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梅雨はほんとに草が良く伸びます。さぁ、鎌を研いで草刈り草刈り。

2023年07月09日 06:12

梅雨。

雨の多い時期は草がすごく伸びます。
刈ったのに、せっかく刈ったのに、すぐ元に戻ります。

農家だけでなく、お庭を持ってる方なども草の超絶元気な
成長スピードにこの時期は辟易としていることと思います。

ならばせめて、草刈りを楽しくやれたらいいなと思い
最近鎌を使った草刈りをやっています。

作業スピードは草刈り機にかなわないですが、疲れ方や
周囲への気の使い方(騒音や小石跳ねなど)も軽減されて
体が楽に感じます。
※というか、むしろ楽しい。


立ち鎌というものは、意外に優れモノ というか、すごく楽しいよ!

2023年06月22日 22:33

農家が 「草刈り!」 ・・・といえば、
基本は刈り払い機(長い棒の先端に円盤のような刃が付いた機械)を
使って行うものですが、今日はこれです。
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鎌です。 大きな鎌です。
柄の長さが1.5Mほどありまして、立ったまま草を刈ることができます。
立ち鎌 とか、刈り払い鎌 とか言われたりしています。

私が子どもの頃から家にある由緒正しい(?)鎌でして、
錆まくりです。

なので、使う時だけ刃を軽ーく研いでから草刈りします。
IMG20230610162850.jpg

なんでわざわざ鎌を使うのかというと、例えば早朝に民家近くの草刈りをするときなど
エンジン付きの刈り払い機だと騒音が気になったりします。
その点鎌なら安心!



「電動式の刈り払い機使えー」 という声がきこえてきました。
ええ、わかりますとも。電気なら静かで速いだろうと。

ウチには電気式はないんだよ! ・・・・ではなくて、もう一つ鎌には鎌の良さがあるんです。

それがこの、なんとも言えない刈り心地!!

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腰を使って鎌を大きく滑らせて、草をざざざっ・・・・っと刈り取るときの
音・感触はとても気持ちが良いものです。
これは機械では味わえません。

そうです、草刈りはスポーツなのです!




ずっとほしかった 「ニンニク収穫ばさみ」 を買う。

2023年06月02日 09:14

買おうかなー ・・・


やっぱやめよっかなー ・・・


そんな優柔不断を5~6年ほど続けた末、
ついにアマゾンでポチりました。


ついにきた!!
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がさごそ はぁ はぁ もう我慢できん!
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収穫ばさみー!
ニンニクの収穫用にずっと専用ハサミが欲しかったのです。
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これがずっとほしかったのですが、アマゾンで6700円だったので
なかなか購入に踏み切れずにいました。 
が、すこしずつにニンニクの栽培量が増えてきたことも気持ち(キーボードに向かう人差し指)を後押し。



「かぼちゃん」 という商品名ですが、ニンニクの根っこきりにも対応しています。
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お近く新潟県三条市、諏訪田製作所さんの製品です。


そもそも何が専用ハサミ? ってところを捕捉しますと、
スプーン状の湾曲した刃をしています。
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これによってニンニクの根っこをえぐるようにカットすることができ、
切り残しのないきれいな調整ができるのです。

直線形状の普通のはさみだと、おしりのようにふくらんだ
ニンニクの形状に合わせて根っこをカットするのが実はちょっとむずかしい。
IMG20230517211101.jpg
ニンニクは良好な状態で長期保管を行うために
収穫後にできるだけ早く乾かす必要があるのですが、その点でも
根っこを深くきれいにカットすることが大事になります。 
 

そんな御託はこれくらいにしておいて。



ああもう高ぶる気持ちが抑えられないのでハサミを掲げて畑に飛び出します!



実際に使ってみたのがこちらの動画。
結論、もっと早く買っておけばよかったー!



大満足の使い心地です。

便利で気持ちのいい道具は仕事を楽しくしてくれますね。

※アマゾンで買った今回の収穫はさみ、アマゾンの商品ページはこちらです
かぼちゃ、ニンニク収穫用ハサミ




ハウスが生まれ変わりました!

2023年05月31日 09:16

こちらは石井農園の鉄骨ハウス。
築30年のハウスです。
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なんと、屋根は30年間張替なしでやってきました。
驚くべきはポリカーボネートの耐久性というところです。
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しかしながら、さすがにところどころ壊れてつぎはぎになってきたので
いよいよ張替を行うことにしました。

こちらが新しいポリカの波板。
なんだこの透明度は・・・・!
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交換したあと。
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嘘です。
古いポリカを外したところです。

30年間、ハウスを覆ってくれてありがとうございました!
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風通し抜群。
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ねっこ 「あれ?天井がなくね?」
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張替完了。
天井とあわせて側面のビニールも張り替えました!
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ハウスが若返りました。
さあ、ここからまた2053年までよろしくお願いします!


