農業機械の洗浄はエンジンを掛けながら。

2012年06月03日 05:26

先日、農機具屋さんや農機メーカーさんとお話する機会が会ったのですが、
その際に「農機を洗う時はエンジンを掛けながらした方が良い」というお話を聞きました。

そーなのか!?知らなかった!

今までそんなことは全く意識しておりません(基本エンジンを切ってた)でしたが、
新しい管理機を買った事もあり、早速聞いた情報を実践しながら掃除をしておりました。
P5240071.jpg
しかし、「はて?なんでエンジン掛けたほうがいいんだろう?」と
機械を洗いながら疑問が沸いてきました。

たしかおっちゃん達は、
「エンジンを掛ける事でマフラーとか排気部への水の浸入を防げる」的なことを
言っていた気がするのですが、それだと逆にエンジンを掛ける事で気流が生まれ
吸気部から水を吸い込む事になるのではないか?とも思います。


うーむ、洗浄時にエンジンを掛ける・掛けないはどちらが正しいのか?
洗う部位(例えばロータリー部・足回り・本体カバー周辺とか)によって違うのか。
それとも農機の種類(トラクター・コンバイン・田植え機・管理機とか)によって違うのか。

つーか、どっちでもいいのか。


皆様、農業機械はどうやって洗っておりますか?(^^ゞ


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ひっぱりくんの自作アタッチメントについて。

2012年05月27日 22:45

今日のお話は非常にニッチ。

農家の中でも「何それ?」って人が少なくないはず。
それくらいニッチな話だけど、共感出来る人には凄く刺さる話のハズ。

だから書きます。
「ひっぱりくんにチェーンポットが詰まるって悩みを解決するアタッチメントの話」を。
※しかも細かい補足なしで行きます。


私はネギの栽培で、チェーンポット育苗方法を用いております。
様々な株間のチェーンポットを活用する事で、ブロッコリーなどの
野菜をチェーンポットで栽培した事もあります。

そしてそのチェーンポットを定植する際に活躍するのがひっぱりくん。
P5230050_20120524224608.jpg
こいつは凄く良く出来た道具なんですが、株間の広いLP15チェーンポットを植え付ける時には
ロングピッチ対応の専用アタッチメントを付けていてもどうも目詰まりを起こしてしまい
スムーズに植え付けが出来ない事があります。(調子が悪いとLP10でも詰まります)


そんな悩みを先日、埼玉の先輩農家である上原さんのブログでグチった所、
「なら問題を解決できるアタッチメントを自作すればいんだよ!」と、ソッコーで
チェーンポットの目詰まりを解決するアタッチメントを自作してしまいました!

※上原さんのブログ「A-GYO農伝記」はこちら。
  チェーンポットの目詰まりとは何ぞや? その解決方法とは何ぞや?が、
  とても詳しく丁寧に写真付きで解説されております!
  

もう、超脱帽です。
上原さんすげー!



早速その上原式アタッチメントを参考に、自分も作ってみました。
コツは片側だけ曲げる事!
P5230051.jpg
ホームセンターに理想的な大きさの金網が無く、
ちょっと小さいアタッチメントになってしまいましたが、その効果は抜群でして!


LP10は勿論、LP15のチェーンポットでも一切目詰まりを起こすことなく
スムーズに苗が立ちあがり、キレイに植え付ける事が出来ました。
P5220047.jpg
改めて上原さんに感謝!
ありがとうございましたー!




ちなみに、上原式のアタッチメント以外にも
私はひっぱりくんにちょっとしたカスタムを施しております。

それは、植え付け~土寄せ部をやや開放的にすること。
P5230052.jpg
ひっぱりくんを持っている方はご存知と思いますが、
本来は土を中央に寄せる羽が二枚重ねで、もっと、こう、「ガッ!!」っと
土を掴んで押しつけるような形状をしております。

でも、それだとウチの転作田の様に耕土が荒い畑(土がゴロゴロしやすい)では
土の塊が羽に引っかかって、場合によってはチェーンポットを切ってしまったりします。

そこで、羽を1つ外して1枚にし、羽の角度も開き気味に調整してやることで
土の引っかかりを防げます。 土はそっと苗に寄せるだけ・・・的な。

土を抑える力はやや弱まりますが、後ろについてる鎮圧ローラーがあれば
特に問題なく苗の植え付け~活着は出来ていると感じます。


ちょっと説明が雑過ぎて分かりにくいかと思いますが、
耕土が荒くてひっぱりくんが思うように働かない・・・って人は是非お試しあれ!
※もちろん、土の荒さには限度がありますが(^^ゞ



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管理機買いました。

2012年05月18日 23:14

悩んで悩んで悩んだ末に、管理機を買いました。
P5080003.jpg
マメトラの「ネギスコッパー」、ネギ専用の管理機です。
※管理機ってのは回転する刃が土を飛ばす事で、土寄せや畝立てなど
  様々な作業に使える機械の事です。ネギ栽培では主に植え付け時の溝掘りや
  土寄せ作業などで活躍します。



昨年に一度試運転をさせて貰ってから、実に一年近く悩んだわけであります。
先立つものが無くて!くふぅっ!涙


しかしながら、今まで使っていた20年以上のキャリアの管理機
流石にガタが目立ってきている事もありまして、悠長なことは言ってられなくなりました。

新しい管理機はパワーはあるのに機体重量が軽く、疲労も少なくて済みます。
更に土の跳ね上げも良いので土寄せも今まで以上にキレイに出来るのではと
期待しています。

ちょこっとオプションも付けまして、
お値段はゆきっつぁんが一学級分くらいっす。

農業機械としては決して高い訳では無いけれど、
やっぱ、ねぇ? うん。 ああ。


つっても機械はいつか壊れるし、機械が無いと農業は出来ません。
必要経費でありますので、あとは大事に大事に、20年は使いたいと思います!

