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ネギの苗が芽を出しました。

2022年03月30日 20:39

3月13日に播いたネギの種。

播種から2週間でほとんどの発芽が揃いました。
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播種から1か月の苗。
まだまだ細くて幼いですが、だいぶ青々としてきました。
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ここから更に一か月育てる事で畑に出せる大きさのネギ苗に育ちます。
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元気に大きくなります様に!
畑に植えるのが楽しみです。

2022 坊主知らずネギを畑に

2022年03月10日 09:46

育苗ハウスの中で越冬保管されている「坊主知らずネギ(分げつネギ)」の苗達。
畑に置いたままだと葉っぱが雪で潰されてしまうので、冬の間1部をハウスに移動させています。

※ネギは強いので畑に置いたままでも生き続けますが、葉っぱをきれいな状態で
 越冬させるとより春からの繁殖力(分げつスピード)が速まります。

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ですがハウスはこのあと稲の育苗ハウスへの切り替わっていくので、
ネギたちを畑に出さねばなりません。 

出ていけ!
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3月はまだちょっと寒いですが、ネギは強い野菜なので大丈夫です。
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今年も沢山のネギに増えてくれることでしょう。

ネギが甘くなってます!

2022年01月23日 22:40

新潟の冬を耐えるネギたち。
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風雪で葉が折れないように、支柱とマイカー線を使ってネギの冬囲いをしています。

それでも葉っぱのすべてを守ることはできないし、葉先にはアラレに打たれた
スレ傷などもどうしても目立ってしまいますが、味はとっても甘くなっており
秋よりもずっと美味しいネギになっております。
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私はネギが苦手なので食べませんが、家族は皆ネギ大好きなので
鍋にもたっぷり入っております!

寒さで甘ーくなった石井農園ネギは弥彦の直売所・おもてなし広場
3月頃まで販売を続けておりますので弥彦にお越しの際は是非買ってください!


ちなみに、畑で頑張るネギとは別に、ハウスの中で青々葉を伸ばしているネギもいます。
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こちらは「坊主知らずネギ」。
春になったら畑に植えてどんどん増やすための種苗ネギです。

冬の雪で葉が痛むと春からの生育が遅れてしまうので
今年はハウスの中で様々な越冬方法を試験しております。

こちらはハウスの中で「植える」のではなく、固く締めた土の上に「置く」だけにした坊主知らずネギたち。
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省力的な冬囲いと、春先に出来るだけ根を切らないように移し替えたい、という目的でトライしましたが
流石生命力の強いネギたち。「植える」よりは葉枯れが目出ちますが、それでもしっかり
青い葉をキープしております。

さあ、春になって畑に植え替えた後、どちらが元気に生育するか。
引き続き観察していきます。

坊主知らず(ぼうずしらず)ネギの増殖の様子 ※2021年の秋

2021年10月22日 16:15

石井農園の畑のすみっこで、「坊主知らず(ぼうずしらず)ねぎ」がひっそりと増殖をしております。
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雨が降って畑がばしゃばしゃです。
※みなさま、基本的にネギは加湿が苦手ですので大雨が降っても水たまりが
  出来ないような畑で育ててあげると良いです。 画像の畑は反面教師です。

坊主知らずねぎとは、花が咲きにくい性質を持っているネギでして、
1年中柔らかいネギとして食べる事が出来ます(ネギは花が咲く[蕾ができる、とうが立つ]と固くなります)

また、花が咲かないので種がとれません。
その為坊主知らずねぎは、「ぶんげつ(株が分かれていく)」という性質によって
増えていきます。

画像ではワサワサとネギが茂っておりますが、
この畝には春に20~30㎝間隔で1本ずつネギを植えておりました。

それがどんどん分げつしまして、秋にはご覧の通りになります。
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この写真ではもともと1本のネギであったことがわかりにくい! と思うので
ためしに株ごと引っこ抜いて土を洗ったのが下の画像です。

1本のネギが半年で13本になりました。
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なんとこちらの株では1本のネギが16本に。
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ちょっとわかりにくいですが、画像中央部分のネギは今まさに分げつ中です。
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この感じなら、この株は年内に20本の大台に行ったでしょう。
この分げつしたネギをパキパキと株元で割って1本ずつ畑に植えるとそれがまたこのように増えます。

ちなみに、この畑のぼうず知らずネギたちは株を増やすために
「ほとんど土寄せをせずに」育てています。

坊主知らずねぎは、通常のネギの様に土寄せをして育てていくと
分げつ性が抑制されてその分1本が太く、長くなります。

逆に、土寄せをせずに浅く植えた状態で育てていると活発に分げつが進んで
ネギがどんどん増えます。 ただ、沢山に分かれるぶん、1本1本は小柄なネギになります。
なので苗として増やすことが目的なら浅く植えるのが効率的。

通常の1本ネギがとう立ちして市場からなくなる(そして売価がとても高くなる)
初夏~夏なんかはちょっとした薬味にネギが恋しい季節です(私は食わんけども)。
そう、小柄な坊主しらずねぎがちょうどいい。

個人的には太く長く立派なネギを育てるにはF1品種のネギが絶対に効率的なので、
あくまで坊主知らずネギは畑の隅っこで、「対薬味用少量専門ネギ」として
浅植えでどんどん増やして消費と分裂のはざまで生かさず殺さず維持していくのが
理想的な栽培管理だと思っています。
※まぁしかし、私はネギが苦手なので食わんのですけども。

そんな坊主知らずネギは家庭菜園でも近年とても人気です。
どんどん増えるし年中食えるし。 

なので、春になると地域の直売所で食べて良し(薬味)、植えて良し(苗)として販売すると
ぼちぼち買って頂けます。 (ありがとうございます!)

今年増やしたネギは越冬後、来春にまた株分けして
一部を再来年用の苗に、それ以外は直売所へお嫁に出します。

坊主知らずネギに興味のある人は、是非、春に弥彦の直売所(さやや)を訪ねてみてくださいませ~。

ネギの土寄せ

2021年08月25日 21:42

お盆も終わり、暑さもひと段落してきたこの頃。

そうです。
ネギの土寄せシーズンです。
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この管理機ってやつを使ってがっさがっさと土を掛けていきます。

ネギは土を掛けながら長く、白く育てていく~というのは有名なお話ですが、
ネギは暑さにとっても弱く、真夏の間はヘタにいじると枯れてしまうので「そっとしておく」のが基本です。
※土寄せは、ネギの根っこを切ったり葉っぱに土が掛かったりと、ネギにとってもストレスが掛かります。


こんな感じにあらわになっていた地際を・・・
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どっさり土で覆っていきます。
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これでネギも安定し、新しい根っこが伸びる根圏も確保されて大きく育っていきます。

猛暑と長雨、更に台風でかなり痛めつけられたネギたちですが、
経験上、これからの季節目まぐるしい速度で成長を始めて10月~11月には立派なネギになります。

これから月に一回程度、土寄せを続けています。
太く、長く、立派なネギに育てていきます。


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