刈払い機のちょっとした改造をレビューしてみる

2020年08月22日 12:12

農家の草刈りと言えば「刈払い機」。
最近は電動タイプも流行ってきて(私持ってないけど。ほしい・・・!)、一層便利な
道具として進化しています。

以前ユーチューブを見ていた時に、「これは!」と思う刈払い機関連の動画を発見。
そこで見た刈払い機の改造を実際にやってみたので、簡単に感想をご報告。

ちなみにその改造というのは、
チップソー(金属でできた丸鋸の様な刃)とナイロンコードを合体させれば良いとこどりじゃね?
って内容です。
20200816_153707.jpg
本来はチップソーとナイロンコードを使い分けるときはそれぞれヘッドを交換する必要が
あるため、ちょっとめんどくさいのです。

それを、こうします。
20200816_154827.jpg
チップソーの穴に、ナイロンコードを組み合わせる。
それだけ。

これにより、
コンクリートの地際などチップソーでは責められないところの草刈りが出来るナイロンコードの強みと、
硬い草を切りにくいナイロンコードの弱点をチップシーで補完できて、正にいいとこどり。

ナイロンコードも50Mの長さで1000円程度と、安価なので試してみる価値はあります。


実際に使ってみると、ナイロンコードとしては問題なく使えました。
20200816_155257.jpg
ちょっと狭い場所なんかの草刈りをしたい時は、とっても便利。


ただ、実際に色んな草を刈って試したら、ちょっと硬い茎を切るときは注意が必要。
硬い茎の草はナイロンで切り倒せないので、そのまま先端を押し込んで内部のチップソーで
切る訳ですが、残った地際の茎の上をチップソーが通りすぎる際に、ナイロンコードが絡まる
ことがありました。

あくまでもこれはイレギュラーな使い方なので、自己責任での使用が前提です。
上手く使えばとっても便利な使い方だと思うので、もう少し色々試して、注意点を探りながら
活用の幅を広げていきたいと思います。

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管理機と心を通わせる。

2020年06月14日 17:33

ネギの土寄せをやってるときは、管理機と心を通わせることに神経を研ぎ澄ませます。

管理機がまっすぐ走らない時に、右へ~左へ~ と、力任せに従わせようとしていると、
因果応報、管理機も素直に従わないばかりか、自分の足腰が疲弊して翌日は
ガクガクブルブル足腰が立たなくなります。
20200530_190134.jpg

管理機の心の声に耳を澄ませていると、ある時ふっと管理機がゆう事を聞くようになります。

重心移動と言いますか、タイヤ側でなく、おしり側を振るようにそっと促すと
管理機は素直に従ってくれるのです・・・。
20200531_055611.jpg
土寄せは、ネギの成長に合わせて数回に分けて行います。

とくに水はけの悪い畑の場合は、梅雨が来る前に通路部を掘り下げて
ネギの根を大雨から守る(通路部を低くして排水路代わりにする)必要があるので
一層しっかり土寄せを行います(もはや畝割と呼ぶべき作業)

管理機と心を通わせ、土寄せ、土寄せ・・・
20200613_104445.jpg
心が深く通っていると油断しきったその時、管理機のロータリーが
ちょっと大きめの砂利を噛んでキックバック ⇒ たるんだ私の下っ腹にキレのいいワンパン!

ちょ・・・! 普通にあぶない!

管理機作業に神経を研ぎ澄ますのはいいけれど、決して油断してはいけません。
油断大敵、いや、まじで。


※キックバックとは、石や硬い土にロータリーなどの回転物があたることで
 跳ね返り、飛び跳ね・押し倒しなどの事故につながる危険な現象です。
 詳しく知りたい人は、管理機・キックバック・ヒヤリハット などでググりましょう。

おかえりなさい。ハロー!

2020年04月09日 23:26

ピー、ピー、ピー

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オーライオーライ 

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ウィーン・・・
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「ハロー」が帰ってきました。
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吊られてるこの機械は、「ハロー」と言ってトラクターに付ける作業機です。
※厳密には、パタパタ折りたためるウイングハロー。

細かい刃が沢山ついており、水を張った後の田んぼを掻き回して
田植が出来る様に、田面を滑らかな状態に整えることが出来ます。

このハローもそこそこ年季が入っておりまして、動力を伝えるかみ合わせの
部分が摩耗してガタが来ておりましたので、代掻き前に農機具屋さんで
修理をして貰っておったのです。

新品のハローを買うには乗用車一台分くらいのお金が必要なので、
まだまだしっかり働いてもらわねばなりません。

Hello  I look forward to working with you!

展示会に行ってきました。

2019年07月16日 21:08

先日、長岡市で開催されたクボタの展示会に行ってきました。
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トラクター、田植え機、コンバイン・・・と、
クボタの誇る最新の機種を見てきました。

GPS補正やら、収穫と同時進行での収量・食味測定やら、
農機の進歩はすさまじいです。 完全自動運転もそう遠くないでしょう。

クボタの展示会には、上記のような基幹的な農機だけでなく、
種まき機、防除機、籾摺り機・・・など、様々な農機メーカーも関連ブースで
出展しております。

昨年は8条田植機、今年は肥料散布機を購入しました。
来年は・・・・フレコン設備がほしい!
※今年はもう出荷用の紙袋も発注してあるし・・・


ちなみに、フレコン(フレキシブルコンテナパック)出荷とは・・・

お米を出荷する際に30㎏袋に玄米を詰め込むのではなく、
大きな袋の中に1tもの玄米を詰めて出荷する方法。
フォークリフトがあれば手作業で米袋を積み上げる作業が
なくなるため、格段に体力的な負担が軽減されます。


我が家の作業場は天井高が低く、フレコン設備を入れることが出来ませんでした。
※コンパクトなフレコン設備でも高さ3Mは必要・・・ (我が家の作業場は天井高2350㎜)

しかしながら、今回の展示会でメーカーの担当者と相談して、
最低限の設備(フレコンスタンド と フレコン計り)と貯留槽・昇降機を組み合わせれば、
なんとかなるかもしれない!

