2013が始まりまして。

2013年01月13日 00:23

今更ながらの・・・あけましておめでとうございます!
※更新が滞りがちで本当にすいません。汗

出荷先の一つである地元のスーパーさんの営業に合わせて
今年は年明け早々からネギの皮むきに勤しんでおりました。
P1040151.jpg
あたり一面雪で真っ白です。

しかし寒い。今年は寒すぎる・・・!
あまりの寒さに室内のタオルが凍るという惨事もありました。
P1040152.jpg
でもそのおかげでハウスの中は雪室状態となり、
ネギの鮮度を保ちながら長く保管することができます。

※今年の発見としては、ハウスを完全に密封するよりも
 軽くサイドのビニールを開けて隙間風を入れるようにした方が
 良い状態でネギを保存できることがわかりました。


保存には役に立つ雪も、ネギの収穫には大きな障害となります。
まだ畑には2.5反のネギが残っており、連休明けに収穫を予定しています。
それまでにはなんとか雪が溶けてくれると良いのですが・・・。
P1050154.jpg
厳しい寒波によってネギの痛みも増しています。

かなりのロス率が予想され、規格の緩い加工ネギ用としても
正直、どれだけ出荷出来るか見立てが厳しい状況です。

作業に掛かる経費や労力を考えると、このまま収穫を見送るという
選択も頭をよぎりましたが、やっぱり、半年以上かけて収穫するために
育ててきた作物です。

出来るだけ収穫して、出来るだけ製品として出荷して、
2012年のネギ栽培を締めくくりたいと思います。

あと半月、ラストスパートをかけて頑張ります。

ネギ収穫の進捗報告。12/23。

2012年12月24日 01:17

ブログの更新が滞りがちで大変申し訳ありません。汗

しかしブログの更新をしていなかった間にも、
着々と長ネギの収穫・出荷作業は進んでおりました。
ここ最近の進捗状況をまとめてご報告です。


12月10日から降った雪は見事に大雪となり、
ネギがすっぽりと雪に埋まってしまいました。
弥彦でもピークは30センチ以上積もったかと思います。

その後、気温が上がって農道の雪解けが進んだのを見計らって畑に行った所、
案の上ネギの葉っぱは折れてしまっていて全体の7~8割が
規格外のB品になってしまいました。汗
PC120127.jpg
数日続いた爆弾低気圧による大風、からの大雪だったので、
大きな被害が出る事は覚悟しておりましたが、、、やっぱり無念。

それでも規格外となってしまったネギ達も加工用(主に刻みネギ)として
市場で販売先を確保して貰うことができた事が救いでした。 
市場の担当さんやお客さんに感謝です・・・!

恩に報いる為にもネギを切らさずに出荷するべく
雪をかき分けながら収穫に励みました。
PC120126.jpg


さらに途中、先輩農家さんから「振動掘取機」を中古で譲って頂く事が出来、
それによって収穫作業の軽労化とスピードアップを図る事が出来ました。
PC210132.jpg
これまた感謝です・・・・!


そして12月17日から最後のネギ畑となる60a区画に突入しました。
PC170131.jpg
この頃には寒波で積もった雪も殆どが溶けてなくなっており、
収穫作業を随分楽に行う事が出来るようになりました。


天気予報によると「どうやら23日頃から強烈なクリスマス寒波が来るぜ!」
ってことなので、大雪になる前に一本でも多くのネギを掘るために
地元や隣町のシルバーさんにもお願いしてネギ収獲を手伝って貰いました。
PC220133.jpg
12月の寒空の下での作業にも関わらず、多くのシルバーさんが
お手伝いに来てくれました。 ほんとありがとうございました・・・!

うちの家族や常勤のスタッフの方も合わせると、
多い日では総勢17人での収穫作業となりました。

ネギの収穫と畑からの運搬を同時進行で行っても、
50Mの畝が10分と掛からずに終わっていきました。
本当に、人の力は凄いです。


60aの畑で2日間収穫を行い、35a分を収穫する事が出来ました。
PC220136.jpg
本当に皆様、ありがとうございました!


掘り獲ったネギ達は、一先ず雪・雨のあたらないハウスや車庫に保管して
年末~来年の小正月位までに皮を剥いて出荷していきます。

短期間にかなりの量のネギを掘ったので、ここも・・・
PC220140.jpg


ここも・・・
PC220141.jpg


ここも・・・
PC220144.jpg

ここも・・・
PC230150.jpg
ネギで一杯です。


さらに屋根のある所に置き切れなかったネギ達は、
ビニールを張っていないハウスに寝かせて寒冷紗を掛けました。
PC220137_20121224001534.jpg
屋根のある保管場所は面積に限界があり、更にネギは通常立てて保管するのですが
それでも長期保管の最中に曲がりネギが出てしまう事がネックでした。
※ちょっとでもネギの束が傾いてしまうと、そのままネギが斜めに曲がってしまうのです。

そこで前回の寒波の時に色々保管方法を実験した所、
寒冷紗を掛けて雪の下で寝かせておくと以外にも良い状態で
保管できる事がわかりました。
PC220138.jpg
まだまだ研究不足のため、気温や積雪量、雨などの条件によって
どの程度保管したネギの状態に差がでるのか把握しきれておりませんが、
多少のリスクを負いつつも、1年のこの時期にしか出来ない実験を
色々行って、少しでも次の年に活かせる手応えを掴みたいと思います。



今回、一気に収穫を進めた事で畑に残ったネギは、あと25/160aとなりました。
残った25aのネギは来年1月10~15日頃の収穫を予定しています。
※例年、この辺りは1月20日ごろから本格的な積雪が始まります。

その後、皮むき~出荷は1月末までにある程度の目処を付けたいと思っています。
なので今シーズンのネギ作業もあと一月ちょっとです。

最後まできっちり走り切りたいと思います。



※ここ最近ネギの作業に追われている事を言い訳に
 ブログの更新が滞っており申し訳ございません。汗
 
 ブログへのコメントやお問い合わせ頂いたメールへの
 ご返信も遅れがちになっておりますが、何卒お許し下さいませ。汗

只今の長ネギ進捗状況は・・・。

2012年11月29日 23:20

只今の長ネギ作業の進捗状況は・・・・
PB160089.jpg

PB240097.jpg


PB160090.jpg
残り90/160aまでやってきました。
折り返しまで後ちょいです。

一箱でも、一本でも多く出荷出来る様に、
毎日馬車馬のように働きます。

大雪が積もるまでに、必ずやりきります・・・!



