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ミツバチ2022

2022年04月20日 22:09

未だにミツバチが巣箱に入居してくれない石井農園。

丸太だけは沢山ある!
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という事で更に巣箱を増設。
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こっちにも。
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あっちにも。
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ミツバチが中々入ってくれないのは自己流の丸太巣箱に
問題があるのかもしれないけども、ひとまず今年もやってみる。

凄くわかりにくい写真ですが、中央よりちょっと右側にいるのが日本ミツバチ(黒っぽい)で
左にいるのが西洋ミツバチ(黄っぽい) ・・・と思います。
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是非我が家の巣箱にもお越しくださいませー!

2022 日本ミツバチの巣箱作り

2022年02月10日 09:37

「日本ミツバチを飼いたい!」 と言い出して早3年。
これまでの2年間、巣箱を設置するも中々日本ミツバチさんには入居して貰えず。汗

春になると沢山飛んでいるのでいるのは間違いない。
今年こそは・・・・!  という事で新しい巣箱を作っています。

丸太をタガネで割って・・・(四方に割ってから中をくりぬき)
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張り付ける。
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接着剤を使う事に悩みましたが、調べたところ日本ミツバチを飼ってる先人たちは
木工バンドを使ってもミツバチの入居に問題ないようなので一安心。

インシュロックで縛って接着剤が固まるまでしばし放置。
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日本ミツバチの巣箱といえば、板を張り合わせて作る「重箱式」が現在は主流ですが、
我が家には丸太が沢山あるので何とかこの丸太式に入居して頂きたい。

今年こそ日本ミツバチさんのお眼鏡にかないます様に。


シソにミツバチ

2019年09月20日 23:55

エゴマの花が咲きそうだ!

と、喜んでおりましたら、車庫脇の畑ではシソがすでに花盛り!
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エゴマとシソは近くに植えると交雑しますので注意しましょう。
我が家は400メートルくらい離しております。
(間にある他のお宅の畑にシソがあったような、なかったような・・・!)

初夏にシソジュース作りで葉を収穫してから、シソのこともすっかり忘れておりました。
その後も逞しく成長を続けて、こんなに大きく(草丈170㎝くらい)なりました。

折角立派な花が沢山咲いているので、これも実が出来たら収穫して食べてみようかな。

おや? よく見ると、ミツバチがシソの蜜を吸っている!
※わかり難いですが、写真中央です!
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しかも沢山ミツバチがいる!

わぁー! シソの蜂蜜舐めてみたいー!
ってか、私の巣箱に入ってほしいー!
※今年は一匹も入りませんでした! トホホ!


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例年、10月1日から新米を発送させて頂いておりましたが、
今年は栽培面積増加によって稲刈りが長引くことが予想されるため
10月10日からの新米発送とさせて頂きます。
※到着日指定のお客様は、確実に到着できるように10月13日以降の日程で
  ご指定頂くようお願いします。

この機会に是非、石井農園のお米をご賞味頂けたら幸いです。
何卒、宜しくお願い致します!

初夏のミツバチと、巣箱の今。

2019年07月07日 14:03

まだ梅雨明けの便りの届かない新潟。

じめじめした梅雨は苦手ですが、鮮やかに咲くアジサイは
梅雨ならではの見事な景色。
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雨の合間を縫って、アジサイにはミツバチがやってきてせっせと蜜を集めています。
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ミツバチかわいいなー。
しかし、このハチは我が家のハチではなく、どこかからやってきているよそのハチ。


5~6月の分蜂シーズンには前年ながら入居が無かった我が家の巣箱たち。
夏分蜂の可能性は限りなく低いものの、ああ、早く我が家の巣箱にもミツバチが
やってこないかなぁ・・・   

なんて、思っていたら!
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ふと、感じたんですよね!  

気配!? これが気配っていうのかしら!?


巣箱をのぞいてみたら・・・




あり。 超アリ。 
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巣箱に異常あり(蟻)! 