今から土寄せが楽しみですわ!


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トラクターのアタッチメント交換は未だに不安。

2012年04月22日 22:35

ある日の作業風景の一コマです。
P4120031.jpg
トラクターのアタッチメントをロータリー(土を耕す機械)から
溝掘り機に付け替えている所です。

いやー、ほんとね。

我ながら情けないけども・・・・

外し~取り付けに1時間半掛かりました。

場所が場所ならげんこつもんですわ!



春先は色んな作業が同時進行的に襲ってくるので、
ロータリー・畔塗り機・溝掘り機、整地キャリア・ハロー・・・
といった様々な作業アタッチメントをトラクターにとっかえひっかえします。

中にはレバー1本の操作でワンタッチで脱着できる
素晴らしいアタッチメントもあるのですが、ウチの場合は取り付け部分を
微調整しながら手作業で連結していく機械が多いのであります。


しっかしトラクターのアタッチメントってのは何でこう重たいのか。
ちょっとした機械でも100キロ以上、重たいものは200キロ以上ありまして
その取扱は非常に大変であります。

また取り付け・取り外し時に調整する部品それぞれも重い。
高負荷に耐える為の強度を求めたら鋼が沢山必要になるのも分かる。分かるよ。
だけどいちいち取扱いに腕力が必要なのは非力な私としては結構辛い。
※変な角度で取り付けが必要なジョイントとか・・・腕がプルプルするわ!
  

そして作業機の交換には色んな危険も伴うので精神も擦り減るのです。

自分が怪我に会わないように気を付けるのは勿論ですが、
取り付けの位置(高さ・長さなど)や緩み遊びなどの調整具合を間違えると
トラクター本体や作業機・連結部分をぶっ壊す事になるのでマジでおっかねー訳です。

はい、ここで農業機械川柳ー。

「不注意で ぽんと札束 飛んでいく」 

ガクブルガクブル!!


トラクターの作業機交換は慎重に行いましょう。
※私はもっと早く出来るように頑張ります。汗

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混合油を作るのです。

2012年04月15日 22:28

農業を始めてから、「混合油」という燃料の存在を知りました。

草刈り機や防除機、ポンプなど、
2サイクルのエンジンにおいて用いられる事が多い燃料であります。

そしてこれはその名の通り、ガソリンとオイルを混合して出来た燃料です。

オイルの種類や使用する機械にもよりますが、基本的にガソリン25リットルに対して
オイル1リットルの比率で混ぜ合わせます。

ホームセンターなどに行けば混合油として既に
混合調整したものが販売されていますが、結構良いお値段がします。

なので石井農園では農作業機用の混合油を自作しております。
P4060063_20120408222653.jpg
混ぜる段階では容量を確認する為にポリタンクを用いておりますが、
出来あがった燃料は金属製の燃料タンクにて保管します。
※ポリタンクで保管するのは色々と危険なのです。(ってかやっちゃいけない)


農業機械については本当に覚える事が多く、
収納4年目に突入した今でもアタフタしております。汗

春は色んな作業が同時進行するので
使う農業機械も多く、メンテナンスや調整だけでも一苦労であります。
あぁ、早く一人前の農家(最低限のエンジニアの知識を持った農家)にならねば。

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トラクターの刃を交換。

2012年04月15日 22:15

春の繁忙期を迎えるにあたり、トラクターの刃を交換致しました。
P3280013.jpg
ずらりと並んだロータリー(土を耕すアタッチメントの名前)の刃を交換するのは一苦労です。


黒いのが新しい刃、茶色のが3年ほど使った刃です。
P3280011.jpg
使い古した刃はすり減ってだいぶ細くなっております。

この様に幅が細くなってくると作業効率が下がり、
土がキレイに耕せなくなってしまいます。

更に、刃が細くなってくると土を耕す際の抵抗も強まり
機械への負担も大きくなるんだそうです。
※刃が細いほど抵抗は低いと思っていたのですが逆でした!

なので定期的に刃を交換してあげるのです。

ちなみに、今回私が取り付けたトラクターの刃は
ちょっと安価の刃(サードパーティー)であります。
※純正品と比べてお値段は2/3位。
  

純正のメーカーの刃はこちら。
P3280015.jpg
去年購入した中古トラクターの刃です。
まだ一回も耕しておりません・・・!

純正品は気持ち安価版より刃が太く厚い気がします。
当然、良いものは高いわけで耐久性は価格に比例すると思われます。

必要以上に擦り減らないように、長く大事に使っていきたいと思います。


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農機圃場展示会にて。

2012年03月18日 22:16

先日、農機メーカーのクボタさんが主催する、
園芸(野菜)農機の圃場展示会へ見学にいって参りました。
P3150010.jpg
プラウ、サブソイラなどのトラクターアタッチメントを始め、
定植機、収穫機、肥料散布機、管理機など様々な機械が展示されており
実際に動かして体験する事が出来ました。

ずらっと並んだトラクターは圧巻です。
P3150011.jpg
高級車よりも大きなトラクターにステータスを感じてしまうあたりが、
私も立派に農機具依存症なんだと実感しました。
※うっかり高い機械を買わないように注意せねば・・・汗


キャベツ・ブロッコリー・枝豆など汎用的に野菜苗の植え付けが出来る移植機や、
P3150012.jpg

セルトレイで育苗したネギ苗を植え付けるネギ専用の移植機、
P3150015.jpg


そしてネギの収穫機。
P3150014.jpg
これ欲しー!(でもお値段400万円弱! ぐふぅ!)

