宮崎、口蹄疫について。

2010年05月22日 12:43

今更ですが、口蹄疫についての記事を書きたいと思います。

一口に農業といっても畜産・果樹・稲作・畑作・花など、専門が違えば全く素人な訳で、
私自身、畜産業や口蹄疫についての深い知識が無く、今まで一線を引いてました。

けど、多くの現場農家さんのブログを見たり、
対応に追われる関係者さん達の情報を知る中で涙が出てきました。

それと同時に、一線を引いてた自分が恥ずかしくなりました。


もし、自分と同じように口蹄疫について詳しく分からないって方にも、
改めて考えて貰えるきっかけになればと思い、記事を書いた次第です。



私が毎日見ている先輩農家さんのブログで、
埼玉のA-GYOさんのブログがあります。

A-GYOさんのブログでは、
「口蹄疫は自然治癒するのに、何故殺処分するのか?」
などの説明や、口蹄疫報道に関する感想などが書かれています。

そしてA-GYOさん自身は現在里芋や人参、様々な野菜を育てている農家さんですが、
昔実家が養豚をされていた事もあり、家畜への愛情や、そもそもの畜産業としての
考え方なども書かれています。



また、下記に紹介するのは皆宮崎で畜産を営む農家さんのブログです。
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川南町のムッチー牧場だよ~ん
気ままにウロンコロン
ケンゴのソルト日記
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このブログは先のAーGYOさんから教えて頂いたモノですが、
畜産農家でない私も、読んでて涙がでます・・・。



愛情を掛けた家畜を殺処分しければならない胸の痛みは想像できません。
A-GYOさんのブログにも書いてありますが、口蹄疫は人間のインフルエンザと同じく
自然治癒する病気です。

けれども、症状を放置すると一頭が治癒する前に多数の家畜に被害を拡大させる為
産業全体の損害を考え殺処分になる訳です。(自然界の鹿やイノシシにだって感染します)


また、ワクチンの接種に関しても治す為でなく殺す為のワクチンです。

ワクチンを打つことで家畜に抗体が出来れば感染拡大を遅らせたり、
仮にワクチン接種の家畜がウイルスに感染しても放出するウイルスを減らす事が出来ます。

けれども、ワクチンを打って既に抗体が出来た家畜は
新たにウイルスの影響を受けているのかの判断が難しくなり(既に抗体がある為)
伝染範囲の把握・被害状況が分かり難くなります。

更に、国際獣疫事務局(OIE)からは
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「口蹄疫清浄国」と認められるには、感染した家畜やワクチンを使った家畜が
ゼロになってから、3カ月間病気の発生がないことが条件。
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とされています。
そのため、ワクチン接種=殺処分となるんです。



また、畜産業界は農業の中でも特に設備資金が大きく、
回転資金も桁違いに大きい産業です。
規模の大きな農場では社員を雇用している所も少なくないです。
多くの人の生活が脅かされています。 

一日でも早い口蹄疫の終息、
被害にあった農場の経営が再建できる為の十分な補償を願うばかりです。



最後に、
口蹄疫に関する情報はネットで探せば沢山でてきますが、風評や情報が交錯してて
出どころが分からない話も出回りパニックの感が否めないです。

一つだけの情報に頼らず、複数の情報を見合わせて読みとって下さい。



とにもかくにも・・・宮崎の皆さん、負けないで!
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