これ全部アリです。汗
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まさか、アリが巣くうとは。汗

ってか、アリは迷路のような巣を作るものなのではないのか?
巣箱の中にびっしりと張り巡らされた(?)アリたちは、器用に内壁に卵や蛹を張り付けて
私の巣箱をアリの王国にしていました。

これではミツバチは入るまい・・・汗

巣箱から放たれたアリたちはあたり一面をうじゃうじゃと這いまわり、
そこらじゅうが蟻だらけになってゆく、、、!このままでは蟻に呑まれる!と思い、
コンプレッサーのエアブローでひと思いに薙ぎ払ってやろうかと考えましたが、

巣箱を持ち上げられて大混乱していているアリたちを良く見ると、
卵や蛹をくわえて右へ左へ必死に逃げ場を探すアリたち・・・ 
なんだか情が湧き、そっと巣箱をもとの位置に戻しました。

まぁいいさ。
巣箱は他にもある、一個くらい貸してあげよう。

まさかの養蟻(ようぎ?) 2019、夏。
しばし蟻の様子も見守ってみようと思います。



最後に。

アジサイの葉っぱを良く見ると、1㎝にも満たない小さな赤ちゃんカマキリがいました。
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まぁーかわいい!

でもよく見ると、そこら中がちびカマキリだらけで、ちょっとキモかったです。

ミツバチが、畑に来た!

2019年04月30日 23:11

一面の菜の花畑。 花畑の中に息子の顔が見えます。
はしゃぎまわる息子の服が、花粉で黄色くなっていることは言うまでもありません。
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これは収穫が終わったとう菜の畑です。
通常は収穫が終わると残った株をすぐにトラクターで耕して、
次の作物の肥料になるように土に還します。

が、今年はあえてすぐに潰さずに、脇芽を伸ばして花畑にしました。

そうです、この地域のハチ事情を調べるために
「菜の花レストラン」にしたのです!

さてさて~ミツバチいるかな~


あ、いたーーーー!
と思ったらハナアブ。
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こっちも、なんかちっちゃいアブ?ハチ?
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今度こそいたーーー!
と、思ったらやっぱりハナアブ。
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その後も、ハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブ
ハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブ
ハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブハナアブ・・・・ ジョジョか!



おい! アブしかいないのか!?
ハナアブばかりの菜の花レストランが2週間ほど続きました。
※ハナアブも植物の受粉を助けるのでとっても大事な虫です。

そして4月29日。
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ミツバチいたーーーー!
良く見れば、沢山いる!今までアブばっかりだったのに!

急に沢山飛んできました。
気温? 蜜源としてようやくロックオンされた?

しばらく感激しながらシャッターを切っていて気付いたのですが、
多分、このミツバチは「西洋ミツバチ」。
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全体的に黄色っぽい身体、そして後羽根の支脈がY型・・・・のような。
※詳しく知りたい方は、「日本ミツバチ 西洋ミツバチ 違い」でレッツGoogle。

西洋ミツバチは飼育種で、基本的には誰かが飼っているはず。
オオススメバチへの耐性も無い為、野生化では生存~繁殖できないとされています。

石井農園の周囲4㎞には養蜂家、西洋ミツバチの存在はないはず・・・?
他の地域から逃げてきた? いちご農家さんなどの受粉用蜜蜂が逃げだした?
うーむ?


翌日4月30日。
昼食のあと、きょうも菜の花畑で昆虫観察。
すると・・・・



身体は黒っぽく、西洋ミツバチよりちょっと小さい蜂を発見。
こ・・・これは・・・・・!
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きっと日本ミツバチ!

※と、思いましたが後で調べたらこれも日本ミツバチではなく、
 コハナバチの一種ではないかという懸念が・・・

まだ日本ミツバチと断定できる姿の確認が出来ておりませんが、
後は私が用意した巣箱にミツバチが入ってくれることを願いながら
しばらくは田植えに専念します。

※西洋ミツバチも機会があれば飼ってみたい・・・

花見じゃなくて、ハチを見る。

2019年04月14日 20:28

弥彦から車で20分。
新潟市の上堰潟公園に行ってきました。

桜が満開!
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菜の花も咲きまくり!
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最高の花見日和です。
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妻、息子たちはガツガツ団子をむさぼっています。
花より団子とはこのことだ。



やれやれ、、、、



花より、




蜂だろ。
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すっっっっっごくミツバチがいっぱいいるー!
お父さん(私)だけ違うベクトルで大興奮。

目の焦点を花ではなくミツバチに合わせると、もの凄く沢山のミツバチが
花畑の中を飛びまくっていることがわかります。

下を見れば、菜の花、仏の座にぶんぶんぶん。
上を見れば、桜の花にぶんぶんぶん。
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クマバチもいました。
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デカい!


