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2013長ねぎ 半分終わりました!

2013年10月27日 00:09

タイトルのまんまでありますが、
長ネギの収穫がようやく折り返しを迎えました!
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残り後55アール。

今年は栽培面積を減らした事もありまして、
順調に行けば市場出荷のネギは今月末~12月上旬位には
落ち着きそうです。

スーパーインショップ用の出荷は粘りに粘って
来年の2月位まで続けたいなと思っています。
※雪で葉が折れても価格と味で勝負・・・!汗


最近ブログの更新頻度が下がっておりましてすいません。汗

ネギ掘り・さといも掘りの疲労が溜まってるせいか、気温が下がってきたせいか、
もう眠くて眠くて・・・・つい。汗 

まぶたにセロハン張ってでもブログを書いてやる!
・・・という気持ちだけはいつも心の片隅にあることはあるので、
今後もコツコツ更新します! 

すいません!




2013 里芋収穫。

2013年10月21日 00:35

台風に煽られ過ぎたせいか、
それとも最近の急激な気温の低下によるものなのか、
里芋の葉っぱが一気にくたびれてきました。
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芋の葉っぱがくたびれてくると言う事。
これすなわち「芋掘れ」のサイン。


昨年、自家用と翌年の種芋生産の為に里芋を育てた際、
収穫はスコップを使って行いました。

ガッツリ根を張った里芋を掘り起こすのはそれはそれは重労働でして・・・
途中で本気で掘るのを辞めようかと思いました。

なので今年は機械に頼ろうと思います。
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トラクターに付いているのは現在絶賛稼働中の長ネギ掘り機(振動タイプ)。

この振動掘り取り機は掘り取り部のアタッチメントを取りかえることで色んな作物を
掘ることが出来る優れモノなのですが(久保農園さん、本当にありがとうございます)、
今回、アタッチメントを買うお金を渋っ・・・いや、長ネギ掘り用のパーツでも
里イモ掘れるんじゃねーか?と思ってそのまま芋掘りに流用する事にしました。


そしたら無事に掘れまして。
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※一応それなりの負荷は掛かっていると思うので、基本は作物に合った
 専門の掘り取り機オプションを使う事をお勧めします。汗

機械を通して根を切りって、株を浮かせた後に
葉っぱを持って株を揺すって土を落とす。 

昨年のスコップ掘り上げ程ではないにせよ、重労働には変わりません。
こ・・・こ・・・・腰が! 腰がー!  


そして問題の芋はと言うと・・・・
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なかなかくっついているではありませんか。


里芋の規格についてはまだ勉強不足なのですが、
それなりに大きなイモが採れたのではないかと思います。
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その後整地キャリアとつけたトラクターに乗り換えて株を回収。
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一畝(50メートル弱)の収穫で整地キャリア一杯と軽トラに少々の収量です。


この里芋達は地元スーパーの直売コーナーや様々な農業イベントなどで販売する予定です。

出荷が冬のあいだ長期に渡って続く事、そしてこの芋の中から来年の種芋も
確保する予定の為、芋はバラバラにせずに塊のままハウスに保管します。
 
※里芋は芋をバラバラにすると割れた傷口から傷む事があるので
 保管する場合は傷口を作らないように掘り上げたまま保管すると良いそうです。


芋掘りの進捗は1/12畝、あと11畝掘らないと・・・。
あんまりゆっくりしているとどんどん天候が時雨てきて更に掘り難くなる為
(土が濡れていると芋に土がまとわりついて非常に重く、作業がはかどらない)

秋晴れが望めるうちに一気に掘り上げたいと思います。
晩秋はネギ掘りと芋掘りの同時進行です。
重量野菜ってのは、ほんと体力勝負ですね。汗


台風連続の事態に改めて経営を考える。

2013年10月18日 00:26

先日の台風26号は、「10年に一度の台風」という
報道の通り、日本の広い範囲に被害をもたらしました。

ウチのネギ畑でも強風により幾らかの葉が折れました。
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しかし想定していた程の被害では無かったので、なんとか台風をしのぐことが
出来たとホッと胸をなでおろしておりました。


が、今日のニュースを見ていたら早くも台風27号が発生し、
来週には日本に向かって北上して来るとか・・・・ちょっ・・・・!