今年の冬は、作業場の改造とDIYで来年の秋に向けて備えようと思います。
 

肥料まき2019

2019年04月14日 08:30

昨年導入した肥料散布機(ブロードキャスター)。
※去年のブログはこちら。

今年は田んぼが増えたこともあり、改めて省力化・時短の効果を見せつけられております。
20190413_092718.jpg
機械力は凄い。
今まで肥料を背中に背負って撒いてた時とは比べ物にならないスピードです。

ただ、上手に撒く為にはコツも必要で、
車速とPTO(パワー・テイク・オフの略で、トラクターに着ける作業機の回転数)のバランスや
あらかじめ肥料の飛距離を計算してトラクターの走行スートを決める必要があります。

走行ルートについては、畔に目印の棒を立てる事で
等間隔にトラクターをターンさせて肥料を均等に散布できるようになりました。
20190413_092729.jpg
地味なようで、これすっごい大事です。


ちいさなお手伝いさん。
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と、思いきや、この後目印の棒を放り投げて、
冬眠から目覚めたアマガエルを追いかけていきました。

2017年の終わりと新しいトラクター

2017年12月31日 01:35

今年も一年が終わろうとしております。
毎年毎年のことですが、2017年の時の流れも早かった・・・。

年末になって仕事も私事もなにかとバタバタしていますが、
何が何でも年内にやらなければならないもの以外は、「来年でも良いのではないか!?」という
自問自答を行い、開き直りの境地に立って、適度に師走を過ごしています。

今年も沢山の方にお世話になりました。
お陰様で元気に楽しく、一年を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。



今年最後のブログになりますが、トラクターのお話です。
実は最近、石井農園に新しいトラクターがやってきました!
※つっても中古ですけどね!

手前のトラクターが新参です。
20171224_130428-001.jpg
ボンネットにはひときわ厳重にカバーをしております。

今回購入したトラクターは後輪がクローラー(ベルトみたいなの)になっています。
今まで石井農園には、ホイールタイプのトラクターしかありませんでした。

ホイールタイプは走行性が良い反面、地面との接地面積が少ないので
水はけ条件の悪い圃場ではタイヤが埋もれたり、田んぼの地面を抉ってしまったり、
畔塗り機などの機械をつけた作業走行時には直進が難しかったり・・・
といったデメリットがありました。

地面への設置面積が広く、悪条件に強いクローラータイプのトラクターが加わることで、
圃場の乾きが悪い春先でも、予定通りに畔塗りや田起こしができるようになります。

また秋の稲刈りシーズンでも、圃場の抉れを心配することなく稲を刈ったばかりの田んぼに
トラクターで突入して圃場内にもみ殻を散布することができます。
※それによって乾燥機~籾摺り機を休まず稼働できる~稲刈りがスムーズに行えます。
  忙しい秋に、これはデカい!


来シーズンの田んぼ作業を頭の中で描きながら、、、厳かに新年を迎えられるよう、
大晦日はのんびり、ゆっくり・・・・、もぐもぐ・・・、これでもか!と料理を食べに食べたいと思っています。
まずはお餅だ、お餅、お餅をたべよう。


それでは皆様、2018年も宜しくお願いします。
良いお年を!


水耕栽培中.

2017年08月29日 00:15

今年、不織布による毛細管現象を利用した簡易的な水耕栽培棚を自作しまして、
ミニトマト(アイコ)を試験的に育てています。 動力不要なので電気が来てないハウスでもやれます。
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初夏に植え付けまして、あっという間ににょきにょき成長。

放任栽培でわき目も伸ばしまくっていたら、お盆ころにはこの始末。
ビオランテみたいに枝が暴れまくっています。
DSC_1581.jpg
たった2株植えただけなのに、木がこんなに大きくなったから液肥も良く吸います。
天気が良いと一日で30リットル位飲まれます。

なので、気温の上昇とともにタンクも20リットル⇒60リットルへ交換。

色づいた実を食べてみたら・・・おいしい!
DSC_1582.jpg
大玉と違ってミニトマトは味も崩れにくいので、
吸いたいだけ水を飲ませてもそこそこおいしい実が取れます。

しかし、並行して通常の土耕栽培も行っておりましたが、
明らかに水耕栽培の方が勢いが強い。

また、このまま秋にかけてトマトの成長の経過をみつつ、
今後ほかにも考えているいろんなテストをしたいと思います。

うーむ。水耕栽培おそるべし。


あけましておめでとうございます。

2016年01月06日 22:49

あけましておめでとうございます。
2016年がついに始まりました。

旧年中はお客様、取引先など関係各所様に沢山お世話になりました。
今年も一年、何卒よろしくお願い致します。


さて、全国的に記録的な暖冬に覆われ、
新潟県弥彦村もこの時期としては生暖かい風が吹いております。

暖かい風に吹かれていると、春が来たかと勘違いしてしまいそうです。
春が来た・・・田植しなきゃ・・・・田植え機買わなきゃ!

DSC_1021.jpg
そうなんです。

20年連れ添った石井農園の田植え機がいよいよ限界となりまして、
今年の春はついに新しい田植機を購入しようと目論んでおります。

6条か、8条か・・・・ガソリンエンジンか、ディーゼルか・・・。
今後10年、20年と使うことになる機械ですので、これからの
様々な事象を予測しつつ仕様を決めていきたいと思います。

田植えは待ってくれないので、しっかり悩んで発注せねばです。


もみ殻撒き 2015 ver3

2015年09月10日 23:19

稲刈が始まりますと、並行して行わなければいけない作業が「もみ殻捨て」。

稲刈る、籾する、もみ殻発生。もみ殻溜まる。
もみ殻捨てないと籾擦れない。籾擦れないと稲刈れない!

