2022年03月30日 20:39
2022年03月10日 09:46
2022年01月23日 22:40

風雪で葉が折れないように、支柱とマイカー線を使ってネギの冬囲いをしています。
それでも葉っぱのすべてを守ることはできないし、葉先にはアラレに打たれた
スレ傷などもどうしても目立ってしまいますが、味はとっても甘くなっており
秋よりもずっと美味しいネギになっております。

私はネギが苦手なので食べませんが、家族は皆ネギ大好きなので
鍋にもたっぷり入っております!
寒さで甘ーくなった石井農園ネギは弥彦の直売所・おもてなし広場で
3月頃まで販売を続けておりますので弥彦にお越しの際は是非買ってください!
ちなみに、畑で頑張るネギとは別に、ハウスの中で青々葉を伸ばしているネギもいます。

こちらは「坊主知らずネギ」。
春になったら畑に植えてどんどん増やすための種苗ネギです。
冬の雪で葉が痛むと春からの生育が遅れてしまうので
今年はハウスの中で様々な越冬方法を試験しております。
こちらはハウスの中で「植える」のではなく、固く締めた土の上に「置く」だけにした坊主知らずネギたち。

省力的な冬囲いと、春先に出来るだけ根を切らないように移し替えたい、という目的でトライしましたが
流石生命力の強いネギたち。「植える」よりは葉枯れが目出ちますが、それでもしっかり
青い葉をキープしております。
さあ、春になって畑に植え替えた後、どちらが元気に生育するか。
引き続き観察していきます。
2021年10月22日 16:15

雨が降って畑がばしゃばしゃです。
※みなさま、基本的にネギは加湿が苦手ですので大雨が降っても水たまりが
出来ないような畑で育ててあげると良いです。 画像の畑は反面教師です。
坊主知らずねぎとは、花が咲きにくい性質を持っているネギでして、
1年中柔らかいネギとして食べる事が出来ます(ネギは花が咲く[蕾ができる、とうが立つ]と固くなります)
また、花が咲かないので種がとれません。
その為坊主知らずねぎは、「ぶんげつ(株が分かれていく)」という性質によって
増えていきます。
画像ではワサワサとネギが茂っておりますが、
この畝には春に20~30㎝間隔で1本ずつネギを植えておりました。
それがどんどん分げつしまして、秋にはご覧の通りになります。

この写真ではもともと1本のネギであったことがわかりにくい! と思うので
ためしに株ごと引っこ抜いて土を洗ったのが下の画像です。
1本のネギが半年で13本になりました。

なんとこちらの株では1本のネギが16本に。

ちょっとわかりにくいですが、画像中央部分のネギは今まさに分げつ中です。

この感じなら、この株は年内に20本の大台に行ったでしょう。
この分げつしたネギをパキパキと株元で割って1本ずつ畑に植えるとそれがまたこのように増えます。
ちなみに、この畑のぼうず知らずネギたちは株を増やすために
「ほとんど土寄せをせずに」育てています。
坊主知らずねぎは、通常のネギの様に土寄せをして育てていくと
分げつ性が抑制されてその分1本が太く、長くなります。
逆に、土寄せをせずに浅く植えた状態で育てていると活発に分げつが進んで
ネギがどんどん増えます。 ただ、沢山に分かれるぶん、1本1本は小柄なネギになります。
なので苗として増やすことが目的なら浅く植えるのが効率的。
通常の1本ネギがとう立ちして市場からなくなる(そして売価がとても高くなる)
初夏~夏なんかはちょっとした薬味にネギが恋しい季節です(私は食わんけども)。
そう、小柄な坊主しらずねぎがちょうどいい。
個人的には太く長く立派なネギを育てるにはF1品種のネギが絶対に効率的なので、
あくまで坊主知らずネギは畑の隅っこで、「対薬味用少量専門ネギ」として
浅植えでどんどん増やして消費と分裂のはざまで生かさず殺さず維持していくのが
理想的な栽培管理だと思っています。
※まぁしかし、私はネギが苦手なので食わんのですけども。
そんな坊主知らずネギは家庭菜園でも近年とても人気です。
どんどん増えるし年中食えるし。
なので、春になると地域の直売所で食べて良し(薬味)、植えて良し(苗)として販売すると
ぼちぼち買って頂けます。 (ありがとうございます!)
今年増やしたネギは越冬後、来春にまた株分けして
一部を再来年用の苗に、それ以外は直売所へお嫁に出します。
坊主知らずネギに興味のある人は、是非、春に弥彦の直売所(さやや)を訪ねてみてくださいませ~。
2021年08月25日 21:42
そうです。
ネギの土寄せシーズンです。

この管理機ってやつを使ってがっさがっさと土を掛けていきます。
ネギは土を掛けながら長く、白く育てていく~というのは有名なお話ですが、
ネギは暑さにとっても弱く、真夏の間はヘタにいじると枯れてしまうので「そっとしておく」のが基本です。
※土寄せは、ネギの根っこを切ったり葉っぱに土が掛かったりと、ネギにとってもストレスが掛かります。
こんな感じにあらわになっていた地際を・・・

