝のかけら鞘などが
混ざっているので、かごで濾したり、扇風機で軽いごみを飛ばしたりして選別、選別。

これでひとまずエゴマの種の出来上がり。

でも、このまますぐには油に出来ません。
搾油する為には、種をしっかり乾燥させる必要があります。
搾油に適する理想の水分量は4%~7%。

晴れの日を選んで、ハウスの中でエゴマを広げて天日干し。
この時にも、エゴマに混ざる茎や葉のかけらを見つけては取り出し取り出し・・・
鋭い目線の妻・・・完全に全集中。
その後、種を洗って・・・また干して・・・ようやく、
「搾油できる状態のエゴマ」になりました!

その後、調整済みのエゴマの種をもって、県内のエゴマ農家さんのもとへ。
搾油機で、石井農園産エゴマを搾ってもらいました!

黄金色の油! これぞ完全なエゴマ油!

エゴマ農家さん、色々良くして頂きありがとうございました。
全部で6本半のエゴマ油が穫れました。

1本120ミリリットルの瓶なので、780ミリリットル。
ちなみに、搾油前のエゴマ種は約2㎏。水分量は4.8%でした。
1㎏のエゴマからは300~400mlの油が採れるらしいので、
まぁまぁな搾油量ではないでしょうか。
さらにちなみに、今年のエゴマ栽培面積は0.25aくらいで2キロの収穫だったので、
収量を10a換算すると約80㎏となります。
これは平均(100㎏位)から見るとやや少ない。
しかしながら、育てたエゴマが油になるのは想像以上の感動がありました。

選別、乾燥、洗いの工程がちゃんとできていないと、
不純物の多い、濁った油になってしまうそうです。
今回の油の出来はエゴマ農家さんからも「とてもきれい」と太鼓判を頂きました。
エゴマの栽培はさほど苦労はありませんでしたが、
収穫~選別~調整作業はすべて手作業の為、かなりしんどい。汗
油の生産量を増やすためには当然、栽培面積を増やさなければならないし
手作業の収穫~選別作業ももっと簡略化していかないとならない。
試行錯誤は続きますが、この美しい油の感動をバネに
来年はさらに良い油をもっと沢山作れるように頑張りたいと思います。
徐々に葉っぱが枯れ始めてきました。

11月1日のエゴマ畑。
だいぶ葉っぱが枯れて、養分が種に転流されて行った感じです。

こちらがエゴマのさや。
指で軽く叩いてみると・・・

エゴマの種が出てきました!

種もいい感じに熟しているようです。
むしろ、これ以上収穫を遅らせると、風で揺れるだけで種が落ちていくので
全部畑に種が落ちて収穫できなくなってしまうかもしれません。
急いで収穫!
刈り取ったエゴマをバタバタとたたきつけて鞘から種を落とします。

子どもたちもお手伝い。
バシン!バシン!と見事な太刀筋。さては水の呼吸か。
茎からたたき落としたエゴマの種には、葉っぱや枝のかけら鞘などが
混ざっているので、かごで濾したり、扇風機で軽いごみを飛ばしたりして選別、選別。

これでひとまずエゴマの種の出来上がり。

でも、このまますぐには油に出来ません。
搾油する為には、種をしっかり乾燥させる必要があります。
搾油に適する理想の水分量は4%~7%。

晴れの日を選んで、ハウスの中でエゴマを広げて天日干し。
この時にも、エゴマに混ざる茎や葉のかけらを見つけては取り出し取り出し・・・
鋭い目線の妻・・・完全に全集中。
その後、種を洗って・・・また干して・・・ようやく、
「搾油できる状態のエゴマ」になりました!

その後、調整済みのエゴマの種をもって、県内のエゴマ農家さんのもとへ。
搾油機で、石井農園産エゴマを搾ってもらいました!

黄金色の油! これぞ完全なエゴマ油!

エゴマ農家さん、色々良くして頂きありがとうございました。
全部で6本半のエゴマ油が穫れました。

1本120ミリリットルの瓶なので、780ミリリットル。
ちなみに、搾油前のエゴマ種は約2㎏。水分量は4.8%でした。
1㎏のエゴマからは300~400mlの油が採れるらしいので、
まぁまぁな搾油量ではないでしょうか。
さらにちなみに、今年のエゴマ栽培面積は0.25aくらいで2キロの収穫だったので、
収量を10a換算すると約80㎏となります。
これは平均(100㎏位)から見るとやや少ない。
しかしながら、育てたエゴマが油になるのは想像以上の感動がありました。

選別、乾燥、洗いの工程がちゃんとできていないと、
不純物の多い、濁った油になってしまうそうです。
今回の油の出来はエゴマ農家さんからも「とてもきれい」と太鼓判を頂きました。
エゴマの栽培はさほど苦労はありませんでしたが、
収穫~選別~調整作業はすべて手作業の為、かなりしんどい。汗
油の生産量を増やすためには当然、栽培面積を増やさなければならないし
手作業の収穫~選別作業ももっと簡略化していかないとならない。
試行錯誤は続きますが、この美しい油の感動をバネに
来年はさらに良い油をもっと沢山作れるように頑張りたいと思います。