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ネギ出荷の進捗、毎日が天王山です。

2012年11月15日 23:57

「はうあ!」


なんと前回の更新より、一週間以上ブログをさぼっている事に気が付きました。
その間ブログを覗いてくれた方、大変申しわけございません。汗

その間何をしていたかと言いますと、毎日毎日毎日まにちにまいsにち・・・・
ネギまみれになりながらネギの収穫~出荷作業に明け暮れておりました。
PB110073.jpg
現在の進捗は、50a/160a位の所までやって参りました。


この進捗状況について、私は非常に焦っております。

今年は少雨・高温によりネギの生育が停滞し、
本格的な出荷開始が予定よりも半月以上遅れました。

一方で、少雨が功を奏しまして、毎年の障害となっていた湿害が
今年は見られず、秋以降に一気に太ったネギ達は想像の斜め上を行く
収獲量を叩きだしそうな勢いです。

スタートが遅れた上に量がたっぷりという焦るやら嬉しいやら。
そういった点や現在の作業ペースを元にシミュレーション致しますと、
ネギの収穫が終わるのに2月半ばまで掛かる計算です。


いや、それはまずい!
非常にまずい!


何がまずいのかっていいますと、当方は雪国新潟県でありますがゆえ、
1月中旬頃から本格的に雪が降り積もりだします。

※弥彦村は県内では比較的小雪地域でありますが、
 それでも積もる時は50センチ以上積もります。


雪によって被る問題としては、
・風雪、積雪によるネギの損傷。それにより大量のネギが規格外に。
・積雪次第では、ネギが掘れません。つーか、畑に行けません。

まじやばいっす。


葉折れ等の被害・積雪の程度やその頃の相場にもよりますが、
仮に20~30aの面積が収穫に間に合わなかったとしたならば、
100~200万円位・・・いや、それ以上の減収もあり得ます。


ガクガクブルブルと震える私の頭上には着実に迫りくる冬の足音が。

雷鳴を轟かせるどす黒い雨雲から、激しく打ちつけるアラレ。
PB140075.jpg
痛いっつーの。


遥かシベリアからやってくる冬の使者、白鳥の群れ。
PB090072.jpg
飛んでる姿がとっても優雅。



ああ、冬が来る。 
雪が降る・・・。涙


ビビっててもしょうがないので、冬への恐怖心・負のエネルギーを
力に変えて、一箱でも、一本でも多く出荷すべく全力でネギと向き合って・・・いや、
剥きまくっています。
PB140078.jpg
切るべし!(根と葉を) 剥くべし!(外皮を) 束ねるべし!
※写真右奥の曲がったネギはB品です。

PB140087.jpg
出すべし!出すべし! (出荷)



稲作が主体の新潟県では、稲や転作大豆の作業が落ち着いた
11月~12月に勉強会・展示会・商談会が多く催されます。

お世話になっている方や業者さんなどからそういったイベントの案内を
頂いているのですが、今年はネギが余談を許さない状況の為に、
なかなか参加出来ずにおります。 申し訳ありません・・・。汗




今年どれだけのネギを出せるか。
どれだけやれるかが、きっと今後の糧になるはず。

当然、半年かけて大事に育ててきたネギ達は、
全て出荷する事を前提として頑張ります。

今後もしばらく、毎日が天王山です。



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土ネギ販売2012。

2012年11月07日 07:30

昨年度より開始した土ネギ販売。(昨年の様子は左のリンクから)

11月に入って寒さが増してきましたので、
今年もいよいよ販売を開始致しました・・・!

PA290044.jpg

今年も7キロ1000円で販売します。
PB080015_20121107070618.jpg
場所は相変わらず分かりにくい、隠れ家的な石井農園の作業ハウスです。
※このハウスの中でこの時期は殆ど毎日ネギの出荷作業してます。

そしてお客さんから見つけて貰う為に、
今年はamazonで「長ネギのぼり」も登場しました。
PA290045.jpg
去年は大売り出しのノボリだけだったので、
これでやっと何を売っているのか分かり易くなりました。


そもそも「土ネギってなに?」と言う方の為に、
簡単に土ネギの事もご紹介いたします。

まず、畑でえっちらおっちらとネギを収穫してきます。
PB040056.jpg
ネギ掘りばっかりやっていると疲労から心が折れてきます・・・。


そしてそのネギをハウスの中に立てて保管していきます。
PB060058.jpg
これで雨が降っても安心。


でもって、土ネギとはこの状態のネギの事を言います。
畑から収穫してきたままの、土の付いたネギです。
PB060059.jpg
写真が7キロの土ネギです。
ネギの太さによって本数が異なりますが、
大体7キロで30~35本位です。

通常長ネギはこの後、根っこを切り、葉を切って長さを揃え、
更に外皮を剥いて、スーパーに並んでいる姿にしてから出荷します。

しかし、根・葉を切らず外皮も剥かずに置く事でネギが乾き難くなり、
新鮮な状態で長期間保存できます。


販売の際はこの土ネギを米袋にいれてこんな感じで販売してます。
PB060061.jpg

それをこの様に涼しい所に立てて保管すればばっちりです。
※ネギが上に向かって伸びる為、横にして置いておくと曲がってしまうのです。
PB060060.jpg
米袋は丈夫だし、適度に通気性もあって中のネギがムレなくてすみます。

この様に米袋にネギを突っ込んで冬場の野菜として貯蔵するのは
このあたりで家庭菜園をしてるおかーちゃん達にとっては常套手段らしく、
12月頃に掘りだして車庫に立てておき、それを翌年の3月位まで
食べるって話も聞きます。 

まさに冬の保存食。


皆様も弥彦へお越しの際に石井農園の看板・ノボリを見かけましたら
是非お気軽にお立ちより頂けたら嬉しいです。

石井農園ハウスの場所は弥彦村山崎1076です。
地図でいうとこのへんになります。

より大きな地図で 無題 を表示

丸長建設さんという会社の隣に、ひっそりとハウスがたたずんでおります。
とても地味なので、意図せず隠れ家的なハウスとなっております。

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2012、ネギ収穫の途中報告。

2012年10月23日 23:39

2012年のネギ収穫、只今真っ盛りです。
昨年から導入した作業機械達も大活躍してくれています。

コンバインの刃(廃品)を使って農機具屋さんに作って貰ったネギの掘り取り機。
PA190067.jpg

厳密には掘り取りっつーか、ネギの根っこを土中で切ってくれるだけの
作業機なのですが、これを使う事でネギを引き抜く作業が大変楽になります。
PA190068.jpg
※こちらの掘り取り機についての詳しいブログはこちら。


そして掘り獲ったネギ達は運搬車に乗せて圃場から運び出します。
PA190071.jpg

この運搬車も、中古のコンバインを改造して作ったものです。
PA190072.jpg
※こちらの運搬機についての詳しいブログはこちら。

本当は圃場の中に軽トラックを入れてネギを回収出来れば一番良いのですが、
ウチの圃場は水はけの悪い転作田の為にちょっと雨が降るとグチョグチョになります。
その為、接地面が広くて悪路に強いコンバインカーは大変重宝しております。

ウチの運搬機は2条刈りのコンバインをべースに改良したものなので
車体自体は小さいのですが、それでも軽トラ一台分位のネギを一度に
圃場から運び出す事が出来ます。



畑から掘りだしたネギは作業ハウスに運び込み、ひたすら
根葉切り、皮むき、選別、結束、箱詰、出荷!
PA190073.jpg
徐々に収穫のペースを上げていき、10月21日には
第一圃場(20アール)の収穫が終了致しました。