どっさり土で覆っていきます。


これでネギも安定し、新しい根っこが伸びる根圏も確保されて大きく育っていきます。
猛暑と長雨、更に台風でかなり痛めつけられたネギたちですが、
経験上、これからの季節目まぐるしい速度で成長を始めて10月~11月には立派なネギになります。
これから月に一回程度、土寄せを続けています。
太く、長く、立派なネギに育てていきます。
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2021年03月10日 22:08
石井農園では、チェーンポットという道具を使ってネギ苗を作ります。

チェーンポットをびよーんとのばして、土を詰めて・・・・
と、仕事していると猫がトコトコやってきて。

近くをうろうろ・・・
かいかい・・・

ふぁー・・・

ごろごろ・・・

ごろごろ・・・

ぺろぺろ・・・

日向ぼっこしてる猫を見てると癒されます・・・
はぁっ!
いかんいかん、仕事仕事・・・と我に戻って土を詰めます。
その後、穴あけ板でぎゅっと押し付ければ・・・

種を播く穴がずらーッと開くので、

自作した種まき器で、

ガシャっと一気に種を播きます。

キレイに種が播けると気持ちいい。

種を播いた育苗箱には、息子が土を掛けてくれました。

お手伝い感謝。
これから水やり、温度管理に気を配りながら、2か月かけて苗を育てます。
農業は苗半作(苗づくりで収穫の半分が決まる)、良い苗を作るぞー。
2020年11月01日 22:05
秋になって気温が下がり、ネギたちの生育も盛り返してきました。
※ネギは暑さに弱い作物です。

しかしながら・・・雨が多い!
まとまった晴が続かないので地面が乾かず、思うように土寄せができません。汗
しょうがないのでもみ殻をまいて株元だけでも軽く埋めてあげています。

もみ殻を撒くことでマルチ代わりになって、ネギの首元への泥はねも軽減されます。
ネギたちは順次直売所へ出荷。
菊祭りや弥彦の紅葉観光も相まって、沢山の方に買って頂いております。

市場の規格としては、首元まで真っ白なネギが良いとされているのですが、
直売所で出荷していると、首元が青(緑)でもよく売れます。
案外、若々しくてフレッシュな印象かもしれない?
2020年05月24日 11:26
いやぁーーー! おわったぁー!

と、一息つくのはそこそこに、まだ植えなければならないものがあります。
そうです、ネギです。
s.jpg)
植付自体は「ひっぱりくん」で行うのであっという間です。
しかし、効率よく植える為にはいかに土をサラサラに耕しているかが大事。
というか、それにすべて尽きます。
植え終わったらすぐ土寄せ!
わかりにくいと思いますが、上の写真ではネギの植わっているところが「谷」だった
のですが、ネギを植えた後すぐに管理機で畝間(通路部)を走って畝間の土をネギの
株元に寄せることによって、ネギの方が山(畝)、通路部が谷になっております。

本来のネギ栽培では、もっと深い植え溝を掘って、ネギの成長に合わせて
段階的に土寄せを行っていきます。
が、この辺の畑は砂地に比べて水はけが悪く、大雨が降るとあっという間に
ネギが水に浸かって湿害が起きてしまいます。
なので出来るだけ浅植えして、早期に土寄せを行って
通路の方を低くすることでネギを湿害から守る訳です。
※その後の土寄せは苦労しますけども!
なんて言ってたら5月中旬に結構な大雨が降り続きまして、
ネギ畑は一面湖状態に・・・。
水が引いた後は折角さらさらに耕した土もガチガチに固まり、
土寄せした畝も崩れてしまいました。

まだ植えて間もないので根の広がりも限定されているでしょう。
つまり湿害もほとんど起きないでしょう(自分に言い聞かせている)

土が乾いたら、通路が排水路になるようにまたしっかり土寄せをせねば・・・・!
そして5月下旬。
坊主知らずの仮植えも行いました。

坊主知らず(坊主不知)とは、花が咲かず、種が出来ない(できにくい)品種のネギで
そのために年中収穫ができます。
そして、種が出来ない代わりに分げつ(株がどんどん分かれていく)によって
増えていく特性を持ちます。
畑の隅の土をクワでちょこっと削り、ネギを寝かせて株元にちょちょっと土を寄せる。
こうすることで、新しいネギが分げつして生えてきます。
※活着したらカッターでネギを割いておくと尚新芽が出やすくなるとか。
それを秋に掘り上げて株分けし、改めて広げて植え直します。
翌春に土寄せを数回行う事でネギが成長して一年後には大きなネギが沢山!
という「予定」です。
元気にネギが育ちます様に。
2020年04月15日 23:17

