今週水曜日の10:14から、FM新潟の「Gottcha!!」でちょこっと紹介して頂きます。多分、米とかネギの話とか。お時間ある方、水曜日はFM新潟を聞いて下さいませ~。 ◎ブログの応援、何卒宜しくお願いしますー! →
ブログランキング現在の順位は?滝の様な大雨をハウスの中で凌ぎながら、
せっせとネギの出荷作業を進めております。

今年はネギの太りが悪くて予想収量を下回りまくりですが、
なんとか少しずつ数も乗ってきました。
さて。ここから少し長い話になりますが、
ネギについて最近目論んでいる計画についてお話を。
私は現在、栽培したネギの大部分を農協さんを通して市場に出荷しています。
その際、農協さんが定めた規格・ル―ルに沿ってネギを出荷しています。

根っこと葉っぱを落として決まった長さに整え、ネギを太さごとに分けます。
その後、中心等級であるLサイズなどは、この様に3本1束にまとめてテープでとめます。
テープには「やわ肌ねぎ」の文字。

これはよく「品種?」って聞かれる事がありますが、
ネギの品種名ではなく農協・経済連の商標です。
つまり、農協が農家に代わって地域のネギをブランディングしてくれている訳です。
それにより市場で農協ブランドとして一定の信頼と評価をして貰う事が出来ます。
農協を利用すると一定の出荷手数料が掛かりますが、
それ以上のメリットもしっかりある訳です。
その一方で。
主流となっているこの農協規格と差別化するネギも作ることで、
今の出荷のあり方でカバーしきれていない顧客・ニーズに対して
付加価値を提供出来るのではないかと考えました。
具体的に云いますと、ネギを個包装して独自ブランドで市場に売り出します。

写真は幾つか形でネギを包装してみた図。
※一番手前の「越乃葱」袋は久保農園さんの小葱用出荷袋。
市場担当者へイメージを伝える為のサンプルとしてお借りしました。
これがまたサイズ・ロゴのバランス的に長ネギにもばっちり。
当然、テープで結束されただけのネギに比べてフィルムで包まれることで
鮮度保持力は上がります。さらに、切り口から鮮度の劣化が始まる為、
ネギの根っこと葉っぱもあえて切らずに残します。


マイナスの部分では、農家側は包装の手間も資材のコストも増えるし、
消費者の中にも葉っぱがゴミになるとか、過包装だと嫌がる人もいるかもしれない。
でも、「3本束じゃ多い」って消費者や、
「キレイに包装されてる方がいい」って人がちょこっとでもいて
少し単価が高くてもこちらを選んでくれるかもしれない。
ちょっと高単価のラインナップで商品を扱う百貨店や食品店の
バイヤーが市場で興味をもってくれるかも知れない。
要は増えるコスト以上の価値を買い手が感じてくれるかどうか。
現在、既に独自ブランドで市場に農産物を供給している
久保農園さん、
市場の担当さん、包装資材のメーカーさん達に相談~助言を頂きながら
10月以降の商品供給を目指して調整中です。
※独自の印字フィルムを作ると版代・最小ロットの関係で
べらぼうにコストが掛かるので、手間は掛かりますが、まずは商品シールを
フィルムに張る形でスタートします。
しばらくやってみて、ダメならそれもよし。
実際にやってみてどんな評価が返ってくるか知る事に興味があります。
あくまで今は農協出荷を主流にしながらも、
大きな組織・ルールの中では出来ない取り組みは、
個人の領域で色々挑戦してみたいと思います。
【お知らせ】
石井農園のホームページにて新米予約を行っております。
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