今年は全部で160aにネギを作付けているので、8分の1が完了した事になります。

残り140aについては、毎週10aずつ出荷するペースで
やっつけていったとしても14周週。2月までかかる計算になります。

今年は(も?)ひょっとしたら豪雪なる可能性があるので、
もっとペースを上げてどんどん出荷していきたいと思います。


そして今週からは第二圃場(60a)に突入しました。
PA130061.jpg

こちらは去年まで水田で、今年が転作1年目になります。
PA220086.jpg
それゆえか、シーズンを通して病害虫の発生も殆どなく、
ネギの生育がすこぶる良くて収量もかなりのりそうです。

ざっくりの皮算用ですが、10aあたり3000キロ位いけるかも。
※平均的にはこのへんの転作田だとネギの反収は2000キロ位。


調整後の仕上がりも中々良いです。
PA230007.jpg
今の所2LとLの比率が半々位。

10月中旬くらいから徐々にネギの相場が下がり出し、
現在1箱(5キロ)が1200円程です。

もうちょっと上がってくれると嬉しいですが、
昨年の暴落(一時700円位まで下がりました。汗)を考えれば
再生産価格をキープしてくれてるだけありがたいです。


ネギ出荷はあと100日程続きます。
出荷ペースを今以上に上げつつも、息を切らさないように
長丁場を走り切りたいと思います。


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2012ネギの市場出荷、いよいよ開始。

2012年10月04日 23:34

昨日から少しずつではありますが、市場向けのネギ出荷を開始致しました!
PA040019.jpg
今年は少雨に加え、残暑が長引いたことで生育が滞りがちだったために
市場出荷のスタートがかなり遅れて10月になってしまいました。汗
※例年だと、8月末~9月上旬ごろから出し始めてました。


でもって、まだまだ太さが足りない事もありまして
出荷箱数も思うように伸びません。汗
PA040022.jpg
私個人的には、もっともネギで単価が付くと言われるL級(三本結束)よりも、
箱数が出せる2L級を中心等級に据えて出荷する収量主体のスタイルが
理想だと思っております。(勿論、出荷先や契約内容にもよりますが。)

遅くとも今月下旬~11月上旬にはネギの太さも揃ってくると思うので、
日量70~80ケース(5キロ)くらいを目指して頑張りたいと思います。


ちなみに、こちらは10月下旬~頃から収穫を予定している60a畑。
PA020002.jpg
ここは去年まで田んぼだったところで、今年がネギ栽培(転作)一年目の畑です。


一枚目の写真(現在収獲中の畑)はネギ転作2年目の畑で、今年で二年目の
ネギ栽培なのですが、畑を比べると転作一年目の畑の方が
良いネギに育っています。

今収穫している畑の方が半月ほど先に定植を済ませたネギなんですが、
このペースだともうじき生育を追いこしてしまうかもしれません。


他の畑を見比べた場合でも、転作初年度の畑と2年目以降の畑では
ネギの生育・状態に差がある様に思います。

転作初年度の畑では病気・虫の発生も少なく、防除も省力的で済みました。
土の状態は転作2年目以降の畑の方が柔らかくなってきて作業し易いのですが、
転作初年度の畑のネギの方が根張りも強く、太さもしっかりしている印象があります。

初夏までの段階ではどちらも同じように生育していたのですが、
夏の高温期に明暗が分かれた様に思います。

色んな要因はあると思いますが、これも連作の影響なのかなと思います。
そして、連作の影響ってのは今年の猛暑の様に環境が厳しい時こそ
表れやすいものなんだなと実感しました。


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ネギが裂けてるんですよ。

2012年09月23日 22:18

稲刈りも一段落してまして、
これから徐々にネギの出荷へと作業がシフトしていきます。

只今の所、ネギ相場は上々であります。
よっしゃ!ガンガン出荷してやるぜよ!!


・・・・と、行きたい所なのですが・・・・
ネギの出来がイマイチの為、未だに市場出荷を見合わせております。
(只今、ネギの出荷はスーパーのインショップ用と近隣の飲食店さんからの
 注文のみに限っております。)

去年、一昨年も9月上旬には市場出荷を始めてたんですけどね。汗


ネギの状態が良くないってのは具体的にどーいう事かといいますと・・・
P9210020.jpg
皮が必要以上に裂けてしまうんですよね。


原因は今年の猛暑、そして長引いた残暑でございます。
ネギは生育適温を超える30度以上の気温が続くと、葉っぱ(葉数)は増えるのですが
丈が伸びなくなります。その為、ネギの軟白部(白くて長い部分)が縦に
伸びれない分横に太り、襟(葉の付け根・分かれ目の部分)が扇状に広がる事で
軟白部分が裂けていきます。

そうなると皮剥きの際に必要以上に内皮が剥けてしまい、
細モノになったりB品になったりします。
※かといって中途半端に裂けた皮を残す事も品質的に問題なので
 結局は多く皮を剥く事になって収量が伸びなくなります。


本来は高温期になる前に十分に株を生育させて
襟が裂けてくる前に収穫を終わらせるのが夏ネギの理想です。

また、秋ネギの場合は真夏の猛暑で生育が停滞し襟が裂けたとしても、
9月以降気温が低下してネギの生育が回復するにしたがい
自然にこの症状は回復していきます。


今年は残暑が長引いた事でネギの生育適温に戻るのがかなり遅れました。汗
それによって、この時期になっても未だ襟裂け症状が改善されていないのであります。

最近はやっと最高気温が30度を下回る様になり、
雨も適度に降る様になりました。
(むしろ雨が続いて土寄せが出来ずに困ってる位です!)

なのでこれからはズコズコとネギが伸びてくれる事と思います。
それまで、我慢・・・我慢・・・!




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9月のネギ畑、カラッカラ。

2012年09月06日 06:11

写真は先日撮影した10月収穫開始予定のネギ畑。
P8310111_20120831220548.jpg
連日続く高温の中、なんとか踏ん張ってくれております。


追肥、土寄せを行って秋の収穫に備えます。
P9020116.jpg


畑もカラカラでなんと地割れが。
P8310115.jpg
乾燥がひどい所はかなり深い割れ目も確認でき、
こりゃヘタなサブソイラよりもガッツリ耕盤を割ってくれてるんではないかと
想定外の土壌改良(?)に驚いておりました。


しかしながら流石にこれではネギが太れないので
「雨降れ!雨降れ!」と空に向かって念を送り続けていると、
どうやら天に思いが届いたのか今日は朝から恵みの雨です。

つーか、どしゃぶりの大雨です。
P9040123.jpg


畑にとっては恵みの雨ですが、収穫を間際に控えた田んぼでは
頭を垂れた稲達が雨で押しつぶされてしまわないかと冷や冷やしております。汗


午後からは雨も収まるようなので、このお湿りを活かして
大根・カブ・白菜・春菊・ほうれん草の種まき、キャベツの植付、
その他諸々秋冬野菜の仕込みを一気に進めたいと思います。




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ねぎの出荷まであと少し!