となるわけですけども、ただでさえ稲刈で忙しい最中ですので
何とかもみ殻捨ては簡易に行いたい。

その思いから毎年毎年改良を加えてきたもみ殻捨て機(といっていいのか)も
ついに3号機に突入。

DSC_0609_20150906233650397.jpg
初号機は整地キャリアの後ろからもみ殻を排出。
2号機は機体中央部から排出。
そして3号機は機体前面(トラクター運転席のすぐ後ろ)から排出します。

排出部を手前に持ってきたことで、排出具合の確認や、
もみ殻の残量確認が見やすくなるはずです。

稲刈が始まってもみ殻も溜まってきましたので早速試運転をしてみました。
作業場2Fに作ったもみ殻貯蔵庫からもみ殻を一気にトラクターに落とします。
DSC_07001 (2)-001

そして稲刈した田んぼへ。
DSC_07001 (1)-001


もみ殻撒きの様子は以下の動画からどうぞ。

数か所ほど改良点がございましたが、予想以上にきれいにもみ殻が撒けたので
仕上がりとしては大満足でした。

さてこれからも気合入れて籾を蒔くぞ! いや、稲を刈るぞ!

【新米予約受付中!】=======================
27年産の石井農園新米コシヒカリ予約受付中です。
今年も新米予約は送料サービス・もち米「こがねもち」2合パックのおまけ付です!

ご注文はブログ右上にバナーを張ってある
石井農園HP(石井農園直売所)からお願い致します。

新米のご予約は9月30日迄です。
何卒、宜しくお願い致します!
=================================

もみ殻捨て装置2。

2014年09月01日 21:38


いよいよ9月入りました。

雨が続いてなかなか稲刈日和となりませんが
石井農園でも今週末より稲刈りを開始する予定です。

来るべき稲刈に備えて新たに作ったもみ殻捨て装置です。
DSC_0060_201409012134107ea.jpg
稲刈では刈取~乾燥~籾摺~もみ殻捨て~を効率よく行わないと
作業が止まってしまいます。 

特にもみ殻捨ては結構バカにならない重労働でして。

今回もトラクターの整地キャリアの爪部分を活かして、
そこに単管とベニヤ板を組み合わせて枠を作りました。
これでもみ殻を運んで稲刈の終わった田んぼに撒きます。

前から見るとこんな感じ。
DSC_0064_20140901213358366.jpg

中はこんなになってます。
もみ殻を運搬するときはこの状態。
DSC_0061.jpg

田んぼでもみ殻を散布するとき。
DSC_0062_20140901213947972.jpg


沢山もみ殻を排出したいとき。
DSC_0063_201409012139434ed.jpg
底の部分がスライド式の窓になっており、
もみ殻を撒く量を調節しながら排出できます。

以前に作ったもみ殻散布機よりも大幅に運搬量がUPしました。
更に昨年作業場の2階に作ったもみ殻貯蔵庫と組み合わせることで
もみ殻の積込作業も格段に楽になります。(落とすだけ!)

今からもみ殻捨てが楽しみ・・・・じゃなくて、稲刈が楽しみです!

トラクターの整備。

2014年04月03日 22:37

これから田んぼ作業が忙しい時期となり、機械の出番が増えていきます。
本格的に稼働する前に、トラクターのメンテナンスを行いました。
DSC_0759.jpg
カバーを外し、エアフィルターの掃除、オイルフィルターの交換、
バッテリーの充電、各ベルトの調整など・・・。


そしてオイル交換。
DSC_0751.jpg
オイルは秋にトラクターを使い終わった時ではなく、
春、これから活躍して貰いますよってタイミングで交換しています。


以前もブログで紹介しましたが、クボタのトラクターのオイル
交換をする際は、内部のオイルパンが2層に分かれている為に
オイルの抜きだし口が二つあるのです。

DSC_0755.jpg
初めてオイル交換をした時は凄く新鮮でした。

こういう普通の車と違う構造をしている所が、
いかにも農機らしくて愛らしいです。

コンバインのメンテナンス2013。

2013年08月28日 22:45

8月も残す所あと3日・・・!
今年は梅雨が長く居座ってくれたおかげで夏がとても短かったように感じます。

そして夏が終われば秋が来ます。
秋と言えば?・・・さんま?松茸?栗?

いやいや・・・


コンバインでしょう!
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今週末から石井農園も稲刈りの予定です。
(まずは早生米から)

コンバインが出てくると収穫の秋をひしひしと感じます。
なんかついこの前コンバインを片付けたばかりの様な・・・一年が物凄く早いなー。


コンバインと言ったらとにかくメンテナンスが大変な機械です。

そもそも「移動」、「刈取」、「脱穀」という三つの機構を
あわせもった機械ですから、点検する個所や交換すべき消耗品も多いのです。

特に、稲を刈り獲ったり脱穀後のワラを裁断する【刃】の部分は消耗も激しく、
切れ味が落ちると機械に負荷が掛かってしまうので毎シーズンごとに取り換えを
行います。

いやーメンテナンスは大変ですわー。



って、やってるのは親父ですが・・・!
DSC_0277.jpg
写真は脱穀部の刃を取り換え中のところ。
親父殿、お疲れ様です。


稲刈中にトラブルが起きないように、始動前にしっかり
整備して(親父が)今年も収穫作業に臨みます!



==PS 新米予約について===================

今年もいよいよ稲刈りのシーズンがやってきます!
稲刈が終われば新米の発送です!

