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2023年の稲刈り無事に終わりました。

2023年10月07日 19:57

8月末から続いた稲刈りも無事に終わり、現在は新米の発送に追われております。
新米のご予約を下さった皆様、誠にありがとうございました!!
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精米~袋詰め~箱詰め~伝票張り~ えっほえっほ。
新米の出荷
今年も無事にお米が実ったこと、沢山注文を頂けたこと、
そして元気に一年農業ができたことに感謝感謝です。

しかしながら、今年は夏場の日照り・高温が続いたことにより
お米が白くなる現象がこれまでになかったほど発生しました。
(稲穂が実る時期に高温が続くと、米粒のでんぷん質の中に空気が混ざることで白っぽく見えます)
新米の稲穂
もちろん美味しくお召し上がりいただけますが、やはり新米は透明感のある
つややかな仕上がりを目指したいです。

また、農協など一般流通を行う際にこの米の白さは等級の低下、
ひいては買取価格の低下につながり農業経営を直撃します。

温暖化の影響で高温傾向は今後ますます顕著になっていくと思います。
高温耐性品種の選定や、種まき~田植え時期を変えることで稲穂が育つ時期を
高温期からずらす・・・など、考えられる手段を検討していかねばと感じます。

温暖化に負けず、楽しく元気に農業を続けるべく頑張ります!
今後とも石井農園をよろしくお願いいたします。

2023年産米の新米予約を開始しました!

2023年08月13日 11:51

このたび、石井農園のホームページで新米予約を開始しました!

9月30日までにご予約頂いた新米は【送料サービス(離島など一部地域除く)】、
さらに石井農園のもち米「新米・こがねもち2合おまけ付」にて発送致します。

農園ブログ用

新米の発送は10月6日以降、順次発送させて頂きます。
※日付指定をされる場合は、確実にお届けする為に「10月8日以降」にて
 ご指定下さいませ。

また、送料・各種資材費などの生産価格上昇により、今年の新米予約では
5㎏のお米の送料無料新米予約を見合わせ、10㎏~20㎏商品のみご予約受付とさせて頂きました。

10月1日からは通常注文を2023年産米に切り替えますので、
新米の5㎏の商品も公開いたします。 

新米予約を楽しみにしてくださっていたお客様には申し訳ありませんが
何卒よろしくお願いいたします・・・。

沢山のご予約をお待ちしております!

中干と溝切。それは田んぼの水分、ひいては稲の成長をコントロールする作業です。

2023年06月26日 22:39

私たちの地域ではこの時期、一定期間用水路の水を止めて
田んぼを乾かす中干しを行います。
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パイプライン化していない昔ながらの土用水路の農地ばかりなので
用水を止めないと畦から水がしみだしてきてなかなか田んぼが乾かないのですよね。

ちなみに、なんで田んぼを乾かすかというと、

①土中に含まれる前年の稲わらなどの有機物が気温の上昇によって一気に分解~その際
  微生物がガスを発生させて稲の根に悪影響をあたえるため、土を乾かして新鮮な
  空気を土中に送って根を健全に育てる。

②稲が生育しすぎる(茎が増えすぎる)と十分に熟さない稲穂ができてしまうので
 中干によるストレスを利用して生育をコントロールする。

③土をこの時期に固めておくことで、今後の追肥作業や秋の稲刈りの時に
  作業をしやすくする。

・・・・などの目的があります。


そんな中干しを効果的に行うために、「溝切」という作業を一緒に行います。
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これは溝切機。

バイクみたいなこの機械にまたがって田んぼの中を走ることで・・・・
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溝が切れます。
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これが溝切作業です!!
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私も溝切しています。
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広い田んぼのなかをスイスイ・・・・  たのしい!
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ちなみに、溝切を行う理由というのは、
広い田んぼの中にたくさんの溝を切ることで、溝を伝って田んぼの中に残った水が
スムーズに排水されるようになり、結果中干の効果が出やすくなります。
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縦に走った後は、外周を横に走って溝をクロス。
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溝の中を田んぼに残った水がちょろちょろと流れていきます。
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そして水路へ排出。
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つくった溝は中干によってしっかり固まり、秋まで崩れることはありません。

この溝は滞水を抜くためだけでなく、今後田んぼに水を送る際にも
スムーズに田んぼ中に水を広げる役割も果たします。
※急に気温が上がるフェーン現象の時などは大活躍。

7月になると稲の茎の中ではいよいよ稲穂ができ始めます。(幼穂形成期)
今後の成長がますます楽しみになります。


溝切作業の様子は動画にもまとめてみました。
是非ご覧下さいませ~ (そして「いいね」押してくださいませー!)