本当に今年はどーなってるの!? 


台風だけに限った話では無いのですが、昨今の気象は
強風(爆弾低気圧)、大雨など露地栽培の野菜にとって
深刻なダメージになりかねない天候が多発しております。

特に畑の殆どが転作田である私にとっては、
ちょっとしたゲリラ雷雨でも根ぐされなどの被害が出る為
しょっちゅう天気予報にハラハラさせられています・・・汗

市場への安定出荷は勿論ですが、去年から始めたスーパーへの
インショップ出荷では周年を通して品物の供給が途切れないように
なるべく計画的かつ安定的に作物を栽培せねばなりません。

天候に大きく左右される転作田での露地栽培に大きく比率をとっている
現在の栽培体系では、今後も計画的な栽培を達成するのが難しいのではないかと
今年の度重なる台風のなかで改めて感じています。


対策としては、作業計画が天候に左右されにくい畑の確保(排水良好地など)、
もしくは天候の影響を受けない施設の建設(ハウス)。

施設(ハウス)については冬季の出荷安定の為にも建設しなければならないと考えています。


その上で、今後は長ネギも含めた露地野菜の経営比率は
もう少し下げる事を考えています。

具体的には、稲作(園芸に比べて天候リスクが少ないので増)、
露地野菜(天候の影響が大きいため転作田は減)、
施設野菜(周年化、安定供給のため新設)
の方向にバランスをとっていくべきなのかなと思っています。


ハウスの建設については投資金額も大きなものになるので
冬の間じっくりと考えて行きたいと思っています。


あー、ドラえもんの「天気決定表」が私の手元にあればなぁ・・・・。


2013キャベツの今。

2013年10月12日 21:45

今年も挑戦中の冬採キャベツ。
※播種~育苗~定植までのお話はこちら。


今年は播種時期・育苗セルトレイを修正したことで
10月上旬現在、非常に生育旺盛に育っております・・・!
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今年こそは立派な雪下キャベツを!と意気込んで育ててきた甲斐がありました。


予定では雪の降りだす12月中旬ごろから収穫を目論んでいたのですが、
既に結構結球が進んでおりまして、どうやら今月末~11月頭位には立派な
玉になりそうです。
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成長してくれたことは嬉しいのですが、実は少し困った事情もあります。

私はスーパーの直売コーナー用にキャベツ達を仕込んでいるのですが、
11月は県内産秋キャベツの収穫時期でもある為、スーパーでは
キャベツの特売が良く行われるのです。
(不作年でなければ地モノの旬時期は供給が潤沢な為、価格も安くなります)


なので個人的には地モノが無くなり、キャベツの店頭価格が安定する
12~2月頃に掛けて出荷したいのであります。

育てているキャベツの品種は「彩音」。
品種特性として在圃性が良く(畑に置いておける期間・収穫適期が長い)、
裂玉もし難いとの事なので、なんとか体を温めた状態のまま(収穫適期の意)
冬が来るまで畑でスタンバっていてほしいと願っています。汗


※今年の冬キャベツはまだ試験栽培の域を出ない1000株程度の作付けです。
 今後作付け面積を増やす為には、玉を安定して大きく育てることは勿論、
 出荷時期を可能な限りコントロールできるようにすることが必須です。
 まだまだ、経験積んで勉強せねばならない事が多いです。汗

白菜2013。

2013年10月11日 22:35

先日の台風24号は新潟に到達前に温帯的気圧になりましたが、
それでもまだまだ威勢がよくて強烈な風をネギ畑にお見舞いしてくれました。

これはさぞ甚大な被害が・・・と、ガクブルしておりました所、
温帯低気圧の足が早かった事が幸いして強風は1時間程度で収まり
ネギ畑の葉折れ等の被害も最小限で済みました。