今年も石井農園では9月1日より2013年産コシヒカリの
「新米予約」をホームページにて受け付け致します。

新米予約の受付期間は9/1~9/31。
※新米の発送は10/1からです。

そして、今年も9月中に新米予約をして下さった方には
新米発送時の送料をサービス(通常700円)致します。

是非是非今年も石井農園の新米コシヒカリをご賞味くださいませ!

================================


帽子とサングラス。

2013年08月18日 23:09

毎日毎日あっついですね。汗

しかし朝・夕の風がきも~ち涼しくなってきました。
これは秋の気配?でしょうか。 早く日中も涼しくなってほしい・・・!


そんなあっつい夏を乗り切る為に、今年購入したアイテムがあります。
アウトドアチックな帽子と紫外線カットのサングラス。
P7300025.jpg
私は普段キャップタイプの帽子をかぶって仕事をしているのですが、
昼間強い日差しが降り注ぐ中で仕事とをしていると、帽子のツバで隠れていない
首元やほっぺたが熱いのなんのって。

去年、暑さをしのぐアイテムとして「笠」に夢中になっておりましたが、
意外と耐久性がない事が判明し(夏が終わる前に壊れた。汗)
今年はアウトドア帽子で乗り切ろうと目論んでおりました。


そしてついでに買ったのがサングラス。

なんでも、眼が強い紫外線にさらされ続けていると白内障などの
リスクが上昇するんだとか。
体が資本の農家として、「これは少しでもおめめをケアしてやらねば!」と言う理由で
掛けてみたのですが、これがまたとっても眼が楽ちん!

普段意識していなかった「眩しさ」が抑えられるだけで、
こんなに外仕事をし易いとは驚きました。 すげーぞグラサン!



そんなこんなで、オニューな帽子とグラサンでウキウキに夏を過ごしております。

暑いには違いないのですが、ちょっとしたアイテムで少しでも
作業を快適にしながら乗り切りたいと思います。


※あと、まめな水分補給も忘れずに!


ゲインウォーター。

2013年08月15日 22:47

先日、お世話になっている資材屋さんから
新商品のサンプルとしてこんなものを頂きました。
DSC_0232.jpg
「ゲインウォーター」初めてみたこのボトルは、
なんと農業用の保水・保肥剤なのです!

※しかも発売元はネギのチェーンポットでお世話になっているニッテンさん!


なんでもこれは、おむつやなどに使用されている超吸収高分子化合物を
利用した液状の保水剤で、水やりと一緒に作物に与えることで
土壌の保水力・保肥力を向上させるんだそうです。
※ネットで調べてみると、土の保水力を2~3倍ほど向上させるとか。


色んな資材が日々生まれているんだな~と、関心しました。

そしてこの資材は夏のキャベツ定植や、乾燥した畑でのネギ定植にも
効果を発揮する(スムーズな活着)のではないかと思います。

早速、冬収穫用のキャベツ苗に使ってみようと思います。

ぶんぶん丸(籾擦り機)がやってきた!

2013年07月30日 00:19

石井農園の農機具はどれも結構オンボロなんですが、
それらを直し直し、だましだまし使ってなんとかやっております。

が、「もうこれは限界だ!」というレベルに達した時は、
流石に観念して農機具の更新を行います。

今回、観念して更新した農機具はこちら。
P7260202.jpg
籾擦り機です。
(左、お世話になってる農機具屋さん。 右、親父。)

ちなみに、籾擦り機とは
収穫した稲(籾)の殻を取り除いて玄米に仕上げる機械です。


メーカーは大島、ジェット式5インチの「ぶんぶん丸」です。
今までのロール式に比べて、玄米の肌がキレイに仕上がり、
作業音も静かになって、ほかにも色々いい事ずくめだそうです。

いまから秋の稲刈、籾擦りが楽しみであります。



そしてこちらが今まで石井農園を支えてくれた籾擦り機。
P7260201.jpg
農機具屋さんのトラックにのって、ドナドナドーナ―ドーナ―。

色んな所から米が漏れたり、途中で米が詰まったりと、
かなり苦労しながら使ってきましたが、今となってはどれも良い思い出です。
今まで本当にありがとう・・・!


機体を良く見ると昭和60年の導入を示す文字が。
P7260200.jpg
30年近く頑張ってくれた機械です。
本当にお疲れさまでした。


今回あたらしく買った籾擦り機も結構なお値段がする機械なので、
大事に大事に使って、また30年ほど活躍して貰いたいと思います。

ぶんぶん丸さん!末永く宜しく!


高圧洗浄機、超便利。

2013年05月27日 22:25

先日、ホームセンターで高圧洗浄機の特売をやっていて、
気が付いたら箱を持ってレジの前に並んでいました。

つまり、高圧洗浄機を買いました。
P2040134.jpg
新品で買ったのに、泥だらけの写真でスイマセン。汗

買ったのはケルヒャーの家庭用高圧洗浄機。
お値段は5000円くらいでした。

前々から洗浄機が欲しいとは思っていたのですが、
業務用(?)の高圧洗浄機は結構な値段がします。

家庭用の洗浄機でもパワーがあるタイプだと3~4万円位。
試しに~で買うにはちょっと怖気づいてしまいます。

そこで今回の5000円洗浄機。
パワーはそこそこ、値段もそこそこって事で、
これならで買える!と思いまして。


で、使ってみた所・・・
P2040135.jpg
すごく良い!