すくすく育っていてとても嬉しい。
5月上旬には畑に植える予定なので、畑の準備も始めました。
具体的には土づくり。
10aの畑に堆肥を播きます。

※整地キャリアが曲がっている?と思った方。
そうです。曲がっております。(今度直す!と、思いながら早4年・・・)
例年肥料効果の高い発酵鶏ふんだけを投入してしたのですが、
今年は土壌改良効果も狙って発酵鶏ふんと牛ふん堆肥のミックス。

圃場に大量に堆肥を入れる場合は畜産農家さんからトラック買いした方が安いのだけれど、
まぁ圃場がそんなに広くない事と使い勝手の良さを考えて、最近はホームセンターの
堆肥を利用しています。
圃場への投入は、面積も大したことないので人力です。
※ペレット堆肥にすればトラクタ(ブロードキャスタ)で撒けるんだけども、
ペレットにするとコストが高いので。ノーペレットです。

トラックの整地キャリアに堆肥を乗せて、こんな感じに圃場に等間隔に配置。
鎌で スパッ! っと口を開けて・・・

袋を引っ張りながらザラザラと撒きます。

スパッ! ザラザラ・・・ スパッ! ザラザラ・・・
スパ!ザラ スパ!ザラ スパザラスパ皿スパ皿スパ皿スパ皿・・・・

はいーーーー! (腰痛い)
堆肥撒き完了!
大体1トンちょっとの投入量です。
※本当は10aなのでこの倍の2トンくらい投入したって良いんだけど、
もみ殻をこれでもか!って位投入しているので堆肥はまぁ1トンで良いでしょう という判断。
この後苦土石灰を撒いて(PHの調整と苦土の補給)、トラクターで軽く耕します。
そしてネギ苗の植付まで、一カ月土を休める。
ネギが喜ぶ、良い土になります様に。
2020年03月15日 23:27
今年もネギの種まきがやってまいりました。
まずは道具の準備です。
チェーンポット よし!
穴あけ器 よし!
培土詰め様のブラシ、ちり取り よし!
・・・・
猫よし!

次は育苗培土の準備をします。
ネギ用の育苗培土を袋から開けて、水を加えながら水分を調整します。

・・・監督する猫。
種まき後の育苗箱を並べる為に、ハウス内を整地する子どもたち。

数年前とはお手伝いの質が違う。
大きくなったなー。
育苗箱に土を詰めて、穴をあけて、種を播いて出来上がったのがこちら。

最後に息子たちがやさしく土を被せて、ハウス内に並べていきます。

この写真を撮った直後、育苗培土の山にトンネルを掘る遊びを思いついたようで
お手伝いそっちのけで全身土まみれになっておりました。
種まきから一週間。
かわいい芽が出揃ってきました。

これから45日、大事に育てて畑に送り出します。
元気に育てよ~。
詳しいネギの種まき作業についてはこちら。
2019年03月25日 19:58
矢継ぎ早に2019年の種まきとなります。
ネギの作業は一年中、切れ間なく続くのです。
毎年のことですが、ネギの種まきをさらりとご紹介します。
まず、ネギ専用の育苗培土をばしゃーっと開けます。

ここで水を加えながら、土を適度な湿り気に調整します。
ここでの湿り気具合が、後で種をまく時の「穴」の成型を左右します。
土が出来たら、育苗箱にチェーンポットを広げます。
これは穴の一つ一つで苗を育てることが出来、その名の通り、びょーんと長い
一本のチェーンの様に伸びます。
紙でできており、そのまま土に苗ごと埋められます。

今年の私の目には、ハチの巣にしか見えない・・・。
ポットはそのまま分解されるので回収不要で作業がとても楽。
チェーンポットに土を詰めたら、イボイボした板でギュッギュッと押します。

するとこんな風に穴が開きます。

ここに種を蒔くわけです。
※最初の育苗培土の水分調整が上手にできてないと、この穴がきれいに空きません。
そして!ネギの種についてですが、毎年私は夏扇4号を蒔いておりました。
が、今年はいつもの4号と合わせて、「夏扇タフナー」を蒔きます。

タフナーは夏扇シリーズの新品種。
伸びや太りは4号に劣るようですが、とにかく夏越しに強い(らしい)。
近年の猛暑でどうしてもネギがへばり、夏に欠株が出てしまうので、
タフナーはどれだけ夏に強いのか、4号と生存率を比べてみるつもりです。

※なぜか、これだけ写真が縦になりました。
さて、話を作業に戻しまして、種を蒔くのはこの道具を使います。
もう8年使い続けている自作の播種器です。

自作ゆえによる随所の隙間、さらに経年劣化によるがたつきで、
私以外の人間には扱えぬほどクセの強い仕様となっています。
それでも、うまくやればこのように一発で種がスパッと蒔けます!