6月6日の田んぼ 中干開始

2023年06月07日 17:40

田植えからちょうど一か月。
幼かった苗たちもずいぶん立派になってきました。
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風に揺られてそよそよ・・・・


さて皆さん、お気づきでしょうか。
田んぼに変化があることを。



そうです。
田んぼの水を抜いております。 (わかりにくい写真ですいません)
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これは 「ガス抜き」 という作業でして田んぼの水を抜いて表面を軽く干すことで
土の中で分解されている前年の稲わらなどの有機物が分解の過程で発生する
ガスなどを抜き、土中に新鮮な空気を送り込む効果があります。
※土中で発生するガスは稲の根っこの成長に悪影響を与えるのです。

今後しばらく水を入れたり、田面を軽く乾かしたりを数回繰り返し、
今月末からはややしっかりと田んぼを乾かします。
これが 「中干し」 です。

中干は田んぼをややしっかりと乾かすことによって生育のコントロール(茎数の調整など)や
作業性の確保(土を固めておく) などの狙いがあります。

7月に入ると稲穂ができ始めます。1年は早い!
初夏の日差しを浴びながら、今日もすくすく稲は育っております。

ニンニクの芽を炒め物に。

2023年05月23日 21:55

ニンニクが育ってきております。
収穫まであと少し!
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茎の中央から赤みのかかったとんがったつぼみが伸びてきています。

そのままほおっておくとこれがニンニクの花になります。
花を咲かせてやりたい気持ちもありますが、しかしながら花を咲かせることに
養分が回ってしまい肝心のニンニクに十分なエネルギーが回らなくなる恐れがあります。

なのでつぼみを引き抜きます(もしくは折る)
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大量に収穫できた 「ニンニクの芽」 

新鮮な旬の食材。
これはやっぱり、肉と油でいためなければバチが当たる!いうことで
炒め物にしました。
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実はみそ汁の中にもニンニクの芽が入っておりますが
癖がなく、シャキシャキとした触感がとてもおいしかったっです。

ニンニクの芽は、ニンニク並みにおいしいですよ。

2023 田植え無事に終了!

2023年05月10日 19:42

田植えが終わりました!

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いやー植えた植えた。


ここからは幼い苗を見守りながら水管理をしていきます。
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元気に大きく育っておいしいお米を実らせておくれ。


石井農園の田植え2023

2023年05月02日 19:43

2023年の田植えが始まりました!
気持ちの良い天気に恵まれて順調な滑り出しです。
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石井農園の田植え風景をお届けすべく、
よさげな写真をまとめてアップしました。
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おいしいお米が収穫できるように頑張って植えていきます!

代かきは水管理が命

2023年05月01日 23:31

たんぼを荒く耕したら、その後細かく・滑らかに仕上げる
代かき を行います。

代かきには回数、かけ方(トラクターの走り方)、平面度の仕上げ方・・・など
色んな技やこだわりが農家さんごとにありますが
なんといっても 「ちょうどいい水の具合」 が作業の肝になることは
すべての農家さんが同意するところと思います。

そうです。
代かきは水管理で仕上がりが決まります!



そして、以下の写真は
「代かきしようと思ったら田んぼが乾いてしまってて慌てて水を流している田んぼ」
です。
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朝は最高の水具合だったんです!
※田んぼの土の凹凸が半分くらい水から見えている程度が最高の
 水具合と言われます。

しかしながらほかの田んぼを代かきしている間に太陽と風がいい感じに
田面の水を蒸発させてしまったようです。

作業の都合上水が広がるのを待ってられないので、やむを得ず横掛けしていきます。
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本当は手前の水路から90度にトラクターを走らせたい(田んぼの奥に向かって走らせたい)のですが
奥のほうはまだ土が乾いているので、水路に平行するように手前からトラクターを走らせて
水の広がりとともに奥に向かって作業を進めていきます。

代かき的には問題にはなりませんが、その後の田植えをするときに
トラクターの走らせ方と田植え機の走らせ方が異なることで段差を感じるようになります
(田植え機がガタガタすると植え付けのムラがでることも)