しかしこうしてみていると、いろんな花が咲いている中でも
「菜の花」に圧倒的にミツバチが群れていました。

この時期ミツバチにとって最も人気の花は菜の花なのかな?
そういえば、過去に私がとう菜の花を咲かせた時も沢山のミツバチが
集まっておりました。

うむ、今年無事に巣箱に蜜蜂が入居したら、春に蜜が採れるように
空き地に菜花の種を蒔こうと思います。

ここからが本当の勝負だ。

2019年04月13日 23:27

巣箱の設置からおよそ一カ月。
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一向に変化なし!

まだまだ新潟は気温が低く、日本ミツバチが分蜂するには気温が足りない様子。
ただ、桜も満開になり、いよいよ来週からは最高気温が20度の日も出てくる予報。
きっと我が家の周辺でも分蜂が始まるはず。

そこで満を持してこれを投入します。
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日本ミツバチの誘引剤です。
※西洋ミツバチには効果なし。

分蜂時に日本ミツバチが誘引される、「キンリョウヘン」という
蘭の成分を化学的に合成したものらしいです。


丸太巣箱・蜜蝋・待ち箱ルアーで、きっとミツバチは来てくれるはず。
どうか来てください!
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「京都二ホンミツバチ週末養蜂の会」さんが運営している
「分蜂マップ」なるものがあります。
※全国の日本ミツバチの分蜂状況が見れて超便利!

これによると、4月13日時点で新潟県でも2件の分蜂報告が上がっています。
期待が高まります・・・!

ミツバチこいこい!
過去の私のブログ(2011年4月23日)で、「ミチバチがぶんぶん飛びまくっている」と
  記録があるので、きっと来週位からは沢山のハチが飛んでくれることでしょう。

②今年は日本ミツバチを飼いたいと思っています。

2019年03月17日 22:55

前回の続き。
今年は日本ミツバチを飼いたいと思っています。

そのためにはまず、野生の日本ミツバチを呼び込み、
「あ、ここ良いかも」と思って住んで頂くための巣箱が必要です。

前回、パカーンパカーンと割った丸太を組み上げていきます。

色々組み上げ方法を試した結果、まずアーチに組んで2つずつを結合。
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それを重ねて丸太に結合します。この流れが一番組みやすい。
電動ドライバーを使い、100ミリのネジでブスッと固定。
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タガネで割った断面なので、ぴたっとくっつきます。
また、丸太をくり抜いた時の中心部分の端材(1/4の芯)を転がり止めに使うと
絶妙に巣箱が安定して作業がしやすいです。


丸太洞を沢山作った後、1つの丸太洞を70mmほどに輪切りにします。
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このリング状に輪切りにした丸太の3分の1ほどを、タガネを使って割ります。
このカットした丸太は基台にします。

こんな感じに丸太洞を乗っけて・・・
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分割した1/3の部分を外せば・・・
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巣箱の底に溜まったごみを掃除してあげたり、
スマホを入れて内を観察すれば群の生育状況を知ることができます。
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スマホを入れて撮影してみると、こんな感じになります!
わあー! それっぽい!
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丸太部分にミツバチの出入り口(巣門)を作ります。
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幅は7ミリ。 
※ミツバチは通れるけど、天敵のスズメバチは通れない幅


そして入り口には日本ミツバチの蜜蝋を塗ります。
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日本ミツバチは営巣候補地を探す際、過去に営巣されていた場所を好む性質があるそうです。
蜜蝋があるという事は、過去に営巣実績がある物件だ!と認識してくれるのです。
ゆえに入居率があがるんだそうです。


そして天板を取り付けて、巣箱完成!
(天板の裏にも蜜蝋を塗ってあります)
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開閉しやすいように、基台には取っ手(丸太の端材)も付けました。

重ねてみて気付きましたが、基台に乗せる巣箱ならわざわざ丸太に巣門を開けずとも
基台をちょっとずらしとけばこれで十分入口になったかもしれない・・・
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完成したところで、もう一度・・・・ぱかーーり。
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失礼しまーす。
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スマホでカシャり。


うわぁーーーー!それっぽーーーーい!
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※しつこい。


巣箱は地面に置くと入口が草に覆われてしまうので
台を用意して少し高いところに設置します。

薪(角材)を組んで、底板を乗せ、その上に巣箱を置きます。
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ああー!それぽー!
※ハチが一匹も入っていないのに、しつこい。