2粒まきなので、一瞬で528粒播けます。
後は土を掛けて、水を撒いて、乾燥防止に新聞紙を掛けて・・・

この時期なら無加温のハウスでも早ければ1週間程度で発芽してきます。
50日程度育苗し、田植えと合わせてGW頃に畑に植える予定です。
2018年03月23日 23:25
我がやは毎年チェーンポットでの育苗で、使う培土はトキタのがっちり君(ネギ用)。
毎年使ってるんだけども、どうにも最初の水分調整に手間がかかる。

袋にもよりますが、土が乾きすぎていると種まきの為の成型が上手くいかなかったり、
種まき後の散水が撥水して培土に吸われなかったりします。
なので、あらかじめ土の状態をみて水を加えながら混ぜて調整してから使います。
この作業が・・・手間。
事前に袋に切れ目を入れて、水を入れておき、
数日放置したら湿気が回って適度に土が湿るか?
なんとか省力化のために改善したいと思いつつ、
アクションせずに結局土を水と混ぜ合わせながらいつものやり方で播ききってしまった。
来月、春ネギの種まきを行うときこそは、
袋に水を入れて数日放置~これで適湿になるか実験してみたいと思います。
2016年08月13日 20:35
梅雨の長雨、幾度かの大雨を乗り越えて青々とした葉を広げるネギたち。

ネギは多湿を嫌い、大雨・長雨が続くと根が窒息して生育の停滞を招きます。
以前、田んぼの転作田でネギ栽培をしていた時は水はけの悪さから
ネギの湿害にずいぶん悩まされました。
現在の畑では水はけも良く、毎年籾殻投入などの土壌改良も行った甲斐あって
すこぶる元気に生育しています。
よしよしいいぞー。
と、思ったのもつかの間。
8月中旬(現在)、葉っぱ枯れまくりで非常にしんどい状況です。

このところずーっと雨がありません。
そして体温並みの気温が続いております。
ネギは乾燥には強い作物ですが、あまりの乾きでは生育が止まります。
そしてネギは寒さには強いですが、暑さにはめっぽう弱く、30度を超えると
生育も緩慢になり病気の発生も増えます。
お盆が過ぎればこの暑さも峠を越えるはず。
今は辛抱であります(この時期に手をかけると逆にネギが弱ります)
早く涼しくなって生育が盛返してほしいです。
2015年08月19日 22:19
2015年04月06日 22:24
2014年03月12日 22:21
排水の良い畑を使って越冬春ネギの試験栽培をしています。

品種は羽緑です。
今年は例年になく積雪が少なかった為、ネギがとても良い状態で越冬しました。
(吹雪などの強風も比較的少なかった様に感じます。)

例年であれば、ネギが雪に潰されて3月上旬の段階では
ほぼ地上に出ている部分は形が残っておりません。
※参考に2012年の越冬春ネギの様子をまとめたブログです。
試しに少し掘ってみた所、軟白部分の状態もとても良いです。

シーズン中の秋冬ネギに比べれば、やはり葉の痛み等が見劣りしますが、
この時期の地モノネギとして考えれば十分に商品価値があります。
毎年こんな冬ならば、もう少し越冬ネギの計画も立てやすくなるんだろうけど
こんな穏やかな冬はそうそう来ないだろうな・・・汗
例年は越冬ネギの葉が回復して収穫~出荷出来るのは5月まで掛かっていたのですが、
これなら今年はだいぶ早く出荷出来そうです。
2013年12月10日 23:11
9月から続いてきた長ネギの収穫作業が、ようやく終わりました・・・!

お手伝いして下さったシルバーの皆さま、ありがとうございましたー!涙
去年、一昨年と続いて、収穫しきれなかったネギが大雪に潰されて痛い目・・・どころか
心に強烈なトラウマを負わされてきましたが、今年はなんとか採り切ることが出来ました。
天気予報曰く、明日からまた低気圧(瞬間風速35M、台風か!)がやってくるとのこと。
そしてその後は雪マークが並んでいます。多分、積もると思われます。
危うく3年目のトラウマを心に刻み込まれるところでした。汗
一気に収穫した長ネギ達(およそ800束)はハウスに保管。

このネギ達は、地元スーパーの直売コーナーにて、
地モノ野菜の少なくなる冬期間に順次出荷していく予定です。
土ネギの状態でハウスの中に立てておく事で、
鮮度を保ちながら長期保存する事が出来ます。
ただ、ビニールハウスは晴天時には内部の気温が上がってしまうし、
これから毎日雪や雨が降るような状況下では内部が常に加湿になります。
その為、出来る限りハウスの換気を行い風通しを良くすることを
心掛けているのですが、暴れん坊の冬の越後の天気は時に換気をさせてくれません。
※強風時に換気しているとハウス自体が吹っ飛びます。
そこで今年、ハウス内での保管だけでなく試験的な取り組みとして
長ネギの「冬季雪中露地保管」にも挑戦してみようと思います。

