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芸術品

2020年06月25日 22:44

ふと格納庫を見たら・・・・

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上になんかある!
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一輪挿しのやつ!?
ここに!?

どこの陶芸家の作品かと思いましたが、製作者はハチのようです。
トックリバチ・・・かと思いきや、たぶんコガタスズメバチの巣みたいです。

真下で作業しているときに落ちてこないことを祈る。

溝切り

2020年06月20日 22:31

6月下旬。
稲も大きくなり、照り付ける太陽は夏の様相。

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さて、この時期の稲作農家の仕事と言えば、やっぱり溝切。
田んぼを乾かすガス抜き~中干しとセットで行う作業です。

田んぼに溝を切ることで、用水の入水・排水をスムーズに行うことが
できるようになります。

溝切りの詳しい作業の模様は、2019年の石井農園溝切りブログにて!


さぁ、綺麗な溝が切れました。
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泥に描いたこの溝は、適度に乾かすことで強固に固まり、水を流しても
形が崩れないようになります。
秋の稲刈りが終わった時にも、しっかり溝の跡が残っています。

田んぼの大事な水路です。

散歩とミツバチ。

2020年06月14日 23:33

ミツバチに興味をもってから、
「今の時期、自分の住んでいる地域にはどんな花が咲いてるかな?」
と、時折草花をながめる散歩をするようになりました。

ふと見ると、空き地に沢山のクローバー(シロツメクサ)。
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耳を澄ますとぶんぶん羽音も聞こえます。

ほらいた。
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黄色っぽい体色、西洋ミツバチと思われます。
せっせと蜜を集めていました。 うーむ、かわいい。


さらにトコトコ歩いていくと、ナヨクサフジが沢山咲いています。
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ここでもぶんぶん羽音が聞こえる。

ほらいた!
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すこし白黒っぽい体色の、丸っこいミツバチです。
日本ミツバチと思います。

こちらもせっせと蜜を集めています。
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弥彦だと、この時期矢川の土手周辺にたくさんのナヨクサフジが咲いていて
沢山の日本ミツバチが飛んでいます。

本当に沢山飛んでいます・・・なのに・・・なのに・・・
なぜ私の巣箱には来てくれないのだ!?涙

※すでに今年の分蜂シーズンは終了。チーン・・・・

石井農園のミツバチマンション(巣箱)には、今年も今のところ入居者ゼロ。
大家である私の努力がまだまだ足りないのだと思います。

今年も一年、ミツバチの生態・周辺の分布を観察しつつ、
来年の分蜂シーズンに向けて勉強したいと思います。

管理機と心を通わせる。

2020年06月14日 17:33

ネギの土寄せをやってるときは、管理機と心を通わせることに神経を研ぎ澄ませます。

管理機がまっすぐ走らない時に、右へ~左へ~ と、力任せに従わせようとしていると、
因果応報、管理機も素直に従わないばかりか、自分の足腰が疲弊して翌日は
ガクガクブルブル足腰が立たなくなります。
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管理機の心の声に耳を澄ませていると、ある時ふっと管理機がゆう事を聞くようになります。

重心移動と言いますか、タイヤ側でなく、おしり側を振るようにそっと促すと
管理機は素直に従ってくれるのです・・・。
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土寄せは、ネギの成長に合わせて数回に分けて行います。

とくに水はけの悪い畑の場合は、梅雨が来る前に通路部を掘り下げて
ネギの根を大雨から守る(通路部を低くして排水路代わりにする)必要があるので
一層しっかり土寄せを行います(もはや畝割と呼ぶべき作業)

管理機と心を通わせ、土寄せ、土寄せ・・・
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心が深く通っていると油断しきったその時、管理機のロータリーが
ちょっと大きめの砂利を噛んでキックバック ⇒ たるんだ私の下っ腹にキレのいいワンパン!

ちょ・・・! 普通にあぶない!

管理機作業に神経を研ぎ澄ますのはいいけれど、決して油断してはいけません。
油断大敵、いや、まじで。


※キックバックとは、石や硬い土にロータリーなどの回転物があたることで
 跳ね返り、飛び跳ね・押し倒しなどの事故につながる危険な現象です。
 詳しく知りたい人は、管理機・キックバック・ヒヤリハット などでググりましょう。

ガス抜きやってます

2020年06月02日 23:32

新潟もここ最近夏日が続いております。
暑い・・・ああ暑い・・・・・・(余計に暑くなる)。

さて、ちょうど田植えから一カ月たった田んぼでは、
一回り大きく、たくましくなった稲たちが葉を広げています。
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そして土中ではガスが発生しています。

・・・ガス!?

そうなのです。
気温が上がってくると、前年の稲ワラや根っこなどの有機物が土中で分解が進み
その過程で硫化水素などのガスが発生します。

有機物の分解のよって発生するガスは稲の根の成長に悪影響を及ぼすため、
この時期田んぼの水を抜き、土中に空気を送り込んでガスを抜く、「ガス抜き」という
作業を行います。

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ガス抜きが終わると、またたっぷり水を張ります。

これから稲の分げつ(茎が増える事)も進み、一気に田んぼは
一面が緑色の草原の様になっていきます。

今からとっても楽しみです。