自然環境のなかでやる仕事なので、水管理は難しい・・・。

荒起こし2023

2023年04月24日 23:29

荒起こし。
文字通り、田んぼの土を荒く耕して土を起こします。

目的は
①土を乾かす (乾かすことで土の肥料効果が増します。乾土効果)
②草や前年の稲わらなどを土に埋める (除草・有機物分解の促進)
③土を砕くことで水を含みやすくし、代掻きをしやすくする
      ・・・・etc


田起こし 1

荒起こしにもいろんなやり方が。
田んぼの回り方やトラクターの条件(トラクタの進行速度、刃の深さ・回転数)なども
圃場や農家さんのやり方がそれぞれ。
荒起こし 2
最近はYouTubeやインターネットがあるので本当に調べる・学ぶのが便利な世の中になりました。


打ち終わりました。
代替30アールの田んぼで1時間くらい
耕起 

そして泥まみれになったトラクターはできるだけ舗装道路を汚さないように
あぜ道をぐるっと回ってから格納庫に帰ります。 
荒ぶち2
泥は田んぼ(農地)で落とすべし。

明日はいよいよ私たちの地域にも用水が流れてきます。
田んぼに水が入ると次は代掻きです。

ばっしゃばしゃのトロトロにしていくぞ!

2022年の稲刈終了しました!

2022年09月26日 23:26

一カ月に及んだ稲刈も、ついに最後の田んぼとなりました。
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気持ちの良い秋空のした、無事にすべてのコシヒカリを刈り取ることができました。
怪我なく、そして大きな機械の故障もなく終わることが出来てホッとしました。
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田んぼも稲も機械も農家も、半年間お疲れさまでしたー!
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田んぼはこれから半年間、稲わらを少しずつ分解しながら
来年の稲作にむけてゆっくり休んで地力を蓄えます。
また来年も宜しくお願いします。


さて、稲刈が終わった後は刈り取った籾の乾燥~籾摺り~選別を行っていきます。
10月7日からの新米発送に向けてもうひと踏ん張り。
今年も沢山の新米予約を頂きありがとうございます。
美味しい新米をお届けすべく頑張ります!

【石井農園のHPにて新米予約受付中!】
9月30日までの期間限定でお得な新米予約を行っております。
新米予約は送料無料・こがねもち(もち米)2合のおまけ付きで
10月7日より順次発送を行います。
石井農園のHP・新米予約はこちらから


2022年の稲刈開始!

2022年09月04日 23:05

今年は例年よりも少し早く、8月末から稲刈を開始しました!
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中々気持ちのいい秋晴れが続かない為、天気とにらめっこしながらの稲刈りです。
※稲が濡れてしまうとコンバインが詰まってしまうために稲刈りが出来ないのです。

今年の石井農園は、委託の稲刈りも含めるとおよそ10ha近い稲刈りを行います。
それらをすべて30キロ袋に袋詰め作業するのは大変だ・・・・という事で、
ついに石井農園も「フレコンバック出荷システム」を導入しました・・・!

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籾摺り~小米選別~をされた玄米が、この大きなバックの中に投入されて行きます。

バックは専用の計りで計量されて、1袋1トンにまとめられます。
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実に茶袋の33袋分にあたり、30キロの茶袋を積み上げていた作業に比べると
大変な省力化です。

ちなみに、茶袋の時は出荷されたのちに袋に細いスプーンの様なものを刺して
検査米を取り出し、それを品質・等級確認しておりました。

しかし、フレコンバックでは計量機が自動的にサンプル米を取り出して
くれるので、

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それをシーラーバックに入れてフレコンのお米と一緒に出荷をします。

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なるほど、これなら袋に毎回穴をあけなくても良い訳です。

玄米で一杯になったフレコンバックはフォークリフトで運び出します。
一時倉庫で保管し、集荷業者が取りに来たらフォークリフトで車上渡しします。
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重たい米の移動がほぼ機械化されたことで腰の負担も大幅に減りました。
ありがたい・・・!

稲刈はまずは早生品種の つきあかり に始まり、続いてこしいぶき、
こがねもち、本命のコシヒカリ・・・と続きます。
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稲刈はおよそ1か月の長丁場です。
今年も美味しい新米をお届けできるように頑張ります!