風あたりの弱い敷地周りの畑にネギを運んできまして、、、
その束のうえから寒冷紗を掛けて、ぐるっとロープで縛ります。

このまま雪が降るのを待ち、雪中保存とします。
こうすることでハウス保管で問題だった蒸れ・温度対策の換気管理も要らないし、
ハウスの様に保管容量の制限もありません。
品質良く長期保存する事が出来たのならば、省力的、かつ低コストで
大量の長ネギを冬季保存~長期出荷出来る事になります。
実は以前に、秋田のネギ農家さんがネギを束ねた状態で露地に寒冷紗で囲って
冬季保存している風景をインターネットの記事で見たことがありまして。
実際に自分でもやってみて、品質状態を確認しながら
いろいろな保管方法を模索してみたいと思います。
とりあえず、、、
収穫終わってよかったです!涙
2013年12月02日 22:19
新潟は雨・雪の天気が多くなり、ネギの収穫作業がなかなかはかどりません。
雨でネギが濡れると葉っぱに泥がついてしまい、
それを拭き取るのがまたひと手間なので、出来るだけネギが乾いた状態で
収穫したいのですが・・・晴れない!
なので次第に曇りの日だって「雨が降らないだけ儲けもの!」
という気分になってきます。(多少ねぎが濡れてても)
なので雨の合間をぬって、せっせと曇り空の下ネギ収穫に勤しんできました。

その甲斐あって残りあと20aを切りました。
去年、一昨年と12月10日にドカ雪が降って
ネギがボッキボキに折られた経験があるので、今年こそは12月10日までに
畑のネギ達をすべてハウスに引っ越しさせてたいと思っています。
リミットまであと一週間。
抜いて抜いて、抜きまくります。
2013年10月27日 00:09
長ネギの収穫がようやく折り返しを迎えました!

残り後55アール。
今年は栽培面積を減らした事もありまして、
順調に行けば市場出荷のネギは今月末~12月上旬位には
落ち着きそうです。
スーパーインショップ用の出荷は粘りに粘って
来年の2月位まで続けたいなと思っています。
※雪で葉が折れても価格と味で勝負・・・!汗
最近ブログの更新頻度が下がっておりましてすいません。汗
ネギ掘り・さといも掘りの疲労が溜まってるせいか、気温が下がってきたせいか、
もう眠くて眠くて・・・・つい。汗
まぶたにセロハン張ってでもブログを書いてやる!
・・・という気持ちだけはいつも心の片隅にあることはあるので、
今後もコツコツ更新します!
すいません!
2013年10月06日 23:32
ようやくほっと一息・・・・・・
と、行きたい所ですがそうもいきません。
米の次はネギ!
ネギの収穫出荷作業が本格化してきました。

これまでもスーパーへの出荷や、稲刈りと並行しながらの
市場出荷で、ようやく一区画(30a)の収穫が終わりそうです。
これで残りは80/110a。
新潟は11月の中旬頃から天気が崩れだし、
12月10日頃に一度どかっ!と雪が降ります。
毎年雪で痛い目を見ているので、今年は降雪前に
畑のネギを掘り切りたい(ハウスに囲いたい)と思っております。
しゃー!頑張るぞ!
※PS
天気予報を見ていると、進路が非常に気になる台風24号。

前回の台風18号の時にもネギ畑は甚大な被害を受けました。
台風によるネギぼっきぼきのブログはこちら
今回の台風では威力・進路を見定めたうえで、
試験的に一部区画で風上に「防風ネット」を張ろうかと考えております。
収穫途中のネギが傷むのは耐え難いです。涙
今後の冬の嵐対策の研究も含めて、防風対策をいろいろ模索してみたいと思います。
台風の進路地域の皆さま、作物・施設に被害がないように・・・・
そして何より怪我をしないように注意しましょう。
2013年07月09日 23:24
今年は5月~6月中旬までの雨が少なくて野菜の生育がイマイチでありました。
それでも最初に植えたネギ達はここまで大きくなってきたので、
本格的な梅雨入りを前に、ガッツリと土寄せを行いました。

このガッツリとした土寄せを、別名「畝割(ウネワリ)」と言います。

ガッツリと土を寄せる事でネギの畝間が凹みます。
ネギは最初溝を掘って苗を植え、その後成長に伴って溝の周りを崩して
平らにし、それからやっと通路部の土をネギに寄せて畝が出来るのです。
※畝が出来る・・・ネギの根元に土が盛られて通路より高くなる。
通路の土を削ることでネギの根も浅くなり呼吸し易くなります。
また、通路部が排水路の役目も果たす為、畝割は梅雨に大雨が降った場合の
湿害対策にもなります。
※畝割ではネギが呼吸し易い様に、通路がネギを植え付けた深さよりも
深くなる事が理想です。
そして今年は5月下旬の土寄せに続き、
6月下旬のこのタイミングでも亜リン酸を投入します。

大塚アグリテクノの亜リン酸粒状2号。
亜リン酸は植物にとって吸収効率の良いリン酸肥料です。
5月下旬に1号を10キロ、6月下旬に2号を10キロ。
これにより根の成長が促進されて収量の増加、病気の低減(夏を元気に乗り切れる)
などが期待できるそうです。
なかなか高い肥料なのですが、しっかりと効果が出れば来年も
積極的に導入してきたいと思っています。
今年の夏も暑そうなので、ネギ達にはしっかり体力を付けて貰って
元気に秋を迎えてほしい所です。
2013年06月30日 02:20
急に新潟が梅雨入りし、その途端に低気圧やら台風がわらわら集まってきて
今までの借りを返すかのような大雨が降りまして。 ※その時の天気図がこちら
それにより我がネギ畑も2年ぶりに冠水することと相成りました。