その他にも色々な作業機がありました。
やはり実際に稼働している所を見ると畑での
作業イメージを描き易いですね。

私が今年購入するのは・・・!
ネギ専用の管理機(予定)。そろそろ今の管理機(20年選手)は限界。汗

農業機械は少しずつ、少しずつ投資していきます。


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格納庫づくり。

2012年03月17日 22:51

ここ数年ネギ部門を拡大させてきた事もあり、
新たに購入した機械の保管や作業スペースに屋根のある場所(ハウスとか、車庫とか)を
優先してきた結果、石井農園の格納スペースが足りなくなってきました。

トラクターもキャビン(屋根)があるとはいえ、出来れば野ざらしにはしたくないもので・・・。

2台くらい格納できるガレージ・車庫が欲しいなーって思って、ふらーっとカタログ見たら、
「ぶふぁっぷ!!」ってなんかの汁が弾ける位、価格にゼロが多くて。
格納庫立てる金で新品の軽トラ買えるわ!無理!

なもんで、雨風をしのぐ為の最低限の格納スペースを自作(DIY)する事にしました。
P3040014.jpg
鉄パイプをガッツリ地面に打ち込み、ジョイントで連結して屋根部に木材で骨組みを作ります。


そこにトタンを打ち付けて完成。
P3130001.jpg
コスト的にはメーカー品のカーポート(屋根だけの雨よけ車庫)の
10分の1位のコストで出来ました。


雨よけという目的を達成する為には十分なシロモノだと思いますが、
大雪が降った時に果たしてどれだけの重さに耐えれるのか!?って心配はありますな。
P3130002.jpg
気持ち太めのパイプを使ったから50センチ位の積雪までならへっちゃらだと思うけど・・・。
最悪、大雪の年は三脚もって雪かきに出動する所存であります。

さっそく格納されているのは昨年買った中古のトラクター。
未だ田畑への出動は無し。 この春から活躍して貰います。


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ネギ種まきの為の、播種板作り。

2012年02月18日 22:03

現在ネギの種まきに励んでいるのですが、種まき作業を省力化する為に
「播種板」なるものを使います。

これは、枠の底に種の大きさに合わせた穴が空いたアクリル板があって、
一度に沢山の種を撒けるって代物です。  ※播種板の詳しい説明はこちら。
P2120048.jpg
写真には二つの播種板が写っておりますが、
右の木枠の播種板はコート種子用に去年自作した播種板です。
そして左のはメーカー(ニッテン)製の生種用の播種板です。


コート種子(まき易い様にコーティングされた種)はとても扱い易く、
作業も早いし播種精度(きっちり粒数が揃う)も高いのですが「お値段」も高い。

一方、生種(コーティングされてないありのままの種)は
形がいびつで扱いにくいのですが、コストはコート種子の半分以下。
これはコスト削減の為に使わない手は無い訳です。


ただ、懸念点として「発芽率」と「作業性」がありました。

発芽率にかんしては、「生種は発芽率が劣る」という話を聞いた事があり、
実際に展示会で種苗メーカーさんに聞いたところ「生種が悪い訳ではなく、
比較的良い種からコート用に回している」的な回答がありました。

そこで去年は試験的にコート種子と生種の播き比べを行いました。結果、
個人的には発芽率やその後の苗の成長などにおいても違和感はありませんでした。
(生種を使っている先輩農家さん達も、コートと比べて特に問題ないとの方が殆どです)

よって、発芽率の心配は解消。



もう一つの作業性に関しては、生種は形がいびつ故に播種板を使った種まきの際
粒数にムラが出ます。 それを手直しするのですが、時間がすっごくかかる。汗

そこで、この問題に関してはメーカー製の播種板のパーツを
自分に適する仕様にカスタマイズする事で概ね解消しました。
P2130050.jpg
左が自作した播種板(穴径4mm)、右がメーカーの播種板(穴径3・5mm)。

私はLPチェーン・4粒播きで主に取り組んでいるのですが、
メーカー製の板では3粒になる事が多かったのです。
自作の板(厚さ2ミリの板に径4ミリの穴)を作ったことで、
概ね4粒(5粒で落ちる事もあり)播種が出来るようになりました。

格段に手直し時間が減ったことで、作業性も上がりました。

※ちなみに、播種板も色んな所から販売されており、
 希望の粒数に合わせて細かく調整したオーダーメイドの播種板を
 作ってくれるメーカーもあります。



さて、長々播種道具について書き散らしてきましたが、
ネギの種まきをした事がない方には訳の分からない上になんとも
つまらぬ記事だったかと思います。 スイマセンでした。汗

さて、次回は種まき作業の風景をご紹介します。

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トラクターがやってきた。

2012年01月27日 00:23

昨年末のお話ではありますが、
石井農園にトラクターがやってきました。
PC020029_20111203002414.jpg
勿論、中古でございます。
※新品なんざとてもじゃないけど買えません。

新たにやってきたトラクターは既存のトラクターとほぼ同型です。
下記写真は石井農園に前からいるトラクター。
P1110240.jpg
新しくやってきたトラクターは既存のモノに比べて年式はちょっと古いけど
馬力は大体一緒です。 メーカーはともにクボタ。(なのでロータリーとか共有できる)
 