2012年08月18日 22:54

ブログの更新頻度が非常に下がっていてすいません。汗
こう暑いと体力の消耗もハンパ無くて眠くt・・・・言い訳省略。


さて、なんだかんだでお盆も過ぎまして暦の上では秋を感じてくる頃であります。
そうなってくるといよいよネギの出荷も目前となってくる訳であります。
P8100067.jpg
写真は最も早く植え付けを行ったネギ畑の8月上旬の様子です。
管理機で高く土を掛けて白い部分を伸ばす仕上げ作業(止め土と言います)を
行っている所です。

この止め土作業を行ってから20~30日程すると、
土を掛けて光を遮った部分が白くなり、出荷出来るネギとなります。

現在、既にスーパーの産直コーナーには出荷を行っておりますが、
青果市場への本格的な出荷は9月上旬ころからを予定しております。

ついに、長い長いネギの出荷シーズンが始まるのです・・・!
さぁ、今年もきばってネギの皮剥くぞー!

ネギのその後。

2012年07月12日 22:15

お久しぶりのブログですいません。汗

最近はお米の穂肥をまいたり、農業視察に行ったり、
直売所用に取り組んだ色んな野菜の管理に振り回されたりと
色んな出来事があったので、ブログに書きたい気持ちは山々なれど
まぶたが重すぎて、うっかり更新が滞っておりました。


今日の記事は、前回の「雨が来るぞ!」っていうネギ畑の続きのお話。

あれから新潟は、昨年の様な大雨では無いのですが、
シトシトと梅雨らしい雨が降り続きました。
P7120003.jpg
今年は浅植や早期の畝割、排水路の徹底など昨年以上に
湿害を警戒して対応してきました。

が、

それでもネギの葉先にみられる湿害の兆候。
P7120005.jpg
ネギの根が水にあたる事で機能を失い、その影響が葉先に表れます。

昨年に比べればかなり軽微な湿害ですが、頑張って改善に取り組んだつもりでも
防ぎきれなかったって結果には正直かなりショックでした。

やはり水はけの悪い転作田でのネギ栽培には限界があるのか・・・。

しかし一方で、まったく湿害の兆候が見られない畑もあります。
P7120007.jpg
これは一番最初に定植した畑。

この畑も去年はひどい湿害を経験しました。
が、今年は今の所順調に生育しています。

考えられる理由としては・・・
早期に定植した事で、梅雨が始まる前に畝間をより深く
掘り下げる事が出来ていたのではないか。(水はけの改善)

また、早期に成育量を確保した事で盛り上げた土にも根圏が広がり、
(根が高い所まで広がった)、それによって雨の中でも根の呼吸量を
維持できたのでは。

などなど、1人で悶々と畑の明暗を分けた理由を推測しています。
上手く行った畑の理由をしっかりと理解して、来年こそは湿害に
負けないネギ作りをものにしたいです。



湿害の出た所、でなかった所も、雨上がりには病気の予防を行いました。
P7090001.jpg
根が弱れば病気にも弱くなりますし、湿度・気温の高いこの時期は
ベト病、黒班病、軟ぷ病など、様々な病気がはびこります。

これからまだまだ、大雨に警戒が必要な時期が続きます。
気を抜かずに、畑を見ていきたいと思います。


ネギの畝割作業。

2012年07月06日 20:27

ここ最近、ネギ畑の作業をせっせと勤しんでおりました。
追肥、防除(殺菌・殺虫処理)、草取り、土寄せです。

特に土寄せに関しては、ネギに土を寄せつつ畝間をガッツリと掘り下げる
「畝割」を行っておりました。
P6290039.jpg
畝の深さをネギの根本より深く掘り下げる事がポイント。
畝割をする事でネギの根を空気に触れやすくし、湿害リスクを軽減する事が出来ます。

今年の新潟は空梅雨で殆ど雨が降りませんでした。
おかげでネギの生育も遅れ気味です。

しかし、昨日からいっきに雲が広がり始め、本格的に梅雨らしい天気となってきました。
恵みの雨だ!・・・・と、言いたい所ですが、降り始めると今度は止まらないから怖い。

今このときも結構いい雨が降っておりますが、
天気予報では明日も大雨確実。 


いよいよ来やがったか。って感じです。
毎年この位の時期に必ず大雨が降って畑が潅水します。
(雨が降り過ぎると排水路の許容量を超えて、水が逆流します。汗)

酸素要求量の高いネギにとって大雨は大敵でして、
特に私の様に水はけの悪い転作田でネギを栽培する者にとっては
もっとも神経を使う問題です。

去年、甚大な湿害を経験したことにより、今年は浅植の徹底、
排水路と植え溝・畝間の直結、畝割もしっかり行いました。

あとは人事を尽くして天命を待つ。
今年は大雨の時期をなんとか無事に乗り越えたいと思います・・・!



※ちなみに、ネギの畝割を行う際にネギがまだ小さいと作業が思うように出来ません。

土をガッツリ掘り上げたいけど、土を沢山掘ればその分土がネギに掛かります。
まだネギが小さいと、その土に埋まってしまい生育が阻害されてしまうのです。

そこで、この様に管理機の周囲を肥料袋で覆ったところ、
見事にネギの根本まで土を飛ばさずに(畝の肩だけ盛り上げる)畝割する事に成功。
P6290041.jpg
畝割・土寄せが上手に出来たのは、新しい管理機の性能も大きいと思います。
マメトラさんに感謝・・・!


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ネギ畑に草が生えてきましたよ。

2012年06月13日 05:16

新潟も6月9日、梅雨入り宣言されました。

それ迄はしばらく雨が無くて、土がカラッカラに乾いてたので
恵みの雨が降り出し時はもう嬉しくて嬉しくて。

ネギも水を得てぐっと元気が出てきたように感じます。
P6100044.jpg
・・・・そして雑草達も。

ぽつぽつと草が生えてきましたよ。
草が生えてきやがりましたよ!!


雑草は放っておくとあっという間に畑が占領されるので取り除きます。
そこで登場するのが石井農園に古くから伝わる管理機。
P6020010.jpg
今年新しい管理機を購入した事で土寄せ作業からは一線を引きますが、
今後彼には草取りの専用機として活躍して貰う所存です。

もう、かなり色んな所が老朽化しておりますが、(20年以上使ってる。汗)
動かなくなるその時まで使い続ける所存です。
P6020011.jpg
で、この管理機をどの様に使って草を採るかといいますと・・・


ドラムローターっていう幅の広い刃を付けて、
畝間の土を中耕するイメージで草を飛ばしていきます。
P6020012.jpg
ネギが適度に大きくなっていれば土寄せも兼ねて除草を行い、
ネギがまだ小さく、あまり土を寄せたくない時は管理機の刃を逆に取り付ける事で
土を脇に寄せないように中耕する事が出来ます。

ただ欠点としては、
このやり方の除草だと本格的な土寄せを始める迄の期間(畝間が平らな状態)しか
ドラムローターを付けた管理機を走らせることが出来ない事。
ネギの根本に生えている草は手で除草しなければならない事・・・等があります。