ちゃぽちゃぽです。
はー、去年は一度も冠水する事がなかったのに。汗
ウチの畑は転作田の為もともと地が低く、大雨が降ると水路が逆流してきます。

これは用水路から水が入ってきてるのではなく、本来水を落とす
排水路が一杯になって逆流してきている状態です。
こうなるとどーにも排水が出来なくなりますので、
雨が降りやんで水路の水位が下がるまで我慢するしかありません。

プールの様になった畑の中では、ザリガニ、ドジョウ、フナたちがきゃっきゃしています。

ここはてめーらが遊びに来ていい場所じゃのだよ!
元の世界にお帰り! (水路にぽい)
幸い、大雨は一日でやみまして、翌日には畑の水が引きました。

その後は好天が続き、深刻な湿害が出る事はありませんでした。
ただ、若干ネギの葉先に枯れが見える様になりました。

多分冠水した時の影響で、深い部分の根が酸欠でやられたんだと思います。
ただいま追肥・土寄せを行って、早くネギが新根、新葉を
伸ばせるようにケアしております。
ちなみに余談ですが、
私は就農してから幾度となく大雨による冠水を経験してきました。
そして腰が抜ける程の湿害も経験しました。
その中で試行錯誤しながら自分なりに「水はけの良い畑」を
目指してきたのですが、今現在は「耕盤」を維持することでだいぶ
水をスムーズに抜ける様になってきたと感じています。
以前は弾丸暗渠などで耕盤を壊し、少しでも深くロータリーを掛けて
水を地下浸透させる事を意識していました。
ですがそれではどうにも雨が降った後の圃場内の土の乾きが悪く、
排水もイマイチでした。
(水が深く染み込んで土中にとどまり、中々土が乾かない状態)
それよりも、田んぼで形成された耕盤をある程度残し、
圃場内にめいきょを巡らして水を横移動させる様に意識した事で
スムーズに水が抜ける様になって、その後の圃場の乾きも良くなったような気がします。
一般的な農業のセオリーは深耕して根圏を広げるものだと思うのですが、
型にはまらず、転作田で稲とネギのローテーションを行う上で、自分の畑で自分なりの作り方を
今後も色々模索していきたいと改めて思っております。
2013年06月11日 04:53
先に定植したネギ達も太ってきましたので、ザ・土寄せが始まりました。

ネギは成長に合わせて徐々に土を掛けて行くことで
長く、白いネギになる訳です。
ちなみに私は初期の土寄せ時には管理機に肥料袋でカバーを付ける様にしてます。

見た目は超かっこ悪いですが!
ウチの畑は重粘土の転作田のために、ゴロゴロしています。
おまけに最近の日照りで粘土は石の様にカッチカチ・・・汗
土よせの際にその固い土が管理機にはじかれて飛び散るのですが、
それが幼いネギの葉っぱにあたると、「ひでぶっ!!!」ってなるので
管理機にカバーを掛けて土が飛び散らないようにしているのです。
しかもこうすることで狙った場所にソフトに土を落とす事が出来るので
キレイなM字(畝を横からみた断面図の形)に畝を作っていく事が出来ます。
最近は雨がなくってネギの成長も緩慢です。
土寄せで生育に弾みがついてくれるといいのですが。

あー、雨が欲しいっす。
2013年06月01日 05:08
ハウスの中に残った最後のネギ苗達。

これは最後の定植区画用のネギ苗70枚です。(およそ20a分)
これは3月20日播の夏扇4号なのですが、やはり4~5月の育苗は
ネギの成長が凄まじく、あっという間にネギボーボーの徒長状態に
なってしまって、止むを得ずばっさりと葉を切り落としました。
葉っぱを切って2週間後。

あっという間に葉が伸びて、またもボーボー。
結構強めに葉を切ったんだけどなー。
しかし、剪葉した効果もあって、軸(厳密には葉鞘と言います)は
がしりと太くなりました。根元まで光も入る様になったのか色も濃くなりまして。

葉鞘径で3ミリはあります。
剪葉を行った事でCP303の2粒播きと変わらないネギ苗に育ちました。
そしていざ定植。

やっぱ葉っぱ長過ぎた!
植付の作業効率・定植後の活着なども考えて、葉の長さは4粒播きの場合、
20~25センチ位(丁度私の手の長さ)になる様に整えてあげるのが理想ですね。

※ネギの葉は切ってすぐは病気のリスクもあるので、
定植一週間前に切っておくのがベストです。
あんまり早く切り過ぎると(もしくは葉を切ってから定植をまごまごしてると)
私の様にあっという間にボーボーになります。
そして定植。