実は自分が年々園芸の規模を拡大してきた事もあって
トラクターの利用頻度が急激に高まってきました。
※同じ面積を耕作する場合、転作田では田んぼより畑の方がはるかに
  トラクターの稼働時間が長くなります。(土を細かくほぐす為)

田んぼ作業も畑作業も忙しくなる春先は、
一台のトラクターを巡って私と父が血で血を洗う争いを繰り広げる事も
珍しくありません。 (言い過ぎましたすいません)


でも、かなり余裕のない状態で機械を共有していたのは事実でして、
トラクターを2台体制にするかどうかずっと議論しておったのです。

そして昨年、馴染みの農機具屋さんから状態の良い中古トラクターが
あるけどどう?的な話が親父に入りまして、整備内容・価格面での擦り合わせ~
商談の末に購入と相成りました。


ちなみに私個人的には現在の農園規模でのトラクター2台体制は
過剰投資だと思っております。ちょっと無理をすれば1台でもやれない事はないから。
なので購入には反対しておりました。

ですが、機械投資を拒む事で夜間作業が増えたり、無理な(長時間の)機械操作に
なるようでは事故や仕事の荒さにも繋がると親父からは叱咤を受けました。

最初はなかなか納得出来ませんでしたが、「これからもっと農業を頑張るつもりなんだろう?」
って一言で・・・・私も首を縦に振りました。


近年は途上国の発展に伴い中古トラクターが海外へ多く流出しているって話もあり、
価格面・状態面で納得できる中古トラクターがあった時は逃さない方が良いってのも
一理あるとは思います。

機械投資に関しては、卵が先か鶏が先かの議論でありますが、買った以上は
トラクター2台体制に見合う経営規模に1日も早く農園を発展させていきたいと思います。

頑張るぞ・・・!


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ネギ収獲。コンバインカーと米袋を活用。

2011年11月27日 22:32

いよいよ西高東低の気圧配置となって参りました。

これから新潟の週間予報は太陽なし! 曇!雨!雪!
そのうち雪だるまラッシュ!!となります。  ・・・ガタガタブルブル。


ネギの収穫作業は出来るだけ雨の降っていない日・降っていない時間帯を
狙って行います。 なぜなら雨だとネギが泥で汚れるから。 
PB160068.jpg
泥まみれのネギは皮剥き作業時に一本一本丁寧に泥を拭いてやらねばならず、
非常に作業効率が落ちるのですよ。 (つまり、人件費がかさみます。汗) 

なので天気が落ち着いた日には「ここが勝負!」とばかりに採れるだけネギを収穫します。
PB080018.jpg
雨上がりの畑は地面がぬかるむ為に軽トラックが入れません。

なのでコンバインを改造した運搬車
畑の外に待機している軽トラックまでネギを運び出します。

更にこの時、ネギマキマキ(ネギを収穫する為のネット)の数が限られている為、
石井農園では米袋を代用の収穫道具として活用しております。

一度マキマキの上にネギをまとめた後、ネットを丸めてネギを米袋に差し込み
マキマキだけをすぽんと抜き取ります。 これでマキマキの数が限られていても
沢山のネギを収穫して運びだす事が出来ます。
PB170069.jpg
※写真は収穫のお手伝いに来てくれたMさんと私。

マキマキは1枚1000円以上する資材なので、10枚、100枚と
購入するとそれだけで結構なコストになります。

米袋はネギを移し替える手間こそかかりますが、くず米用の袋(使用済みの茶袋)は
米屋さんが安価(タダ~1袋20円位)で譲ってくれるのでコストを掛けずに大量に用意できます。



そしてこれは土ネギ販売の時に気付いたのですが、米袋は案外大量のネギが入る上に
底部にマチが付いているから直立させやすいのです。
(ネギは横にして置くと上に伸びようと曲がってくるため、真っすぐ立てて保管するのが基本)

また、少し大目(袋がパンパンになる位の量)に袋にネギを詰める事で、
葉っぱが袋の中で張り合う事で支えになってネギが曲がらずに保管できます。


石井農園では200枚しかマキマキがないのですが、
米袋を活用することで一度に300~400束分を収穫できる様になりました。
PB180077.jpg
収穫した束の保管は雨にあたらない様に育苗ハウスに立てかけていきます。
そして悪天候の日には皮剥き~箱詰め作業に専念し、ガンガン出荷しております。
 

米袋を活用した方法にはメリットがある半面、当然デメリットも存在します。

袋に移し替える手間以外に、素材が紙の為に湿っぽい環境で使用・保管していると
当然ながら破れます。(ネギを持ちあげた瞬間底がバリっと抜けます)

それと、気温の高い時期だと保管中にも葉が伸びてくるわけですが、その際
袋が光を遮光してしまうので新葉の色が薄くなってしまう・・・などがあります。
(大体、気温が15度以上になると葉っぱが良く伸びてきます)


なので、市場出荷の際は葉色などの品質を維持する為にも、
大量に収穫するときは今後の気温や天気予報、そして1日どの位掘りとったネギを
出荷調整出来るのかという作業量を把握しておく事も大事です。
※基本的には大量収穫~保管しながら出荷~ って方法が運用できるのは
  気温がぐっと下がって雪も降りだしてくる今位からが実用可能な季節であります。