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稲刈りまであと少し

2022年08月21日 09:53

お盆も終わりまして、稲刈に向けての準備も忙しくなってきました。

一年ぶりに稼働するコンバイン。
バッテリーや刈刃の点検を行います。
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作業場では、今年の稲刈に向けて「フレコンバッグ出荷システム」を導入しました。
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これまでは乾燥~籾摺りを行った玄米を30㎏の茶袋に入れて出荷しておりましたが
袋詰め~積み上げる作業は重労働でございました。
フレコンバックとは1トン入る大きな袋にお米を入れてフォークリフトで管理~となるため、
身体的な負担がとても軽減されます。

※今年は委託も含めると大体10haの稲刈予定なので、茶袋換算だと約2000袋(豊作前提!)。
 これがフレコンになると60袋に(しかも袋数が減ることで作業にもゆとりがでます)

作業場に入れるために2Fの床に穴をあけて突っ込んだりと色々ありましたが、
無事に設置完了しまして初稼働が楽しみな状況です。


田んぼの稲も色付いてきました。
今年は生育も早めなので、早生品種(こしいぶき、つきあかりなど)は8月下旬から
稲刈の予定です。
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心配なのは天気。
雨が多く、中々田んぼが乾かない・・・
(地が固まらないとコンバインが田んぼに入れないのです)

稲刈に向けてスッキリとした秋晴れが続きます様に~!

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育苗2022 ビニールハウス

2022年04月30日 22:12

4月上旬に種を播き、大事に育ててきた稲の苗達。

幼かった苗達は。
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ここまで立派になりました。
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いよいよ来週は田んぼデビューです。

代掻き2022

2022年04月25日 22:11

用水路に水が流れ込み、田んぼへと注がれていきます。

いよいよ田植えに向けて代掻きが始まります。
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トラクターで丁寧に土を砕き~混ぜ合わせながら
稲の苗をお迎えする為に田んぼを平らで滑らかな状態に整えます。

荒代が終わった田んぼ。
水を張った田んぼは湖のようです。
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この時期弥彦山に登ると、越後平野一面が湖の様に見えます。

肥料まき。

2022年04月15日 20:57

すじまき(稲の種まき)も終わり、田植えまでのカウントダウンが進む中で
田んぼの準備も急いで進めております。

まずは肥料まき。
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田んぼの面積も増えてきたので、近年はトラクター散布に切替えました。
以前はリュックにしょって歩きながら肥料を撒いていたのでかなりの省力化になりました・・・!

肥料を撒き終えたら、田んぼの荒耕し、代掻き(荒代掻き、仕上げ代掻きと2回!)を
行っていきます。


すじまき2022

2022年04月10日 20:46

育苗ハウスにビニールを掛けて、ハウスの中をポカポカに。
ハウスの中には水を張る為のビニールを敷き、育苗プールの準備完了。
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さあ、いよいよすじ播き(稲の種まき)です!

コンベア形状の機械(播種機)を使って、育苗箱に種籾、水、土(覆土)を入れていきます。
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キレイに土が詰まっていく様子に息子も興味津々。
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作業場で種籾・土を詰めた育苗箱はハウスへ移動。
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ハウスの中に並べていきます。
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水・土を含んだ育苗箱の重さは1枚当たり2~3㎏(それでも育苗マットを利用しているので少し軽い)。
育苗箱1200枚の運搬は中々腰にきます・・・!

その後育苗箱をハウスの中に広げて敷き詰めて、保温・保湿を目的とした
シートを掛けて筋蒔き完了です。 疲れた~汗。
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種籾の発芽までは大体1週間程度。
苗が出そろったら少しずつ用水路の水をハウスの中に引き込んでプールにします。
※プール育苗と言って、育苗箱を水に浸けた状態で苗を育てます。

これからハウスの温度を見ながらこまめに換気を行い、
5月の田植えに向けて苗を育てていきます。

元気な苗になります様に!

2022 種籾の準備

2022年03月20日 09:50

4月の筋蒔き(稲の種まき)に向けて、種籾の浸種を行っております。

これは低温の水に10日程籾を浸けてじっくりと吸水させることで発芽を揃える作業です。
※この後、さらに温水に一晩漬けて一気に発芽させてます。

ネズミに種籾をかじられないよう、猫(クロ)が見張っております。
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水を吸った種籾はどんどん粒が張っていき胚乳部分が膨らんできます。
そして籾の表面が黄金色からあめ色にかわっていきます。
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種籾はとても小さな粒ですが、しっかりと生命力を感じます。