しばらく晴れ続きだったおかげで土が細かく耕せたので、
定植は非常にスムーズに終わりました。
(1人で植えて、20a3時間位。)
1ヶ月かけてちょこちょこ植えてきたネギの定植が終わりました。
今年は少し栽培面積を減らして107a。
さぁ、次は最初に植えたネギ達の土寄せ(溝崩し)を始めますか!
2013年05月31日 05:06

シャキンとしています。

徒長したネギの苗。

ふにゃっとしています。

上の写真は共に育苗60日頃に撮った写真で、
2つの苗は播種日も品種も培土も全て一緒です。
(2/20播、夏扇パワー。わかばのヤシガラ培土)
ではなぜこんなに違うかと言いますと、チェーンポットが違います。
上はCP303(5センチ間隔ポット)の2粒播。
下はLP-10(10センチ間隔ポット)の4粒播です。
つまり、同じ面積の育苗箱の中に入っている種の量が倍違うのです。
苗が過密な分軟弱徒長が起きているのであります。
4粒播きの場合でも、この位の草丈・葉の垂れ具合なら
そのまま定植する事が出来ますが、これ以上葉が伸びてしまうと
定植作業もやりにくくなるし、苗が軟弱になり過ぎると
定植後の活着にも時間が掛かる様になります。
そこで、一部の4粒苗は「剪葉」を行いました。
剪葉とはネギの葉っぱを短く切りそろえる事です。
こうすることで苗が太く、強くなります。
で、葉っぱを切った苗については次のブログで。
2013年05月04日 06:09
ネギ植え2013の第一回定植を行いました。

初日はお試し定植の15a。
最初の定植は2/20播きの夏扇パワー。
先採用は初期生育を進める為にCPポットの2粒播きで大きめの苗に育てています。

圃場へは水稲用の運搬棚に積んで運ぶのですが、
水稲苗なら64枚一度に詰める所、ネギ苗は草丈が高い為に
一度に32枚しか積めません。(LPポットなら丁度10a分)
育苗日数も70日を超えているので根絡みでポット同士が絡んでいないか
冷や冷やしておりましたが、問題なくキレイに定植する事が出来ました。

畑にデビューした苗達。

私の場合、ネギの定植前には畑に苦土石灰のみしか施しません。
ネギは生育がとても緩慢な為、元肥えの全層施肥では殆どが
利用されずに流亡していくだろうという考えからです。
※実際、露地栽培では施す肥料の3割程度しか野菜は利用していないって
話も聞いた事があります。
なので定植後1週間程度して、苗の活着をまってから
肥料を植え溝に与えて、その後削り込みを行っていきます。
ネギはとてもリンを必要とする(特に幼苗期)野菜なので、
今までは通常の肥料に加え「ようりん」を施していたのですが
今年からはそれに加えて、幾つかのメーカーの粒状亜リン酸も施したいと思います。
亜リン酸粒状肥料は濃度やメーカーによっても違いますが、
10キロ当たり5000~10000円ほどする超高級肥料。汗
大事に使ってしっかり効果を検証したいと思います。
※亜リン酸については以前育苗の時にも触れていたので
その時の記事をどうぞ。
ちなみに今年の育苗は、いくつか頂いたサンプル培養土以外は全て
亜リン酸配合培養土で育苗しました。やっぱ良いです。
2013年04月11日 22:46

収穫時期をずらす為に、数回に分けて時間差で種をまいてきた為
手前から奥に向かうにつれて苗が小さくなっていきます。
最初に種まきした苗(2/20まき)はかなり草丈も伸びてきました。
もう少しすれば畑に植え付けられる苗になります。

毎年の課題ですが、苗が出来るタイミングと畑が耕せるタイミングが
中々一致せずにやきもきしています。
うちの畑は転作田の為に、春に雨が続くと中々土が乾かなくて
トラクターで耕す事ができないのです。
(つまり苗の植え付けができないのです)
うーむ、今年こそは適期定植、スムーズな活着を目指したい所です。
ちなみに、ネギの育苗を行っているとどうしても生育にムラが出てきます。

写真だとちょっと分かりにくいですが、
この育苗箱は向かって左側の苗が短く、右側の苗が長く伸びています。
これは一番左端に並べていた育苗箱のために、
接するもののない左側がどうしても乾き易くなって
その結果苗の成育量が少なくなってしまったのです。
なので、この生育差を解消する為に、
育苗中期に育苗箱を180度反転させて内側と外側を交代させてやります。
こうすることで環境が変り、成育量が均一になる訳です。
外が乾く様に中心部は加湿気味になる事もありますし、
一見平らに見えているようでも箱ごとに傾きがあったりもします。
(水分が偏る)
なので、苗の生育を均等にする為に育苗箱を定期的に
場所替えするって農家さんの話も聞いた事があります。
農業は「苗半作」。
特にネギについては苗の成育を揃える事が後の管理作業を楽にするし、
秀品率も上がるし、規格も揃うから調整・選別作業も早くなります。
まだまだ最後まで気を抜かず、ビシッと揃った苗を目指して頑張ります。
2013年03月17日 22:32