米袋を使い始めてから、どうすればもっときれいに長期に渡って保管できるか
(ネギの曲がりを起こさないか)日々研究してきました。

と言いますのも、今後本格的な雪が降りだす頃にはそれこそ畑のネギを
鬼の様に抜きまくって雪室状態のハウス満杯に保管して、それを冬の間に
少しずつ出荷することが出来ないかと目論んでおるのであります。

関東と違い、雪の降る北陸や東北では冬はネギの収穫が出来なくなります。
※吹雪によって地上部の葉が吹き飛ばされ、市場におけるネギの商品価値が無くなります。

そこで雪国の人々は冬季にネギを出荷すべく、
ハウス貯蔵、雪中保存(降雪前に収穫したネギを畑に束の状態で植え直して
寒冷紗などで被膜して雪から守る)など色んな方法を試されてきました。
なので私も、それらを参考にしながら自分なりの方法を模索したいと持っております。
それが今年挑戦する「米袋ハウス冬季貯蔵大作戦」であります。

ちなみに、冬季保管されたネギは甘くて、みずみずしくて、とても美味しいそうです。
また、冬の貯蔵についてはおってブログでご紹介致します。



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石井農園の自作ねぎ掘り取り(根切り)機

2011年11月14日 05:55

就農してから(ネギ栽培を開始してから)3年。

ネギの収穫と言えばスコップと我が両手のみで行ってきました。
P9290135.jpg
今年も手作業で行ける所まで行ってやろうと思っていたのですが、
今年は秋のネギの気候が良くネギが良く太り~根もガッツリ広がりまして
ひっこぬくのがしんどいことしんどいこと。汗


ネギ農家さんの多くはこの収穫作業の負担を軽減する為に、
「掘り取り機」なる機械を使ってネギを掘り起こします。

それは自走するコンバインの様な収穫機械であったり、
ネギを土ごと掘り起こすトラクターのアタッチメントであったり、
畝を崩す為の特殊な刃を付けた管理機であったり・・・と、様々です。

ネギは全国的にもメジャーな野菜だけあって、掘り取り機などの作業機械は
色んなメーカーから発売されております。

どれも凄く魅力的な機械で喉から出が出るほど欲しいのですが、
設備投資にビビりまくりな私はどうにも導入に踏み込めませんでした。


そしてとりあえずの急場しのぎとして、掘り取り機を自作してみました。
PA240078.jpg
積載部を外した整地キャリアの骨組みに、適当な鉄材とパイプを
溶接して作った掘り取り機をボルトで固定しました。


掘り取り部の刃ですが、これは廃品として放置されていた
コンバインの刈り取り刃(使用済み)をリサイクルしたものです。
PA240077.jpg
コンバインの刃は鋼で出来ている為、薄いけど強度があります。
溶接で曲げた後、念の為鉄材で補強もしてあります。


この掘り取り機はトラクターの故障による入院期間に、
親父が農機具屋のおっちゃんと一緒に作った品物でして
資材の殆どを廃品で補った為に製作費は各安でできました。
※溶接に掛かった工賃がちょこっと位。


で、肝心の使い心地はといいますと、
ネギの根っこを切りながら僅かに土も動かしてくれるので
ネギの引き抜き~収穫がダイブ楽になりました。

実際に稼働させた時の動画もアップしてみましたのでご覧頂けると嬉しいです。


メーカーさんの製品には遠く及びませんが、急場しのぎの
製品としては満足できる活躍であります。

しっかり稼いで、ゆくゆくはちゃんとした設備投資を行うか、
それとも自作掘り獲り機の研究を続けて2号機を開発するか・・・。

・・・今後の面積次第ですね^_^;



ちなみに、掘り取り機1号機は現在も使いながらちょっとずつ改良していってます。
刃の角度を変えたり、トラクターとの結合部分を少しずらしてみたり。
PB030169.jpg
タイヤの後あたりに見えるVの字の木枠は、ネギを掘り獲る際に
先に収穫した隣の畝を地ならし(軽トラ等が入りやすいように平らにする)する為に
取り付けました。  これなら収穫と地ならしも一石二鳥。


最近親父の口癖が「・・・ちょっと改良にいってくる」です。
ちょっとコンビ二行ってくる・・・のノリで作業の合間に農機具屋にいってます。


掘り取り機自体は機構が簡単なモノなのですが、この経験を糧に
今後も作れそうなもの・こんなったらいいなと閃いたものは自作してみたいと思います。

ネギの相場も相変わらず安いですが、お金がない時こそアイデア絞って
日々の作業にハリを出して行きたいと思います!


機械が壊れまくりの秋です。

2011年10月26日 22:50

作業中に機械が故障することは、農作業につきものです。
(ちゃんと整備しておけばそんなに起きる事でも無いですが。汗)

20年以上使っている石井農園の管理機はその最たるもの。
PA200058.jpg
サビやら金属疲労やらであちこちの部品が外れたり壊れたりします。
その都度取り換えたり、溶接でくっつけたり・・・ 流石に来年は更新かな。汗
※先日の整備(掃除)の様子はこちら。


更に今年は機械の故障が重なりまして、
農機具屋さんのお世話になりっぱなしの石井農園であります。 およよよ・・・・。涙


トラクターに至っては秋ぶちが終わったのもつかの間、現在入院中でこのありさまです。
PA170036-1.jpg
ミッション部分からオイル漏れがありまして、
解体~オイルシール(オイル漏れを防ぐパッキンの様なもの)の交換となりました。