雑草管理ってのは奥が深く、機械による除草・中耕、除草剤の散布、
簡易な除草器具の使用(有名なのだとキュウホーとか。色んな除草器具があります)など、
色んな手段があります。

コスト、時間、タイミング(雑草の成長具合、作業の段取り)、疲労度などを考えて
色んな方法を組み合わせながら雑草と戦っていきたいと思います。

※毎年草には押されっぱなしですが。汗 




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ネギ亜リン酸育苗のその後。

2012年06月03日 22:53

5月27日時点のネギ畑の写真です。 
この畑は今年一番最初に定植した畑になります(定植日は4月22日)。
P5280089.jpg
この畑には試験的に亜リン酸配合の土で育苗した苗を定植してあります。
※亜リン酸ってのは、植物の生育に必要な「リン」がより吸収・利用し易い状態になったリンです。
  

写真中央部の棒を境にして、
左が「亜リン酸区」、右が「そうでない区」です。


畑で生で見ると、離れて見ても生育の違いが結構分かるのですが、
この写真だと良く分かりませんね。汗

なのでちょっと近づいた写真を・・・。



こちらが亜リン酸区。
P5280087.jpg

でもってこっちが、そうでない区。
P5280088.jpg
差は歴然。


葉の太さが違いますし、なんつーか・・・こう・・・オラオラ感?
勢いみたいなものがありますよね、亜リン酸区。

この初期生育の差が収穫までの間にどの程度の影響を与えるのか?
生育スピードや収量(ネギの太さとか)など、継続して調査したいと思います。

とりあえず、来年からは亜リン酸培土採用ほぼ決定です。

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土の状態が違うとこうも作業に差が出るのですよ。(あ、ネギ植えの話です)

2012年05月25日 05:37

先日のブログでは「ネギ畑の土がゴロゴロして大変です」って話をしておりましたが、
新潟はその後も連日好天が続いた事で土がしっかり乾き、後半戦の植え付け作業は
実にスムーズに進みました。
P5220045.jpg

土なんてこんなにパラパラ!
P5220046.jpg
いや、むしろ基本的にこうあるべき。

天気のおかげもありますが、こちらは転作2年目の畑なので
土の性質も結構変わってきています。


土が良いと、ひっぱりくん(ネギの簡易定植機)の動きも快調です。
P5220047.jpg

植え付け精度も良好。
P5220048.jpg
殆ど手直しも要らず、実に早く・楽に作業を進める事が出来ました。

いかに条件の良い時に仕事をするかによって、
仕上がりも疲労も時間も全く違いますね。 


1日40アールの植え付けを行い、2日間掛けて今年のネギ植えが完了しました!
P5230061.jpg
うぁー! 終わった―!

植え付けが終わった安堵から、ちょっと畑で寝ましたよ。
※田んぼの水回りのおっちゃんとかに見つかると心配されるので注意!


植え付けが終わるまでは「雨降んな!土乾けー!」って毎日願っていましたが、
植え付けが終わった途端に「雨降れ!ネギに水をあげたい!」と
気持ちは雨乞いモードに変わります。
※我ながら勝手なヤツであります!


後は根付け肥えや害虫・雑草対策の防除などを行いながら
ネギの生育を見守ります。 大きく育てよー。


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ネギ植え半分終了!

2012年05月21日 23:04

先週までの段階で、今年ネギを作付けする予定の面積(160アール)の半分、
合計80アールまでを植え終わりました。
P5170031.jpg
去年経験した湿害地獄を回避すべく今年は植え溝を浅くし、
さらに植え溝に補助排水路を直結して大雨の時に植え溝内から
スムーズに水が逃げて行くように施しました。


いやーしかし、前半戦の植え付け作業は骨が折れました。汗
なんてったって土がゴロゴロでして!涙
P5170032.jpg
前半に植え付けた畑の多くは今年田んぼから畑に転換した所なのですが、
去年まで田んぼだった所は粘土っ気が強くて中々土がほぐれません。

しかも今年はいまいち気温が上がりきらず、
微妙に晴れも続かない(3~4日周期位で雨が降って。汗)ことで
待っても待っても土が理想レベルまで乾いてくれませんでした。
(適度に土が乾いてくれると、パラパラに細かく耕す事が出来ます。
 土壌水分が多すぎると、ネチャネチャしてボタボタになります。
 擬音ばっかですいません!)


植えるか!?もうちっと待つか!?

と葛藤しまくった結果、いい加減苗も大きくなってきて
根絡みリスク(苗が大きくなり過ぎて根が絡まるととても植えにくくなります。これまた地獄!)が
高まってきた事もありまして、土壌水分見切り発車で植え付けを行った訳です。


ごろごろ土だと植え付けもキレイに進まないので手直しに膨大な時間が掛かります。
しかも土がゴロゴロだとその後の作業(初期の土寄せとか)でも気を使うだけでなく、
土壌内で毛細管現象が働かない為に乾害も起こり易くなります。
つまり、いい事が無い訳です!汗



後半は転作2年目以降の畑中心となりますので、
土の性質はかなり扱い易くなっています。

天気も明日の夜の雨以降はしばらく落ち着くとの事なので、
後半戦は一気に植えきりたいと思います。


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越冬ネギ(春ネギ)の生育状況、2012。

2012年05月14日 21:54

ネギを栽培する上で、
ネギの供給が少なくなる端境期(5~6月)に出荷したい・・・!
っつーか出来れば周年(一年中)出荷したい・・・!
って想いを常々持っていました。

そして毎年ひっそりとネギの越冬試験を繰り返しています。

今回は蕾が出てくるのが遅い春採り用品種の「羽緑一本太り」を
もっとも水はけが良い畑で栽培~越冬させて、その後の様子を見守りました。


3月7日のネギ。
P3070025.jpg
残雪からやっと顔を出してきました。

ネギは雪に押しつぶされ、葉っぱはもうなんか溶けています。
P3070026.jpg
おーい、ダイジョブかー。


4月7日。
P4060068.jpg
雪がすっかり溶けまして、気温の上昇と共にネギも少しずつ元気を取り戻してきました。

ちょっとずつ起き上ってきた・・・!
P4060069_20120408222715.jpg

4月24日
P4240114.jpg
かなり葉先がピンと立ってきまして。


5月4日
P5070182.jpg
新葉も3枚以上伸びてきて、だいぶ元(秋の姿)に戻ってきました。

一本試し掘りをして、それを縦に真っ二つに裂いてみると
根っこの方には蕾の元みたいなのが出来始めていました。
※写真を撮り忘れました!すいません!