私はチェーンポットという道具を使ったネギの育苗~定植を行っております。
※これについては過去のブログをご参照くださいませ。
ネギは夏~秋~冬~と長期に渡って出荷するので、
収穫予定の時期に合わせ、2~3月に幾つかの品種の種を
段階的に播いて育苗していきます。

最初の品種は夏扇パワー(夏収穫)、そして夏扇4号(秋収穫)、
そして冬に向けて耐風・耐雪性のある夏扇3号の種を播きます。
前シーズンでは12月の雪・風によって多くのネギが葉折れの被害にあいました。
今年の冬は比較的葉の短い(つまり折れにくい)夏扇3号を中心に、
種屋さんからお勧めされた雪・風につよそうな品種も幾つか試験的に育てます。
※まだ一般には販売されてない短葉品種(まだ商品名のないナンバー品種)も入手しました。
この品種、生育の様子についても追ってご報告します。
最初に種を播いた苗はハウスの中でスクスクと育っています。

農業は苗半作。
(作物の出来は苗作りで半分決まる!という意)
今年は今までで最も良い苗を作るべく頑張ります!
(そして来年は更に良い苗を作ります・・・!)
2013年02月03日 18:12
長ネギの市場出荷が、1月末を持ちまして終了致しました。
農園に直接お越し頂いて土ネギを買ってくれた皆さん。
地元食材としてネギを使ってくれた近隣地域の飲食店さん。
スーパーの地場野菜コーナーでネギを買ってくれた皆さん。
青果市場にてネギを買ってくれた卸さん、利用してくれた加工業者さん、
ネギの取引を繋いでくれた市場担当さん。
本当にありがとうございました!
皆さんのおかげで、今年もまた農業を続ける事が出来ます。
そしてネギの出荷作業を手伝ってくれた近所のお母さんたち。
収穫を手伝ってくれたシルバーさん。
シーズンを通して作業を手伝ってくれたОさん、Sさん。
本当にありがとうございました!
皆さんのおかげで、ネギを出荷する事ができました。

市場への出荷が終わり、調整作業を行っていたハウスでは
現在大掃除の真っ最中です。
半年に渡ってネギを剥き続けてくれた皮むき機。

とても古い機械ながらも、ごしごしと磨かれて眩しく輝いております。
今シーズンもお疲れさまでした!
昨年の12月、悪天候(風・雪)の影響を受けて規格外比率が大きく上がり、
品質、価格的にもシーズンの後半は苦しい時期が続きました。
それでもネギの出荷に区切りがついて改めて振り返ってみれば、
今年も関わってくれた方々への感謝感謝の一年でした。
改めてありがとうございました。
※ちなみに、地元スーパー(地場野菜コーナー)へのねぎ出荷は
もうしばらく在庫がありますので、今後も引き続きご愛顧下さいませ~!
そしてこれからは2013年度のシーズンへと突入していきます。
昨年の反省点や課題点と向き合いながら、今年は経営の方向も
今一度考えて行きたいと思います。
2013年度も、どうぞ石井農園を宜しくお願い致します。
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2013年01月19日 22:44

風は冷たく気温は0~2度位でしたが、太陽の光が届くだけで気分は春でした。
「ここで掘らずにいつ掘るよ!」っつー事で、畑に残っていたネギ達を掘れるだけ掘りました。

収穫作業を手伝ってくれたシルバー人材の皆様、
今年度も本当にありがとうございました!
25aほど残っていたネギのうち、今回の収穫で20a収穫しました。
畑に残した5a分のネギについては、来春に新しい葉が伸びてきた所を、
春ネギとして収穫すべく様子を観察したいと思います。
※無事に冬が越せるかどうか、今後経過を報告してまいります。
そして収穫してきたネギ達ですが、未だかつてないほど
雪や寒さによる被害を受けておりまして。やはり今年は寒かった。汗

地上に出ている葉っぱの部分は凍みてしまっていて、とろけも目立ちます。
これでは通常のネギとしてはとても商品として流通させる事ができません。
しかし、、、諦めたくは無い!
そこでこの様に凍みた葉っぱの部分を切り落とし、土の中に潜っていて
寒さを逃れた白身の部分だけを「白髪ねぎ」の加工を行っている業者さん向けに
出荷できる事となりました。

使ってくれる地元の加工業者さんに感謝。
そして仲介してくれた市場の担当者さんに感謝です。
皆さん、ありがとうございます。
ひとまずネギの収穫にも目処がつき、
後は掘り上げたネギを出荷するだけとなりました。
いよいよ今シーズンの秋冬ネギも最終局面です。
終わりが見えて、やっと自分の気持ちも少し楽になってきました。
今シーズンは良かった点も多々ありましたが、やはり反省すべき点や
新しい課題も沢山見えてきた年でした。
それらをまとめまして、2012年のまとめと2013年の目標を
ちかじかブログにアップしたいと思います。
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