ちょっと気が早い気もしますが、今年は例年より暖かいために
分蜂も早く始まるだろうと読みまして、巣箱を山に設置しました。
※ミツバチは暖かな春になると群れの半分が新居を求めて巣から飛び出します。
 これを分蜂と言います。その時に巣箱がなければ意味がないのです。

まず、栗の木と杉が入り乱れる農園裏山の雑木林に数台設置。
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ここは高台に位置し、かつ東~南に向けて石井農園を望む様に
林が開けているので方角的にも期待大。
※一応、巣箱は東~南向きが良いそうです。


無農薬の銀杏畑にも数個設置しました。
こちらはどっしりとした丸太を台にして、その上に巣箱を設置しました。
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畑は緩やかな傾斜地です。
畑全体が見渡せる高いところ、中腹、太い木の根元、
いかにも分蜂蜂球がぶら下がりそうな ごつごつザラザラした横に張った太い枝の下・・・
などなど。
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このほかにも、日当たりのよい竹藪の傾斜地、
山桜の大木の根元など、農園の敷地内で可能性があるのではないかと
思われる場所にはできるだけ配置しました。
(全部で9箱設置・・・1群だけでも入ってほしい!)

あとは、新居を探す蜂を誘引するためのツールとして
待箱ルアー(誘引フェロモン)を買うべきか悩んでおります。

全部につけると結構な金額になるので、1~2個だけ買って、
有望そうな巣箱につけてみようかな・・・

日本ミツバチの分蜂はちょうど桜が咲く頃に行われると聞きます。
新潟の開花予想は4月1日(今年早い!)。

さて、無事に蜜蜂さんは入ってくれるのか。
この続きは、日本ミツバチが入居したら、お届けしたいと思います。

蜜蜂さん!どうか我が巣にお越しくださいますように!

今年は日本ミツバチを飼いたいと思っています。

2019年02月11日 21:08

題名そのままです。
今年は日本ミツバチを飼いたいと思っています。

事は昨年に遡ります。
妻のお父さん(つまり私のお義父さん)から、日本ミツバチのはちみつを頂きました。

妻の実家は埼玉の南部、東京よりのところなのですが、
周辺には畑・果樹農家さんも多く、その園地で飼われている日本蜜蜂のはちみつを
馴染みの農家さんからたまたま入手したとのことでした。

え!? 日本蜜蜂のはちみつってあんな街中でも採れるの!?

日本蜜蜂に詳しくない私は、なんとなく希少な野生のミツバチ~位の
知識しかなかったので、都市近郊農家さんで飼われていることにとても驚きました。

そしてその蜂蜜が・・・うまい!
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満タンに入っていた蜂蜜も、気が付けば残量40%くらい。

子供も妻も、はちみつ大好き。
しかし、私が最もはちみつにハマり、妻子を差し置いてプーさんの様に
はちみつを舐めていると知られたら・・・・お義父さんの心中も穏やかではないはず。

なので・・・・
今年は日本ミツバチを飼いたいと思っています。 (2回目)

蜂蜜の味もそうですが、日本ミツバチという存在自体にもすごく興味が湧きまして、
この冬は関連本を読み漁っておりました。

日本ミツバチ・養蜂の世界で有名な
久志富士夫さん、藤原誠太さんの本を図書館で借りて読み・・・。
京都日本ミツバチ週末養蜂の会さんのサイトを一気読み・・・。

ああ・・・もう・・・・
今年は日本ミツバチを飼いたい! (3回目)


日本ミツバチは野生のミツバチです。
飼う・・・というよりは、自分の敷地に巣箱を置いて、
そこを気に入って住んで頂き、宿代としてちょこっと蜂蜜を頂く・・・
※日本ミツバチの養蜂について、詳しくは各自でググってください。

そのためには、まず、蜂を迎え入れる為の巣箱が必要です。

材料はこちら。
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これ全部・・・


昨年切り倒した杉の丸太です。
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来年の薪木にしようと積んでおりました。

直径400㎜、長さ300~400㎜くらいに輪切りにしてあります。
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まだ輪切りにする前の丸太もゴロゴロ。
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日本ミツバチの巣箱では、「重箱式」というものが主流です。
しかし、せっかく丸太が沢山あるので、より自然な巣に近い
「丸太巣箱(丸洞式)」を今年は作りたいと思います。