いやーーー本当に良かったです!涙



さて、話が変りまして・・・
冬季のスーパー直売用品目として、主要野菜のネギの他に
里芋・キャベツ・白菜を仕込んでいこうと思っております。

今日はその白菜についてのお話。

8月23日に種をまき、苗を育て、
台風18号襲来直前の8月15日にまさかの植付敢行。
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今年の夏~秋は長雨の影響で中々畑を耕す事が出来ず、
定植時の土の状態も非常にゴロゴロしていて活着が心配でした。


それでも、その後の白菜達は台風18号、24号の風雨にも耐えて
徐々に葉を広げて大きくなってきました。
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しかしこの生育ペースで冬までに十分な玉になるのか心配です。
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冬の雪下貯蔵も考えて品種は寒さに強く保存性の高い
晩性種(冬峠・CRオリンピア・冬越2号)を選びました。

晩性種の生育期間は当然ながら長く、およそ85~90日と言われているので
順調な生育をしてもギリギリ11月末までかかる計算です。
※11月末~12月になると気温もさがり、殆ど野菜は成長しなくなります。

定植時の環境が悪かったことに加え、9月末~10月現在まで
殆ど雨が降らず、畑が乾燥した状態が続いておりました。

今後は適度に雨も降りそうなので、まだ気温が高いうちに出来る限り
大きく成長して、雪の降り始める頃には美味しい鍋の具として
デビューできる様にせっせと世話していきたいと思います。

ネギの収穫が忙しくなってきました。

2013年10月06日 23:32

9月の稲刈~、10月の新米発送も一段落し、
ようやくほっと一息・・・・・・


と、行きたい所ですがそうもいきません。

米の次はネギ!
ネギの収穫出荷作業が本格化してきました。
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これまでもスーパーへの出荷や、稲刈りと並行しながらの
市場出荷で、ようやく一区画(30a)の収穫が終わりそうです。

これで残りは80/110a。

新潟は11月の中旬頃から天気が崩れだし、
12月10日頃に一度どかっ!と雪が降ります。

毎年雪で痛い目を見ているので、今年は降雪前に
畑のネギを掘り切りたい(ハウスに囲いたい)と思っております。

しゃー!頑張るぞ!



※PS
天気予報を見ていると、進路が非常に気になる台風24号。
台風24号

前回の台風18号の時にもネギ畑は甚大な被害を受けました。

台風によるネギぼっきぼきのブログはこちら

今回の台風では威力・進路を見定めたうえで、
試験的に一部区画で風上に「防風ネット」を張ろうかと考えております。

収穫途中のネギが傷むのは耐え難いです。涙
今後の冬の嵐対策の研究も含めて、防風対策をいろいろ模索してみたいと思います。

台風の進路地域の皆さま、作物・施設に被害がないように・・・・
そして何より怪我をしないように注意しましょう。

新米発送2013.

2013年10月01日 00:04

明日から10月です。
10月1日と言えば・・・いよいよ新米の発送であります!
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明日の第一陣新米発送に向けて、
今日は精米や袋詰めに追われておりました。


お米を摺って、袋に詰めて、それをさらにダンボールに詰める。
毎日やってる作業なのですが、数が多いと一日がかりです。
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お米のネット販売を初めて今年で5年目(私の就農から5年)。

年を追うごとに着実にお米を注文下さるお客様が増えてきました。
伝票を一枚書くごとに、ダンボールを1つ積み重ねる毎に、
改めて「ありがたい!」と感謝の気持ちを感じながら作業しています。

お陰様で、また来年も安心して米作りに打ち込めそうです。



梱包の目処がついて作業場から出てきたのが23時。
あたりに響く虫の音と、肌寒い夜風が秋の深まりを感じさせます。

秋と言えばやっぱり食欲の秋。
是非、私達が丹精込めて育てた新米コシヒカリを口いっぱいに頬張って、
お腹いっぱいになって頂きたいです。

そして忘れてはいけないがおまけの「こがねもち(もち米)2合パック」。
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今年も、新米を予約してくれた全てのお客様にもれなくプレゼントさせて頂きます。

おはぎに、おこわに、お餅つきに(2合じゃちょっと少ないかな!?)。
モッチモチの食感ともち米の旨みをお楽しみください。


それでは新米の到着まで、あともうちょっとだけお待ち下さいませ~!