2022 畔塗り

2022年03月05日 09:45

田んぼの畔を塗っております。
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トラクターにこのような円盤型のアタッチ面をつけて、畔をぬりぬり・・・。
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まるでチョコレートケーキのデコレーションの様(ナッペという作業ですね!)に美しく、
この畔塗り機を開発した人は紛れもない天才だろう・・・! と毎春思い知らされております。

畔塗りは天地人です。
タイミングが大事です。

田んぼの土が適度な湿り気でないときれいに塗れません。
乾きすぎても、湿り過ぎてもだめです。

さらに、塗った後は乾く事で強度が出ますので天候が崩れるような日はダメです。
雨ですぐに崩れてしまいます。

人・・・は、トラクター操縦者の技量と装置を開発してくれた天才への感謝。
あと、慎重な作業が求められるのでコンディション。気分のタイミング(すいません)

泥上げ2022

2022年02月20日 09:40

2022年の稲作に向けての準備が始まっています。

まずは用水路の泥上げ、入水口の補修などを行っています。
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最近の田んぼは圃場整備が進んだことで用水路がパイプライン化されたところも増えてきました。
私たちの地域はまだまだ整備が進んでいないので、このように昔ながらの土用水です。

畔を治したり土を掘り返したりとメンテが大変だったりしますが、
春になるとサラサラと流れる用水の中に、タニシやフナ、カエルなどが泳いでいる風景を
観る事が出来るので結構好きです。

切りもち始めました!

2021年12月05日 22:08

今年も石井農園のこがねもちを使った切りもちの販売を開始しました。
この時期だけの限定販売です。

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防腐剤などの添加物不使用です。
※賞味期限は来年の5月まで。

お正月はもちろん、12月に食べるお餅も美味しいですよ~!
もっちもちの触感をお楽しみくださいませ!

2021年新米発送!

2021年10月11日 22:21

いよいよ石井農園の新米が発送です!
ご予約頂いた皆様、お待たせいたしました。
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本日から出荷開始です。
順次皆様のところへお届けさせて頂きます。
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是非、新米コシヒカリは同封チラシの「土鍋炊きのすすめ」を
ご参照の上、鍋で炊いてみてください~ 

きっとびっくりする炊きあがりになるはず!

2021 稲刈り終了!

2021年09月29日 22:47

2021年の稲刈が本日無事に終了しました!
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今年は天候にも恵まれて、気持ちいい秋晴れの中で稲刈りをすることが出来ました。
お米の質も良く、ほっとすることが出来ました。
元気に育ってくれた稲に感謝感謝です。

今後、刈り取ったお米の乾燥調製~籾摺~選別を行いまして、
10月11日より順次新米の発送を行っていきます。
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新米予約を下さった皆様、長らくお待たせしておりました。
もう少しで新米発送を開始します。

美味しい新米をお届けできるように、もうひと踏ん張り頑張ります。

10月10日までは送料無料・こがねもち2合サービスの「新米予約」を行っております!
引き続き何卒、宜しくお願い致します。


籾摺り、籾摺り。

2021年09月25日 22:46

先日よりコシヒカリの刈り取りに突入し、終盤戦となってきた稲刈り2021です。
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今のところ雨風に見舞われることもなく、とっても順調。

しかも、今年は8月下旬からグッと夜が涼しくなったことで
コシヒカリが低温でじっくりと登熟したために、今年はシラタが凄く少ない。
(シラタとは、高温によってお米が白っぽくなってしまう生理現象)
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玄米の状態でもはっきりわかる、近年でもかなり透明度の高いお米が収穫できています。

仮終わりまであと2ヘクタール。
気を緩めずに頑張ります!

2021年、稲刈始まりました!

2021年09月01日 22:36

いよいよ2021年の稲刈りが始まりました!
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最初は早生品種(つきあかり、こしいぶき)に始まり、その後もち米品種のこがねもち、
そして本命のコシヒカリへと続きます。
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稲刈は約1カ月の長丁場です。
天気とにらめっこしながら、事故なし!怪我なし!をもっとーに稲刈りに励みます。
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美味しい新米をお届けするために頑張ります!


稲刈目前・・・!