私の写真の取り方が下手なせいでうまく迫力が伝わらないのですが、
結構な水の勢いです。

コイン洗車の高圧洗浄機に比べれば威力・水量は流石に少し見劣りしますが、
トラクターやアタッチメント、農機具の汚れを落とすには全く申し分ない威力です。
なんでもっと早く買わなかったんだ!自分!


色んな物を洗ってみて、最も気持ち良く洗えたのがコンテナです。
 P2040138_20130211222140.jpg
コンテナは見た目の通り、格子・網目の構造をしているので
ブラシだと中々洗いにくいのです。

しかも四角い形なので、角が超洗い辛い・・・!

ところが高圧洗浄機だとそれらの問題が一気に解決。
側面も楽々、角もスッキリ!


今の時期は、地域によってはまだ田植え真っ最中の所もあります。

しろかきで泥だらけになったトラクター・ハロー。
田植え機、苗運びで汚れたトラックなどなど、、、。

機械の掃除でお困りの方は、是非高圧洗浄機をお試しくださいませ~!



※念の為言っておきすが、私、高圧洗浄機の販売を
 やってるわけではありませんのであしからず!

作業場からお宝発掘。

2013年05月23日 22:51

先日、中古の乾燥機を設置しますって話をした作業場ですが、
この機会に作業場をもっと色々改造しよう!って話になりまして。

具体的にはもみ殻の処理を容易にする為に、
作業場の二階部分に新たにもみ殻の貯蔵スペースを作ろうと考えております。
※二階に貯蔵する事でトラックやトラクターの荷台に直接投下する事が出来、
 運搬・搬出作業がとても楽になります。 このお話はまた追って。


が、その前にまずは大掃除だ!!
P5200059.jpg
と言う事で余計な壁や床を取り外したり、いつから置いてあるのか
分からない道具を一気に作業場から叩きだしました。

するとでるわでるわ。
色んな物が。


その中から幾つかの品をご紹介します。
まずはこれ。
P5200064.jpg
ただの米袋ではありません。


なんと平成元年の袋!
P5200065.jpg
25年の時を超えたにも関わらず、紙袋はとてもきれいで
殆ど新品の様な状態で保管されておりました。


お次はこれ。


わらじ。
P5200062.jpg
これは保管状況が悪く、埃にまみれ無残な状態になっておりますが、
一応未使用の品とのことです。

わらじを懐かしそうに眺めるじーちゃん。
P5200063.jpg
「昔はいつもわらじを履いてたんだわ」とのこと。

じーちゃんがまだ若いころ(親父が子供のころ)は車や農機などもなく
我が石井農園には農耕用の馬・牛がおりました。

その時代は靴や長靴も無かったのでしょうね。
あったのは稲から作った草鞋。

私もいつか自分の育てた藁で作った草鞋を履いてみたいものです。



そして最後はこれ・・・!
P5200060.jpg
これはテンションあがりました!
何か分かりますでしょうか?

この道具は「コロガシ」とか「コロ」とか「ゴロ」とか
「田植え枠」とか「田植定規」とか・・・とにかく色んな呼び方されてる道具です。

まだ田植え機がなくて手作業で苗を植えをしていた頃、
これを田んぼで転がして稲を等間隔に植える為の印を付けていたのです。



他にも色んな面白道具が出てきて、そのたびに作業中断・・・!汗
しかしおかげでちょっとしたタイムスリップ気分が味わえました。

乾燥機がやってきました。

2013年05月16日 06:24

先日、お世話になってる農機具屋さんから中古の乾燥機の
紹介を頂きまして、とてもお得な内容だったので早速購入しました。
※乾燥機は新品だと車が買えるくらい高いので中々手がでません!汗
P5140057.jpg
写真は乾燥機の土台部分です。
新たに乾燥機を搬入する為に作業場も若干改造中です。

そしてこれからがその他のパーツ。
P5140055.jpg
外壁や吹き出し口や昇降機など。
これから農機具屋さんと組み立てです。


ちなみに、乾燥機のサイズは穀物がどれだけ入るかの容量で
表されるのですが、その際の単位が「石(こく)」なのです。

大名の時代ではないし、今ではあまり身近で使う事のない単位です。

ウィキペディア先生によると、
【1石は下位単位では10斗にあたり、同じく100升、1,000合に相当する。】
ということです。


今まで石井農園では32石、34石の2台の乾燥機で作業をしていたのですが、
それに今回購入した40石の乾燥機を加えて106石体制となりました。

乾燥機の容量が増えると稲刈り作業も余裕を持って進められるし、
今後籾保管のお米を増やす事も出来るので販売面でも余裕が作れます。
機材に投資した分、これから一層頑張らねば。

今年の稲刈りが楽しみです。

「足袋」を履くと、夏が近いと感じます。

2013年05月09日 05:39

最近、畑作業の際は「足袋」を履くようになりました。
P5050042.jpg
長靴よりも通気性が良く、スニーカーよりも更に軽い。
靴底が薄いので柔らかい土の上も歩き易いです。

愛用しているのはホームセンターコメリさんのPB商品である
マジックテープ足袋。 こはぜがないから脱ぎ履きが楽ちんなのです。

これを履く様になると、いよいよ夏が近いなーと感じます。
そろそろ、作業着が半そでになる日も近いです。

植え穴開け器。

2013年05月05日 23:08

またも少し前のお話。

晴れ間をついてネギを植えた私は、勢いに乗って
ブロッコリーの苗も定植してやろうと考えました。

しかしながらその時小雨が降っておりまして、
土が若干湿ってしまいました。

セルトレイで育てていたブロッコリー苗達は
「なかよしくん」で定植予定だったのですが湿った土は
なかよしくんにまとわりついて思う様に作業が進みません。

※なかよしくんとは何ぞや!
 と、言う方は以前に書いたこちらのブログをご覧ください。


そこで私はなかよしくんに代わる新たな移植アイテムを生み出しました。
P4300013.jpg
天下三名槍の1つかと見まごうこれは、
丸杭の先っちょにペットボトル(大きめ)の頭をぶっさしただけの代物です。