オイルシールについては、トラクターの場合1000~1500時間位経つと
劣化してオイル漏れが起こる可能性がでてくるそうです。
PA170037.jpg
つっても、自然劣化以外にもエンジンに無理をさせる使い方をしたりしてると
オイルシールが切れる可能性が高まるとか。(心あたり多々あり!汗)

ちなみに、トラクターの場合は車と違って車体・エンジンを囲むフレームがないので、
ミッションをいじる時には大掛かりな解体(車体を真っ二つに)をする必要があるのです。

このへん、もっと修理し易いようにメーカーさんも配慮してくれるとありがたい・・・。汗



故障はトラクターだけに収まらず、フォークリフトでも起きました。
PA180040.jpg
リフトを上げ下げするシリンダー部分から・・・


こちらもオイル漏れが。
PA180041.jpg
ああ・・・あっちでもこっちでもオイル漏れまくりの石井農園です。

フォークリフトでもオイルシールの交換が必要なのですが、
部品の交換にはリフト部分を全てバラす必要があり、メーカーの工場へ送って
修理せねばならないんだとか。

すなわち、運賃+工賃が掛かる訳で。
トラクターとフォークリフトの修理だけで諭吉さんが一クラス分位
卒業する事になりそうな訳で。   ・・・先生悲しい!

農業機械にはホントお金が掛かりますよ・・・とほほ。汗




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ネギアンケートにご協力頂きありがとうございました!



アンケートの結果にて、以外に土ネギニーズがある事に驚いております。

また、ネギ狩りについてもご興味を示して下さった皆様ありがとうございました!
必ず11月中に実行したいと思います。日にちが合いましたら是非~!

いつか土ネギの通販も始めたい・・・!


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入れ太郎、撒き太郎、今年も出動。

2011年10月18日 20:43

稲刈り後の作業シリーズ、今日は「もみ殻散布」をご紹介。

ちなみに、もみ殻ってのはこれです。
P9280102.jpg
米農家では稲刈りのシーズンになると、このもみ殻が大量に出ます。
捨身の通り、山ほど出ます。


ちなみに、「もみ殻とはなんぞや?」という方のためにご紹介しますと
もみ殻ってのは米粒の外皮であります。
P9280104.jpg
稲穂を刈り取って乾燥~籾すり(外皮をはずして玄米にする作業)を行うことで
このもみ殻が大量に発生するわけです。


もみ殻は土混ぜると土壌の水はけを良くしてくれる改良資材にもなりますし、
暗渠(農地の地下に排水路を作る)などを作る際の土木資材としても活用されます。

また、畑にまけば雑草を抑えたり土の乾燥を防ぐマルチの代わりになるし、
ほっとけば分解されて土に還っていくとっても有用な有機物でもあります。


しかしながらあんまり出る量が多いと保管したり運びだすのが大変なので
しばしば米農家さんでは邪魔者扱いされることもあります。

ぶっちゃけも、我が家でも籾殻の存在はめんどくさかったりします。
※もみ殻がいっぱいになると、籾すりを中断して運び出さなきゃならんかったりしますしね。



そこでですね、そのめんどくさいもみ殻作業をラクにしようと
生み出されたのが、毎年ブログで紹介している「もみ殻まきたろう」と
「もみ殻いれたろう」です。
P9130150.jpg
見てわかるとおり、フォークリフトとトラクターの整地キャリアを
利用した簡単な作業機であります。

毎年毎年、角度や資材など微妙に改良を重ね、今年で稼働3年目。
扱いにも慣れてきまして結構いい仕事するようになりました。


まず、入れたろうがもみ殻に突っ込みます。
P9280101.jpg


で、撒きたろうにもみ殻をぶちあけます。
P9280106.jpg


どばーーーーっと。
P9280107.jpg


その後もみ殻というバトンを渡された撒きたろうは、
田んぼに移動しましてもみ殻を・・・・
P9280110_20110929224758.jpg


撒きます。
P9280112.jpg
ちょっと稲わらの上にもみ殻を撒いてしまってるので
同系色になって撒き加減がわかりずらいですね。汗


そんなこともあろうかと以前にユーチューブにアップした
撒きたろうの雄姿も一緒に載せておきます。



どうですか。結構いい感じに撒けてませんか?
今後の課題はもっと一度に沢山のもみ殻を運搬~散布できるようにすることですかね。

貧弱経営の石井農園では、こんな感じであれこれ農器具を自作して
えっちらおっちら農業をやっております。


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ネギマキマキホルダー。

2011年10月15日 00:14

現在、ネギ収穫~出荷作業に追われる毎日を過ごしております。

そんなあるとき私の頭の上で電球が「ぴこーん」と光りまして、
ちょっとしたアイデアがひらめきました。

そのアイデアを具体化すべくその辺にあった木材を
切って~くっ付けて~制作時間15分程度で完成したのがこちらです。
P9240003.jpg
これはネギの収穫作業をちょっとでも楽にする為に作りました。


どのように使うかといいますと。


この様に荷台部分が平らな一輪車にセットします(縛りつけます)。
P9240004.jpg
※この撮影の最中に一輪車の左足が折れまして(古過ぎて朽ちていました。汗)、
 またもその辺にあった木材で足を作って現在も使い続けております。



一輪車と合体させた後、この木枠部に
ネギマキマキ(収穫したネギを縛り、束にして運ぶ為のネット状の資材)を10枚ほど乗せます。
P9290132_20110929223024.jpg
そして収穫したネギを・・・



この様につんで、
P9290133.jpg


縛るわけです。
P9290134.jpg
今までは一枚一枚ネットを地面に広げてそこにネギを載せて縛っていたのですが、
地面に広げるとネギが扇状に広がって縛りあげる時に曲がるネギが出てしまっていたのです。


しかし!