蕾が出てくるとネギは固くなり、商品価値が無くなります。
なのでこれ以上は危険と判断して収穫。
P5090016.jpg


そして皮むき。
P5100021.jpg
写真は収穫したネギの中で最も立派な束の写真です。

ここ2~3年挑戦した中ではもっともキレイな春ネギを採る事が出来ましたが、
感想としては、やはり越冬ネギは難しいですね。汗

越冬出来ずに雪の下で溶けてしまったネギも多いし、
葉の痛みが十分に復活できず規格外になってしまうネギもとても多いです。

年によって冬(雪)の厳しさも違うから結果も毎年違ってくるとは思うのですが、
ある程度の面積で越冬ネギに挑戦しよう!ってのは正直リスクにビビってしまいます。汗
※春ネギは収穫時期が丁度春の農繁期にぶつかるので、
  他の作業との労働配分も考えておかないけません。


うーむ、せめて直売所や地域の飲食店さんの注文分位は
越冬ネギを生産できる様になりたいな。

まだまだ、試行錯誤は続きます。


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明渠(めいきょ)の手直し。

2012年05月10日 05:26

田植えが無事に終わり、次はネギの定植を一気に進めたい所なんですが
なかなか土が乾いてくれず作業が進みません。汗

今の定植進捗率は20/160アールでして、まだ大半が残っております。
苗も既に定植適期を迎えているので早く植えたい・・・・!汗


と、焦ってばかりいてもしょうがないので
気持ちを切り替えて作業にあたっております。


先日の雨で圃場内の排水の悪個所や明渠(めいきょって読みます。畑の排水路の事です)で
水が停滞する所を確認したので今後の雨に備えて手直しを行っています。
P5070183.jpg
昨年は失神しそうなほどの湿害をネギに与えてしまいました。
その教訓を胸に、2012年は湿害に負けない!


とにかく排水の徹底。
転作田である自分の畑はどうにも地下浸透が少ないので、
とにかく地表面排水の強化を行います。

具体的には、めいきょの深化、
※農家さんによっては重機を使って40センチ程度の深さまで掘る方もおります。
 確かに、ネギの地下水位は40センチ以下が理想って本で読んだことがあるので
 その位排水路の深さが理想なのかも。

明渠の増設、
※一年目の転作田など特に排水の悪い圃場では 
  畑中央部にも排水用の溝を掘ります。

定植溝とめいきょの直結、梅雨前の畝割の徹底・・・etc。
※とにかく地表面排水の高速化を。
 溜まった水がスグに横に、下にと流れていけるようにしっかりと水道を
 確保したいと思います。



そしてそれでも箇所によって湿害が出てしまった際には、
生育促進資材(亜リン酸液肥など)で根の再生に努めます。


現在も、太平洋側では大雨が続いているようです。
新潟は今はさほど空は荒れていませんが、6~8月頃には絶対に
一度は24時間雨量で200~300ミリ位の雨が降ると覚悟しています。

それだけの雨が降る事を考えながら、
今から排水の整備をしていきたいと思います。


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2012、ネギ植え開始。

2012年04月28日 06:11

親父が代かきに精を出してる頃、私はネギ畑の準備に勤しんでおりました。
P4220073.jpg

田植えに先んじて、今シーズン一回目のネギ植えを行う為です。
P4220077.jpg


ネギは「ひっぱりくん」で定植。
P4220075.jpg
※ひっぱりくんについてはこちら。以前に植え付け作業の動画を撮りました。


ネギの定植作業を行うとき、とにかく土の粒子の細かさに気を付けます。
P4220076.jpg
写真の土の粒が多分限界。
これよりも土の塊が荒い(大きい)と、作業機が上手く苗を植え付ける事が出来ず、
後で這いつくばりながら地獄の手直しをする事になります。
※なので雨の多い年や、土の粘土っ気が多い転作一年目の畑では
 トラクターで慎重に土を耕す必要があります。

うーむ、亜リン酸区の苗は根もしっかりしているような。
P4220078.jpg
※亜リン酸についてはこちら。


一回目のネギ定植では20アールを植え付けました。
P4260126.jpg
定植作業時間(苗運び・植え付け)は、1人でやって3時間位。
土の条件が悪いとその数倍の時間が掛かります。汗


さあ、残りのネギも順次定植を進めていこうと思います!

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ネギ畑の排水溝(めいきょ)掘り。

2012年04月24日 20:10

ネギ予定地での溝掘り作業の一コマ。
P4200065.jpg
私は田んぼを畑として使って(転作田)野菜を育てております。
田んぼで野菜栽培をする際にネックになるのが「水」です。

回りの田んぼや用水路から水が染みてくるのですが、
多くの野菜にとって、水はけの悪い環境は生育不良の原因となります。

なので畑の外周に溝を掘って、外から染み込んでくる水が
畑の内部に入り込まないようにしてやる訳です。


去年はトラウマになるほどの湿害をガッツリ出してしまいまして、
今年はしっかりと排水性を確保せねばなりません。

外から入ってくる水だけでなく、大雨の時などは畑内部の
水も早く排水できる様に、今年は外周を一度深くトラクターで耕した後に
溝掘り機で排水路を掘る様にしました。

これによって地表面だけでなく土壌内の水も
スムーズに排水溝に落ちるようになるはず。

前年の失敗に学びながら、着実に作業と畑を改善していきたいと思います。

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ネギ育苗差。亜リン酸の効果について。

2012年04月15日 23:15

去年から使い始めた育苗培土メーカーの担当さんから、
新しいネギの育苗培土が出来たから使ってみて!とサンプルを頂きました。

なんでも、
「新商品には話題の亜リン酸も配合したのじゃよ。 フェッフェッフェッ。」
って話です。
※ぶっちゃけ、そんな風には言ってないけど。


亜リン酸ってのはウィキペディア先生によると
「亜リン酸(Phosphorous acid)は、化学式がH3PO3の無機化合物である。」
と、あります。 

ふむふむ・・・・・・なんのこっちゃです!

ざっくり言えば、通常のリン酸よりも植物が吸収しやすい形になったリン酸です。
亜リン酸をネギの育苗に用いる事で強くて大きな苗に育つという話を
以前専門書で目にした事がありました。

実際、どれほどの差が出るのやら。

つって試しにサンプルの土を使ってみたところビックリ仰天。
P4040054_20120404221618.jpg
左が今までの土、右が亜リン酸配合の新培土。
播種日、品種、育苗管理などは一緒です。

上から見るともっと良く差が分かります。
P4040055.jpg
蟻さんすげー!

・・・・じゃなかった!亜リン酸すげー!


農業の世界では効果の良く分からない資材や農法が数多ありますが、
実際に自分で使ってみて、良いと実感できたものに関しては積極的に使っていきたいと思います。

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ネギの元肥一発肥料についてのお話。

2012年03月30日 06:30

昨年の秋くらいにちょっと書いたままお蔵入りになっていた記事を、
今更ながら思い出してアップしております。 

今日はネギ栽培での肥料のお話。
※ネギ農家さん以外はあまり興味を持てない内容かも。汗


作物を栽培する時、基本は「元肥」と「追肥」を行います。

元肥とは作物を植え付ける前に土に混ぜておく肥料の事で、
追肥とは作物の成長途中で養分を補充する為に与える肥料です。

ネギも往々にして元肥を施し、追肥を行いながら育てるやり方が多いのですが、
私は一昨年から元肥を入れずにネギを育てています。
※pH調整・リン酸の有効利用の為に苦土石灰のみ事前に施してます。