名付けて「セルトレイ苗植え穴開け器」。
P4300014.jpg
しばらく使った後なので穂先が汚れております。
お見苦しくてすいません。


で、これをどの様に使うかといいますと、この様に
苗を植えたい所にぶっさします。
P4300015.jpg

すると、この様な穴が空きます。
P4300016.jpg


あとはそこにー
P4300017.jpg

苗をー
P4300018.jpg

キュッ!っと入れるだけ。
P4300020.jpg
「くだらねー」と思った方がほとんどだと思うのですが、
これが意外と便利なのです。

杭の先にペットボトルを付けた事で穴の周りも一緒に鎮圧できるので
植え穴が崩れません。

なので一気に苗の数だけ穴を空けて、そのあとに
ぽぽぽぽーん!と苗をつめて(植えて)行く事が出来ます。
P4300022.jpg
穴の深さ・杭の直径セルトレイの大きさと合わせる事で
苗がピタッとおさまります。


穴開け器で作業する様子を動画でもとってみました。



なかよしくんで植えられるに越したことはないのですが、
圃場条件が悪い時はこの植え穴開け器も利用しながら
少しでも適期に作業を進められる様に頑張りたいと思います。



農業機械のオイル交換。

2013年04月15日 06:05

畦ぬり、整地、あらぶち、代かきと、田んぼ作業においては
この時期もっともトラクターが忙しく働きます。

冬の間眠っていた事もありますので、
フル稼働して貰う前にはメンテナンスをしてやります。
P4030016.jpg
カバーを外してオイルフィルターの交換(大体うちは2年に一度)、
エアフィルターの掃除・・・etc。


そして大事なオイル交換。
とても重要な所なのでトラクターのオイルだけはいつもクボタの純正オイルを使っています。
P4030014.jpg
トラクターのエンジンオイルはオイルパンが二層に分かれているため、
二カ所のボルトを緩めて排出します。
(二カ所あるのはクボタだけ?)

また、トラクターのタイヤの空気圧もチェックするのですが、
なんとタイヤの空気圧は1気圧で調節します。つまり外の空気と一緒。
(乗用車などは普通2.2~2.5気圧位です。)

なので、これだけ重たい車体なのにタイヤのゴムの力(固さ)だけで
支えている事になります。

オイル交換も、タイヤの空気圧も、
普通の車と違う所がなんだか農機っぽくて愛らしかったりもします。


さて、このあとは管理機のオイルも交換してやろう。

温床作り2013.

2013年02月17日 17:05

2月に入ってからしばらく寝込んでおりました。汗
関節痛の風邪を引き、治ったと思ったら矢継ぎ早にインフルエンザに・・・。

もう十数年以上インフルエンザに掛かった記憶がなかったのですが、
こんなにもしんどいものだとは思いませんでした。汗
看病してくれた妻に感謝です。

自己管理の到らなさで方々に迷惑を掛けてしまいました。
来シーズンからは必ず予防接種を受けようと思います。

スーパーへの出荷も明後日から再開する予定です。
また何卒ご愛顧のほど宜しくお願い致します。



さて、ネギの種まき作業も予定より遅れてしまっております。
こちらも今週から急いで播き始めです。

まだまだ寒いこの時期、種の発芽を揃える為に
石井農園では電熱温床なるものを作ります。

今日はその温床作りの様子をご紹介。
※温床を作ったのは風邪ひく前。 作っておいてよかった。汗




まず、温床を作る予定の場所を平らにならします。
P1310063.jpg


そして木板を立てて温床の外枠を作ります。
P1310064.jpg


次にその中にもみ殻を敷きつめます。
P1310065.jpg
これが断熱材の役目をします。


そしてもみ殻の上にビニールを広げて、
P1310066.jpg


砂を薄く広げます。
P1310068.jpg


その上に電熱線を張っていきます。
P1310070.jpg


そしてまた砂を広げて電熱線をサンド。
P1310071.jpg


熱伝導をあげる為にたっぷりと水を掛けて、
P1310072.jpg


ビニールで蓋をします。
P1310073.jpg
これで床の部分は出来ました。

ここに種を播いた育苗箱やポットを並べると、
電熱線の熱でほんわかと温まり、キレイに発芽するのです。


そして最後に熱が逃げないようにトンネルを掛けて、
(今年は二重トンネルにしてみました)
P2080188.jpg


温度調節用のサーモを取り付けて完成です。
P2080189.jpg
あとは種を播くだけです。

これから2~3月の間に、5回ほどに分けてネギの種を播いていきます。
こつこつ地道な作業ですが頑張ります!


ネギの葉っぱを切るならこれがお勧めです。

2012年11月23日 00:06

長ネギを出荷する際には、
根を切り、葉を切り、外皮を剥きます。

その「葉を切る」工程において、全国のネギ農家の皆様は
何を使って葉を切っておりますか?

普通の包丁? それとも刃渡りの長い牛刃や刺身包丁?

