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ブログランキング現在の順位は?昨日私は、先月にもブログで紹介した
長岡市の久保農園さんのトコロへ行って参りました。
その目的はと云いますと・・・・・
久保さんが試験的に導入していたキャベツのチェーンポット定植を
行ったとの事で、早速感想を聞きに行ったのです!

もーう畑に着くや否や私のテンション上がりっぱなし!
すげー! すげー! マジすげー!!!・・・・連呼。
これらは全てチェーンポットとひっぱりくんを使って定植されているんですが、
下手な手植え(私のブロッコリー畑。汗)よりもずっとキレイに植わってます。

苗の間隔も植え込みの深さもバッチリ。超均一。
土が掛かっているトコロはチェーンポットが見えないので、
知らない人が見れば普通に手植えしたと思うだろうなー。 素晴らしいっ!
ここで何点かポイントをまとめますと、
チェーンポットはネギ用のモノ(CP-303)では無く
株間が広いLP-15を使用します。【ポイント①】
また、定植に使う「ひっぱりくん」もちょこっと違います。

ドコが違うかと言いますと・・・・・
ここ! 【ポイント②】

実はですね、この定植部が少~し長いんです。
これは1万7~8千円位の延長部品を別途で購入して取り付けてるんですが、
これを付けることでLP(ロングピッチチェーンポット)の定植精度が増します。
通常のひっぱりくんでも植えられることは植えられるんですが、
株間の長いLPタイプだと少し浅植えになったりするんです。
そして小さめの株で定植する事。【ポイント③】

ネギみたいに真っすぐ葉の伸びる野菜と違って、キャベツやブロッコリーの葉は横に開きます。
なので、あまり大株にするとチェーンポットを引き出す際に
葉っぱ同士が絡んで株を痛めてしまうのです。
また、定植間隔に関してですが、
LPー15チェーンポットは株間が15センチに設定されているので
植え穴を一つ飛ばしで播種していくのですが、それでも株間は30センチになります。
これは通常の栽培指針よりも少し間隔狭めです。
けれど、メーカーの営業さんや久保さんのお話を聞く所、
株間30センチでも問題なく育てられている様子。
ただし、葉が横に広がるタイプや比較的大きくなる晩生タイプの品種を栽培する際は、
株間30センチで植える代わりに「畝間」を広く調節して坪あたりの株数でバランスを取れば
問題ないとの事です。 ・・・・納得!! 【ポイント④】
最後に、最も衝撃的な「作業時間」について!!!
今回の試験栽培ではおよそ7アールの農地に2600株程度を定植されたそうですが、
その定植に要した時間はなんと・・・・90分程度! 早っ!!

「イメージ通りに出来ました。笑」 と、久保さんも納得の様子でした。
苗箱を圃場に配置したりと、作業自体は親父さん達と
3名で行ったらしいのですがそれでも早い! 早すぎる!
農業のーーー!!定・植・革・命や――――――――!!!
他にも久保さんは様々なメーカーの育苗培土を使って(しかも土壌学に基づいて
メーカーさんと打ち合わせを重ねた特注品とか)コストダウンの為の生育テストを
行ったり、軟弱野菜のハウス栽培にもチェーンポットを用いて育苗を他で行う事で
直播以上のハウス回転数に挑戦したりと常に新しい事にトライしまくり・・・・!
いやはや、何度行っても度肝を抜かれます。 神。
私も現在、久保さんに習ってブロッコリーのチェーンポット育苗の試験を
行っているのですが、今回またも影響を受けまくって目下キャベツの栽培技術、
市場での相場傾向などの勉強を行っている次第です。 ミーハーでスイマセンッ!汗
収穫・調整作業が比較的簡易であること(10a当たり総労働時間は野菜の中では
短く、ネギの4分の1以下)や、品種・作型も多く経営に組み込み易いこと。
何よりも、高齢化などの生産者トレンドから重量野菜の産地・生産者が減っている中、
小売りや加工業者の需要はある程度維持されている事など。
若者だからこそ、あえて高齢化トレンドの逆を行く発想が大事・・・!
※すいません、これ全部久保さんの教えです。 神。
野菜部門メインであるネギの裏作候補として、キャベツの資質は十分。
とりあえず、夏まき~冬採り位から試験栽培で少しやってみようと思います。
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