2021年08月27日 21:42

コシヒカリの田んぼも、だいぶ稲穂が頭を垂れてきました。
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稲穂の色も、ほんのり黄色に。

一方こちらは早生品種、つきあかりの田んぼです。
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既にみごとな黄金色、収穫目前であります。

あとは今週の天気を見極めて、いよいよ早生品種から稲刈を開始します。
早生品種~もち品種~と刈り取りを進めて、本命のコシヒカリは9月中旬ごろから
刈り取りを開始する予定です。

【2021年産コシヒカリの新米予約 受付中!】
石井農園のコシヒカリ!2021年産・新米予約を行っております。
予約は10月10日までの期間限定、10月11日より順次発送を行います。
今年も新米予約は送料無料、もち米のおまけ付き!
是非この機会に石井農園のコシヒカリをご賞味くださいませ。

新米予約は石井農園のHPからお気軽にどうぞー!

コシヒカリの稲穂も出てきました

2021年08月07日 11:18

台風が近づき、雲も増えてきました。
それと同時に、連日の40度近い猛暑も少し落ち着いてきました。
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写真はコシヒカリのたんぼです。

コシヒカリも稲穂が顔を出しました。
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あと一カ月もすると稲刈りが始まります。

無事に台風を乗り越えて、豊作の秋となります様に!

【2021年産コシヒカリの新米予約 受付中!】
石井農園のコシヒカリ!2021年産・新米予約を行っております。
予約は10月10日までの期間限定、10月11日より順次発送を行います。
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是非この機会に石井農園のコシヒカリをご賞味くださいませ。

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早生品種の稲穂が出てきました。

2021年07月25日 23:08

梅雨明けして暑い新潟です。

ギラギラ太陽のした、稲は元気に生育しています。
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田んぼでは早生品種(つきあかり)が稲穂を出してきました。
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これから徐々に穂が重くなっていき、黄に色づいていきます。
あと一カ月ちょっと、9月上旬ごろから稲刈となります。

コシヒカリは8月上旬に穂が出て、9月中旬ごろから稲刈になる見込みです。

実りの秋まであと少し。
今年も美味しいお米が収穫できるように頑張ります!

ガス抜き、中干、溝切りです

2021年06月15日 23:41

気温があがり、稲もぐんぐん成長してきました。
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そろそろ中干・ガス抜きの季節。

ガス抜きとは、土中に含まれる前年のワラや根などの有機物が気温が上がることで
分解が進み、その分解の過程で発生するガスを土中から抜く作業です。

有機物分解で発生するガスは硫化水素などを含み、稲の根っこの成長を阻害します。
なので、水を抜いて田面を軽く乾かすことで土中に空気を送り、ガスを抜いてやります。

また、中干と合わせて田んぼの中に溝を作る「溝切り」という作業も行います。
これは田んぼ内に水路(溝)を作ることで均一、かつスピーディーな入水・排水を行うことが出来る様になります。
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7月に入ると稲の中ではついに「穂」が出来はじめます。

この時期の肥料管理・水管理がお米の出来に直結するので、丁寧な作業を心がけていきます。

田植から一か月。

2021年05月30日 22:57

田植から約一カ月たった石井農園の田んぼです。
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最初は幼かった稲の苗達も、新しい根と葉を伸ばし、
少しづつ逞しい姿になってきました。
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そろそろ一度水を抜いて、田面を軽く乾かす「ガス抜き」を行います。
ガス抜きとは、土中に含まれる前年のワラや根などの有機物が気温が上がることで
分解が進み、その分解の過程で発生するガスを土中から抜く作業です。

このガスは硫化水素などを含み、稲の根っこの成長を阻害します。
なので、水を抜いて田面を軽く乾かすことで土中に空気を送り、ガスを抜いてやります。

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これから先は稲の分げつが盛んになり、一気に大きく成長していきます。
どんどん大きく、元気に育ちますように。

2021年、田植え無事に終了しました。

2021年05月10日 21:46

前半こそ天候の安定しなかった今年のGWですが、中盤~後半では天候も回復し、
絶好の田植え日和となりました。

植えて植えて~
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植えてー
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植えてー
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植えられてー
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GWで学校が休みの子供達は小さな水路(川幅45㎝、水深15㎝)で帆船レースを開始。
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また植えて植えて~   
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無事、2021年の田植え終了!
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写真は弥彦山に夕日が沈んだ後の田んぼ風景です。
風がない時は田んぼが鏡面の様になります。

まだまだ幼い稲の苗達ですが、一か月もするとどんどんと新しい葉を広げて
田んぼが一面緑になっていきます。

今年も美味しいお米を沢山実らせてくれるように、しっかり見守っていきたいと思います。