別に普通の包丁でもネギの葉っぱは切れるのですが、
包丁の切れ味が悪いと葉に余計な力が掛かかって折れてしまったり、
葉の切断面がキレイに揃わなくて見栄が悪くなったりします。

私の知っているネギ農家さんの中には、
ノコギリを包丁状に加工して葉切りに使っている農家さんや、
ネギの葉を切る専用包丁を鍛冶屋さんに作って貰ったという農家さんもおりました。



そして私は何をつかっているかと言いますと。
色々と試してきて一番しっくりきた道具がこれであります。

キング・オブ・ネギの葉っぱ切り。
PA280034.jpg
そう、パン切り包丁であります!!

沢山の葉っぱを一度に切れる刃渡りの長さ!
余計な力を加えずともネギの葉をキレイに落とすギザギザの波刃!

これはパンを切るためではなく、実はネギの為に開発されたんじゃないかと
勘ぐってしまうほどの切れ味です。
PA280040.jpg
100円ショップで買ったとは思えない名刀っぷりであります。


現在、ウチは主に機械を使ってネギの根葉切りを行っておりますが、
産直コーナーなど売り先に合わせてネギの葉の長さを調整する場合には
このパン切り包丁が大活躍しております。

ネギの葉切り作業にお困りの方は、是非、
パン切り包丁をお試し下さいませ!



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クリーンシーダを買いまして。

2012年08月12日 23:37

先日、とうとう買ってしまいました。

アグリテクノ矢崎の人力種まき機、「クリーンシーダ」。
P7290026.jpg
これは中央のプラスチック容器に野菜の種をセットして
コロコロコロと畑で押すだけで、溝をきり、種をまき、土を掛けて、
鎮圧するまでを一気にやってくれる便利な道具です。

アタッチメントを付け替える事で、種まきの間隔(株間)や
粒の大きさ(小さな種から大きな種まで)も変更可能です。

今まで冬菜の種まきの際に知人からクリンシーダをお借りしていたのですが、
今後は直売をにらんで直は野菜の量を増やしていきたいと考え、
自分でもクリンシーダを一台買おう!となった次第であります。


ちなみに、野菜の種まき機ってのは幾つかのメーカーから
発売されておりますが、特に有名なのが今回選んだクリンシーダと
「たねまきごんべえ」という播種機です。

性能は大体同じなのですが、アタッチメントの種類や機械の特徴などから
好みが分かれる所だと思います。
※私の周りはクリンシーダが多いかな。



今後は冬菜だけでなく、人参・大根・白菜・カブ・ほうれん草・・・etc、
いろんな野菜を種まきしてやりたいと思います。

あ、ネギの大苗作りにも挑戦してみたいな。

笠って凄い。

2012年07月30日 22:56

毎日毎日、暑いですね。

少し前まではけっこう涼しくて、「今年は冷夏か!?」と思いきや、
完全に読みはハズレました。

くそ暑いっす。

ギラギラと照りつける太陽が、容赦なく体力を奪っていきます。
当然、外で作業する時には帽子(キャップ)をかぶって
少しでも頭~顔に照りつける日差しを和らげています。

が、

その帽子自体もほかほかに温まっちゃって、かぶってるのも切ない。
しかも太陽が斜めから照りつける時間帯(PM4時過ぎ位)では
帽子のつばが守りきれない側面(ほっぺた)をガンガン太陽が焼いてきます。


これだから夏は・・・・!!
と、地団駄を踏んでいるとある事に気付きました。


そういえばこの時期、地域のじーちゃん・おっちゃんたちは
こぞって【笠】をかぶっている!

いつもは農協とかの帽子をかぶってるじーちゃんも、この時期は笠だ!


さてはアレ、涼しいんじゃねーのか?
ってか涼しそうだ。 きっと涼しい!

そうだそうだ!





と、言う事で買ってきました。
P7250014.jpg
うーむ、確かに涼しい。


まず、帽子と比べて日陰の面積が広い。
守備範囲360度。 太陽が傾いてもほっぺた安心。

更には頭がジリジリしない。
笠部分と頭にかぶる土台(?)に隙間があるため
日にあたっている笠の熱が伝わってこない。
しかもその隙間に風が通るから涼しい。



先人の知恵とは素晴らしいものがありまして、
現代においても笠の有効性がいかんなく証明されました。

素晴らしき日差し対策アイテムに強いて不満を言うなら、
思ったよりもお値段がしたこと。そして、ホームセンターでは何故か
笠と土台部分が別々に売られていたということ。(何故?汗)


皆さま、これはお勧めです。
この夏は笠かぶって乗り切りましょう!

足袋最高。

2012年06月07日 22:12

こちら新潟でも気温が25℃を超える夏日が徐々に増えてきました。
いやー、暑いのなんのって。


特に「足」。


田んぼを見回りする時ってのはやっぱり水があるので長靴を履くのですが、
日差しの強い日なんかは黒いゴムがギュンギュン熱を蓄えてくれるために
なんかもう・・・・足湯に入りながら仕事している気分になります。

のぼせるわ!


なので畑で仕事する時だけでもこの長靴の蒸れから解放されたいと、
私はこの時期の畑作業では「足袋」を履く様にしています。
P6040016.jpg
これがまた涼しい! 

もう足袋がやめられないです。 
軽いし、簡単に洗濯機で洗えるし、土も入ってこない。

この足袋はホームセンターのコメリさんで売ってるPB商品なのですが、
なんと止める部分がマジックテープになっていて脱ぎ履きも楽々。
しかもお値段もお手頃価格!

今年の夏も足袋はいて頑張ります。

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