※丸洞式は採蜜がしにくい・・・といったデメリットがありますが、ミツバチが好んで入居しやすい、
 製作が容易・・・などのメリットがあります。
※藤原さんの説かれている現代式縦型巣箱も超画期的!なのですが、
  自作するにはちょっとハードルが高そう・・・私は巣箱も自作してみたいのです。
 

丸太をくりぬいて空洞にし、天井をつけて巣箱にします。
ネットで調べたところ、丸太のくりぬきには主にチェーンソーを使うらしいです。

積んである丸太の一本を狙って、チェーンソーをバイーーン!バイーーン!と
轟かせながら中心部のくりぬきにかかってみましたが・・・・
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中心にチェーンソーを差し込むのがこれまた難しい事。

一瞬でも気を抜くとチェーンソーが弾かれるわ、雪降って寒いわ、
中腰で重いチェーンソー構えてたら腰が割れそうになるわ、
雪降って寒いわ・・・ これは危険と判断。
※素人が慣れないチェーンソーでくり抜きなどするものではない・・・



うーんとしばし悩み、適当な丸太を選んで暖かなハウスに運びこみ、
とっても軽い電動チェーンソーでシコシコと外側から切り崩すことにしました。
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小型の電動チェーンソーは威力はちょっと弱いですが、
軽くて静か、そしてハウスなどの閉鎖空間でつかっても排気がないので
換気を気にせず作業ができます。

丸太の両側を切り落とし、中心部分も側面を落とす。
イメージ的には丸太を「井」の形に切って中心部分を抜き、後で外枠をビスなどで
結合する作戦です。

良し、出来たーーーー!
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一個作るのに、すげー時間かかった。
電動チェーンソーでもやっぱり腰痛い・・・。


そして、外にでたら夜。
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寒っ・・・・



次の日。
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春に巣別れ(分蜂)した日本ミツバチが用意した巣箱に入ってくれる確率は結構低く(10%もない?)、
可能性を上げる為にはできるだけ多くの巣箱を作って配置することが大事だと言います。

なのに、巣箱一個を作るのにあんなに時間をかけていたら日が暮れます。
(実際暮れた)

もっと簡単に丸太をくりぬく方法はないか・・・・と一晩考え、
別な方法を試してみることにしました。


電ノコで丸太に・・・・
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軽く十字の切り込みを入れて・・・
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そこに、クサビを打ちます。
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コン!コン!コン!コン!コン!
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コン! ぱかっ!
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コン! ぱかっ!
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コン! ぱかっ!
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超簡単に割れた・・・・!
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丸太の水分状態がちょうど良かったことが功を奏しまして、
節のない丸太なら5分程度でくり抜き出来ました。
※くさびの数をしっかり打てば、最初に電ノコで十字を切らなくてもきれいに割れるかも。

チェーンソーで加工したよりも仕上がりがきれいで、かつ
接着面もぴったり合わさるのでこれなら結合時に隙間ができません。
※これなら番線で縛るだけでもいいかも。

パーツがバラバラになると正しい組み合わせがわからなくなるので
番号を振っておくのがすごく重要です。
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※1・・・を書き損じる35歳(私)・・・・。

クサビ方式なら息子(小1)でも丸太がくり抜けました。
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ちょっと時間はかかるけど、自分の力で丸太が割れた時は
達成感で大喜びしておりました。

この調子なら沢山の巣箱を簡単に用意できそうです。
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巣箱作りの続きはまた今度。


ちなみに、私は自分の裏山(もちろん敷地内)や果樹園(無農薬のぎんなん畑)に
巣箱を設置する予定です。 

農薬被害の心配がない場所であることはもちろんですが、
温厚なミツバチといってもやはり蜂なので出来るだだけ人目につかない場所に
(その方が蜂も安心するだろうと・・・)設置するつもりです。

また、都道府県によって多少の差があるようですが、
趣味の日本ミツバチ養蜂、少数の巣箱設置といった場合でも、基本的には
県に養蜂の届け出が必要なんだそうです。(詳しくは平成25年の改正養蜂振興法にて)

飼育届を行う際、全国的には市町村が窓口になっていることが多いようですが
新潟県では地域振興局が窓口になります。

早速、担当の地域振興局に問い合わせると、丁寧に案内をして頂き
届け出の資料を頂戴しました。 (ありがとうございました!)
早速記入して提出したいと思います。


さあ、今年ミツバチと出会うことができるどうか・・・
田んぼ作業が忙しくなるまえに、巣箱を作って山に設置しておきたいと思います。