なぜならば、土に含ませた多くの肥料(元肥)は
無駄になってしまうのではないかと思うからです。

肥料は植物に吸収されなくても、雨による流亡や空気中への揮発などで徐々に消えていきます。
※土の条件(塩基置換容量(CEC))が良くても、施した肥料の
 作物への有効利用率は確か50%程度って話を以前聞いた様な・・・。

だから私は、ネギを植え付けた後にネギの根本(根圏)に必要な分だけ肥料を与えてやります。
P6190155.jpg
植え付け当初は苗も小さいので、ちょろっと程度にパラパラと。


追肥の際もしかり、根の周囲に必要な分だけ。
P6190156.jpg
ネギは生育期間が長い(半年、作型によっては一年近く掛かります)ので、
土寄せと合わせて収穫までに何度も追肥を行います。

昨今の肥料高騰は結構ばかにならない状態ですので
少しでも資材、コストを節約したいところです。

追肥も溝施肥にすることによって施肥量を2~3割くらい減らせるはず。
※って、なんかの資料で読みました。


そして昨年、次なる挑戦として
「長期肥効タイプ(元肥え一発)」を試験的に一部エリアで導入しました。
P6150143.jpg
写真は農協さんの一発肥料。

これらの一発タイプと言われるものは、
肥料を樹脂などでコーティングすることで肥料の溶けだす期間を調節し、
長期に渡って養分を供給するので追肥作業が省けて省力化できるというしろものです。

この一発肥料の場合、肥効期間は140日。
P6150145.jpg
一袋当たりの単価はちょっと高くなりますが、
作業時間をコストで換算すればメリットも大きいのかなと思います。

そして、この元肥え一発タイプの肥料についても溝施肥をすることで
肥料を少なく抑えられるぜ。って試験データがございます。 こちら

おおー、これならコストも抑えられて万々歳ではないか!

と思ったのですが、この技術を実際に試された方を探してだして話を聞いた所
「大雨が降ると溝部の肥料が一気に溶出して根に障害が出た」ってお話が。

ふーむ、コーティングされた肥効調節型といえど、やはり根本に集中して
全量施肥をするとそういうリスクが起きるようです。
※特に長雨・大雨が降った年や、排水が悪くて水たまりができる圃場だと顕著に表れるそうです。

なので一般的な使用方法とされる全層施肥(一発肥料を全体の土に混ぜて使う方法)で
試験栽培を行いました。


結果としては、一発区は追肥区と比べて非常に安定した生育を見せました。
また、特徴的な結果として一発区では軟腐病の発生が極めて少なかったです。

生育差については、昨年の初夏等は降雨が少なく、
既存の追肥区では土が乾燥した表層に肥料が多く分布し
十分に根に吸収されなかったのではないかと考えます。

それに比べ、一定の深さの土中(水分も安定している)にも
肥料分が持続して補給されている一発区では十分に根っこに吸収利用されたのかなと。

また、軟腐病の発生差についてもこの肥料濃度の影響があるのではないかと。
軟ぷ病の発生原因には幾つかの要因がありますが、その一つに高温期の窒素過多があります。
暑くてネギが弱っている時期に肥料を与えるとストレスになって病気を呼ぶって事です。

その点について、一発区では追肥を行わない事から肥料濃度の波が無く(ネギにストレスを掛けない)、
高温期にも必要最低限の窒素を供給する事で病気を抑えて夏を乗り越えられたのではないかと。
※その後秋めいて気温が下がってきたら作型によっては追肥を行う事で
 一発肥料の肥効切れリスクも解消できます。


それらの結果から、私はネギ栽培における一発肥料に手応えを感じました。
なので今年は試験区の範囲を広げ(30aに)、さらに一発元肥タイプの
様子を観察して行きたいと思います。

ちなみに、あるメーカーさんの話では
肥料持ちの良くない圃場(例えば砂質の畑など)では、一発肥料の肥効期間が
短くなることから、あまり評判が良くなくて普及が進んでいないようです。

一発元肥と追肥方法を比べた時の評価の優劣は、土壌によっても大きく結果が
異なる可能性があるようです。  


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ネギ種まき終盤戦。

2012年03月24日 22:45

ちょこちょこと播き続けてきたネギの種まきもいよいよ明日で終了です。
P3240004.jpg
写真は今日撒いた分、約90枚のチェーンポット。
(LPチェーンポットなのでCPチェーンポット換算で180枚分。)
明日は更に50枚ほど種を撒きます。

ネギ以外の作業も段々忙しくなってきて、
今日の種まきも夜まで掛かってしまいました。
まぁ、私の手も遅いのですが。汗


来週からはとう菜の収穫も始まります。
その後はネギ畑の準備(石灰撒き・めいきょ掘りなど)、
田植え、ネギの定植・・・と作業予定が目白押し。

農繁期モードにギアを上げていきたいと思います!

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ネギの育苗箱を浮かせるべきか?下に置くべきか?

2012年03月08日 21:52

作業ハウスにて温床で発芽させ、その後トンネルからだして
光と常温に慣らしたあとは、少し離れた育苗ハウスへネギ苗達を移動させます。
P3040019_20120307215018.jpg
作業ハウスもそんなに広くは無いので、次の種まき作業の邪魔にならないように
そこそこ大きくなった苗はどんどんお引っ越しさせて行きます。


さて、無事に育苗ステージへと移った苗達についてですが、
野菜の育苗では基本的に、この様に少し地面から浮かせた棚にのせて
管理する事がスタンダードであります。
P3040020_20120307215025.jpg
私の場合はコンテナをひっくり返して足場にし、
その上に板やパイプなどを並べて苗箱を並べる棚にしています。

わざわざこうする理由は、
・風通しや水はけを良くして加湿を防ぐ(病気予防)。
・散水時の泥はねを防ぐ(病気予防)。
・根の伸び過ぎを防ぐ(移植に適した苗にする)。
などと言われております。


私も栽培指針や指導にそってこのやり方を続けてきましたが、
去年あたりからどうも苗を浮かせる事に疑問を感じるようになりました。

育苗では加湿に注意せよと申しますが、
気温が上がってくる3月下旬頃からは、逆に苗箱が「乾きすぎる」んです。


外が春めいてくると、育苗ハウスの中は初夏をぶっ飛ばして時折真夏になります。
さらに換気中は風通しが良い事もありまして、苗箱が乾く乾く。

しかも苗箱の乾きってのは並んでいる苗箱の
外側から中心に向かって段階的に乾いていくのですよ。
すなわち乾きと並行して苗の成長も段階的にズレて行くのです。
※この乾きの差が苗の成長ムラとなる訳です。汗
 

いやはや、こりゃーどうしたもんかね・・・とふてくされておりましたら、
ある時ふらりと見学にいった先輩農家さんの育苗ハウスで
地面にベタ置きされている育苗箱を目撃しました。

私「こんな置き方で良いのですか!?」
先輩「だって浮かせてたら育苗箱がスグ乾いちゃうじゃん。」

と。

詳しく話を聞けば、その人は特にその育苗で問題は無いし、
むしろ苗の揃いは良いとおしゃっておりました。
育苗箱の中に防根シートを敷いてれば地面に根が伸びる心配もないし、
地面が不均一なら山砂を撒いて平にすればいいし、
雑草(育苗箱に種を落とす事も)が気になるなら防草シートを敷いてから
苗箱を並べれば良いとの事でした。