この凹型の木枠がある事でネギが真っすぐに並び、
ネットを縛りあげる際にもネギの形が崩れずにキレイな束が出来ます。

しかもネットを重ねて一輪車に積むことで、一枚一枚ネットを広げる手間が
掛からずに、どんどん移動しながらネギを収穫~束にしていけます。

どうですか! 

超単純なアイテム(アイデア)ですがこれが結構使い勝手がよくてですね、
延々繰り返す単純労働(ネギ収獲)のスピードがちょっとだけ早くなりました。


このように! すぱぱぱーーーーん!
P9290141.jpg
※まぁ実際はそれなりに時間掛かってますが!


私はこの木枠を、「マキマキホルダー」と名付けました。

作業がちょこっと楽になった事も嬉しいですが、日々黙々と作業をこなす中で
こんなちょっとした道具を作ってみたり、少しでも作業環境を良くする為にあれこれ
思慮をめぐらす事は結構楽しいです。


ちなみに未だ掘り取り機を導入していない石井農園では、
ひーひー言いながら手作業でネギを引っこ抜いております。
P9290143.jpg
今後掘り取りについても、ちょっと作業が楽になるアイテムを制作予定です。
上手く行けばおってご紹介しますね。



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コンテナ撤去。

2011年10月06日 22:27

体調を心配してくれた皆さま、ありがとうございました。
今日はリポD飲んで寝ますので、明日には元気もりもりになっているかと思います。

さて、今日は稲刈り後の作業色々の中から「コンテナ撤去」をご紹介。
P9280052.jpg
このコンテナは稲刈りの時に、コンバインから乾燥機へと籾を運搬するのに活躍してくれました。
※コンテナの活躍を紹介した以前のブログはこちら。


稲刈りが終わった事で、トラックの荷台から撤去する事になります。
(このコンテナを積みっぱなしだとトラックがほかの用途に使えないので。汗)

まず、この様にフォークリフトの爪をコンテナの下に潜り込ませ・・・
P9280054.jpg


ふんぬ!っと、一気に持ち上げます。
P9280057.jpg


そのすきにトラックを動かし、空いたスペースにキャリーを付けたトラクターを持ってきます。
P9280058.jpg


で、


コンテナをどーーーーーーん。
P9280059.jpg


この後トラクターで離れの倉庫にコンテナを移送し、
キャリーごと切り離して来年の稲刈りまでお休みして貰います。
P9280060.jpg
農業・・・特に稲作では、年に1~2週間(モノによっては数日)しか出番がない機械が多く存在します。
籾運搬コンテナもその一つ。

しかしそれらがないと作業が出来ないので、とっても大事な存在です。
コンテナよ、ゆっくり休んで来年もまた活躍しておくれ。


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コンバインカーで石灰・肥料撒き。

2011年09月18日 20:44

溯る事先週のお話。
(今日はうんちくが長いので、めんどうな場合は読みとばして中段から読んで下さいませ~)


稲刈で忙しいさなか、同時進行で冬~来春野菜の準備をしておりました。
それは、去年挑戦してそこそこ上手く行った冬菜の仕込みであります。

とう菜ってのは新潟で食べられている春の葉野菜でして、
秋に種をまいてそこそこ大きく育て、そのご冬の寒さ(雪)に当てることで甘さを増し、
翌春の雪解けに合わせて伸びてくる新葉を収穫します。
(寒さに当てたあと、ハウスに移植したりトンネルを掛けて早く新葉を出させる栽培もあります)


でもって、このとう菜は夏ネギを収穫して空いた畑に種を播く予定だったのですが、
今年ネギの生育が遅れてしまっている関係で畑のスペースがなかったのです。


そこで目を付けたのが、稲刈を終えたばかりの田んぼ。

かなり無理くりですが、来週からは雨が続く予報があり(土が濡れると耕せなくなる)、
さらにとう菜は9月20日頃が播種限界(種まきが遅いと冬までに大きくなれない)ってこともあり
背に腹は代えられず「2011年、冬菜の種まき開始」とあいなりました。


しかしですね、稲刈後の田んぼを急遽畑として使うには
憂慮すべき点が2つほどあります。 「PH(土壌酸性度)」と「大量の有機物」です。

PHについてですが、田んぼは酸性の性質を持っています。
(というか、雨の多い日本の土壌は基本酸性です。 
 雨水は大気中の二酸化炭素を吸収しているから酸性なのです。)

PHでいうと田んぼの土は4.5~5.5位。
この数値は稲にとってはとても居心地のよい値なので田んぼとしては問題ナッシング。

でも、多くの野菜はPH6.5位を好むので土のPHを調整してやる必要があります。
主に石灰(アルカリ性質)を土に混ぜることで土壌のPHを調整するのですが、
PHを「1」上げるだけでも物凄い量の石灰が必要になります。

土質にもよりますが、私の場合このPH調整の為に
10aにつき苦土石灰を200キロほど撒きます。  ・・・超大変。



更に、憂慮すべきもう一点の「大量の有機物」についてですが、
稲刈り後の田んぼには、ワラや稲株などの大量の有機物が存在します。

これをそのままトラクターで耕して野菜を作ろうとすると、
野菜が成長するのに必要な養分が足りなくなってしまうのです。

それは、有機物が分解される過程で「窒素」を必要とするからです。
大量の有機物を土に含ませるとそれを分解する為に大量の窒素を持っていかれて
野菜の栄養が足りなくなってしまう訳です。 (これを窒素飢餓と言います)

そうならない様に、予め肥料(窒素)を大目に施してやる必要があります。

とう菜も冬までに大きく体を作らねばならない為に初期に多くの肥料を必要とする野菜なので、
プラスアルファで稲ワラ分解用の窒素肥料も考えますと、
10アールあたり150キロほどの肥料を畑に撒く必要があります。 ・・・超大変。



以上の理由から、PHと有機物のことを考えると大量の資材投入が必要になります。
しかも今年、調子ぶっこいて冬菜の作付けを30aの田んぼで行う事に致しました。

つまり、石灰200キロ+肥料150キロ×3(30a) = 1トンちょいの散布量。

ウチはブロードキャスター(肥料散布などに使うトラクターアタッチメント)なんて便利なものが無い為、
肥料・石灰散布は基本背負いのサンバー(リュックサックみたいな奴)で行っております。

炎天下(先週は連日34度位)の中、1トンの資材を背負いで撒き切る・・・・ぶふぇっ!!
考えただけでポカリが飲みたくなる! これは流石にやってられんですわ!


 
つーことでですね。
(ここからやっと本題です。)



「なんとか楽に資材を散布出来ないか」と考えた末に閃いたのがこちらです。
P9140156.jpg
コンバインカーに背負いの動力散布機を縛り付けた、即席の肥料散布機であります!


作業時はこの様なフォーメーションとなります。
P9140157.jpg
運転者1名、散布者1名。

コンバインはアクセルを固定できるため、1人で散布しながら機体を走らせることも出来ますが、
やはり安全の為に2人で作業するのが好ましいです。 
※ちなみに、運転者は農繁期の間石井農園に助っ人に来てくれているKさん。



ぶっちゃけ、「なんてショボイ散布機なんだ!」と、思った方もいるでしょう。
私自身、そう思っておりますとも。  

でもね、実際に使ってみたら背負い散布の10倍くらい楽!
しかも、作業も背負いの5倍は早く終わります!

・資材を積みながらの移動、機体に固定しての使用だから補給がスムーズ。
・動力散布機の力で一度に10メートル幅くらいで肥料を均一に撒ける。
・トラクター(ホイール)ほど地面を傷めないし、軽トラよりも安定して走れる。
・なんたって背負わなくていいから足腰が超楽!

ってな具合です。


一応、作業の様子も動画に撮ってみました。

来年以降、畑の資材散布にはこの方法でやっていこうと思います。


コンバインカーの利用方法はまだまだ色々模索出来そうです。
今後も何か閃いたらブログで紹介して行きたいと思います。

とう菜の種まき作業については、追ってご紹介いたします!


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PS

完全にうっかりしておりましたが、私本日、レベル28となりました。
立派なアラサーであります!

一人前の農家を目指して、また1年気を引き締めて頑張りたいと思います。



90馬力コンバイン。

2011年09月09日 21:51

近所で友人が稲を刈っておりました。
P9060084.jpg
乗っているのは90馬力、6条刈(稲が6列一気に刈れる)のコンバイン。

でけーのなんのって。
作業がはえーのなんのって。

農家たるもの、いや、男たるもの。
デカイ農機に憧れるもんです。


よし! 今度どっかの展示会で試乗だけしてこよう!
(この位のサイズになると1000万円位するので簡単には買えません。汗)


友人に「乗ってみる?」って聞かれたけど、
人様のコンバインでそそうでもしたらって考えると、怖くて乗れませんでした。汗
 
人様のコンバインは眺めるに限ります。 
かっちょいいコンバインをオカズに、ゴハンが3杯食えますわ!


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管理機メンテナンス。

2011年09月09日 21:50

最近、管理機(マメトラV4)の調子がすこぶる悪いのです。
P9080094.jpg
エンジンがなかなか掛からない。
イマイチ馬力が出ない。
不完全燃焼している気がする・・・・など。

だいぶ年季の入ってる機械なので所々調子が悪いのは日常茶飯事なのですが、
これらの症状ってのは大抵吸気部分か、燃料の導線に問題があります。

そもそもネギの土寄せ作業なんてのは撒き上がる土埃の中で
機械を動かしてるんだから作業環境は超過酷な訳です。
P9080096.jpg
土ぼこりを吸いまくっていると思われる吸気口。

パーツクリーナー等でこびりついている土を落として上げます。
P9080097.jpg

エアークリーナーも土がびっしり。
P9080098.jpg

スポンジ部分を灯油で洗って泥を落とします。
P9080100.jpg
本当はパーツごと新品に交換してあげるべきなんですが・・・発注がめんどくさくて。汗
今年の作業が終わった際には、消耗品をしっかり交換したいと思います。

エアークリーナーの受け皿部分にも泥が沢山溜まってました。汗
P9080095.jpg


キャブレターはそれほど汚れておりませんでした。
P9080099.jpg
が、水抜きバルブやガソリンが流れるチューブ内には
砂粒や糸くずのような小さなゴミの塊がちらほら。

ガソリンの流れを滞らせてエンジンの燃焼を阻害しそうなものは
まとめて排除致しました。

その甲斐あってか、ある程度掃除してあげたら
とっても快調になりました。 良かった良かった。

このマメトラは使用歴20年以上の古株ですが、
行ける所まで活躍して頂きたいと思います。

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