実際、見学した苗もキレイに育っていて
今まで何となく先入観でもっていた「ベンチ育苗が当り前っしょ」って
考えが崩れました。


その後、県内外含め色々な方に育苗方法についてお話を聞いた所、
結構「育苗箱は地面にベタ置きしてるよ」って人が多い事を知り
改めてびっくらこきました。 



それを踏まえてですね。
P3040019_20120307215018.jpg
(あ、これ一枚目と同じ写真です)

今年はハウスの左半分に今まで通りの育苗棚を組み、
右半分はシートを広げて苗を直置きにして管理して行こうと思っております。

今後このハウスの中は全てネギの育苗箱で満たされる計算ですが、
3月中旬まではハウスの中が蒸れやすい(外気温が低く換気が少ない為に湿度が高くなる)
ので、前半の苗は育苗棚に並べて後半の苗(3月中旬から発芽予定)を地面に
並べるようにしていこうと思っております。


今後育苗の経過や、直置きにした事での変化などは
追って報告していければと思います。

くどい様ですが、農業は苗半作。
(苗作りでその年の出来の半分が決まるぜ!って意。)

少しでも良い苗が作れる様に、色々模索して行きたいと思います。



※注意
苗箱を浮かせる育苗管理は基本的にはセオリーと
されている場合が多いかと思います。
作目・作型・育苗時期などの環境によっては
浮かせた方が絶対によいものもあるかと思いますので
その点はご了承くださいませ~。


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ネギ発芽順調です。

2012年03月03日 00:01

今年一番最初にネギの種を播いたのは2月15日。
雪解け遅延などの心配がありましたので、去年よりも半月遅らせて種を播き始めました。

種を播いた育苗箱は、地面に電熱線を通してある
温床床に入れて、温度を上げる事で発芽を促します。
P2270075_20120302232223.jpg
ハウスの中にトンネルを立てております。
トンネルの中の温度はおよそ15度~20度。
※電熱線は23度設定にしているのですが、今年は気温が低くて
  中々思うように設定温度までトンネルの温度が上がりません。汗

トンネルの中では遮光(ネギは暗い方が芽が良く出る)と
保湿(種を乾かさないように)の目的で、新聞紙が広げられております。
P2270076.jpg
こーゆーときに限って、何故か気になる記事が目に飛び込んできて
うっかり読みこんじゃったりするんですよエヘエヘへ。


・・・なんてのは私だけでは無いはず!


そんな寒さもあってか発芽には例年以上に時間が掛かりました。
P2270079.jpg
電熱を掛けてるのに、およそ10日という・・・。 
芽が土の中で息絶えてはいないかと心配になって、何度ほじくったことか!
※種チェックのほじくりは毎年やってますが。


最初の発芽を確認した後も、育苗箱の位置や向きを変えたりしながら
(外側は温度が低い為に発芽が遅れるので、途中で中央部とひっくり返します)
概ね全体の8割程度まで発芽がそろうのを待ちます。
P2290087.jpg
大体発芽が済みましたら、

育苗箱を温床トンネルから出しまして、ハウス内育苗に切り替えます。
P3020010.jpg
このままおよそ60日かけて、畑に植えられる大きさの苗に育てます。

育苗期間は温度管理と水管理に細心の注意を払いながら、
出来るだけ生育の揃った均一な苗作りを心がけます。

苗の揃い、出来の善し悪しは収穫成果に直結します。
農業には「苗半作(なえはんさく)」という超名言がありまして、
苗の出来でその年の作柄が半分決まっちゃいますよっつーシビアな話です。

本当にそのとおりなので、苗作りには全力で臨まねばなりません。
今年は去年以上に良い苗を作ったる! 
※去年の苗の様子はこちら。


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ネギ種まき2012。

2012年02月22日 22:03

先日の播種板の記事に続きまして、ネギ種まき作業の様子をご紹介。

本日の新潟は久しぶりの晴天となりました。
光が降り注ぐ温かなハウスの中で、ぬくぬく、ちょこちょこと
優雅にネギの種まきを行っておりました。 うふふふ。
P2140052.jpg
ちなみに朝方は放射冷却で極寒でした。
寒さで指が震え、飛び散る種。
※週末からまた雪マークなので憂鬱です。汗


生種(コーティングされてない種)を使った播種作業はこんな感じです。
P2140056_20120215235817.jpg
板を振ってざーらざーらと種を揺する事で播種板に開いた穴に種を落とし込み、
事前に土を詰めて植え穴を開けた育苗箱(写真左)にどばっと落とします。 


ちなみに、拡大するとネギの種はこんな感じです。
P2140054.jpg
「形のいびつなゴマ」って表現が妥当ではないかと思います。

写真のアクリル板は、2枚の板が重なって成っております。
1枚目の穴に種を入れた後、スライドさせて2枚目の板の穴(1枚目の穴より大きい)に
重ね合わせる事で種が落ちます。  (最初に考えた人、神。)

この板を自分で加工する事により、概ね思い通りの粒数で種が穴に入る様に
なったのですが、やっぱり中には「種が入り損ねた穴」というものが出てくる訳です。
そーいう穴にはちょこちょこと手作業で種を足し、補正してやります。


ちょこちょこちょこと・・・


机に座っての細かい作業の連続は、首・肩が凝り、目が疲れます。
疲労が溜まると、人の心に油断が生じ、悲劇が起きます。






・・・・くしゃみ。
やっぱり飛び散る種。

小さな種を播く時は、くしゃみに注意しましょう。
※これからの花粉症シーズンは特に注意。


既に第一陣は種まきを終え、発芽段階に入っております。
収穫時期を考えて、今後も段階的に種まきを行います。
最終的には4月頭頃までネギの種まきを行うかと思われます。

さぁ、播いて、播いて、播きまくります。


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ネギ栽培2012、いよいよ始動。

2012年02月16日 22:54

2月頭でネギの出荷が終わりまして、やっと一息!
・・・と思いきや、スグに2012年作のネギの種まきが始まります。

なので作業ハウスも衣替え。

出荷モードから・・・
P2040010.jpg

種まきモードへと配置転換を行います。
P2080027.jpg
出荷作業で活躍してくれた機械達は掃除~メンテナンスを施して
しばらくお休みに入って頂きます。 

そして広くなったスペースでは温床作り。
P2060019.jpg
温床とは電熱線を地面に這わせて作る温かな環境のことです。
この温床を使って冬の低温期に野菜苗を作ることで、野菜生産の
安定化や有利販売(早期出荷)を行う事が出来ます。


はい、温床完成。
P2150060.jpg
この後種まきした育苗箱を並べて、ビニールでトンネル状に被膜します。
※去年の温床作りの様子はこちら。


種まきに使う資材も続々到着致しました。

まず、種、そしてチェーンポット。
P2110045.jpg
種(品種)は今年夏扇4号、次いで光の剣を主体に組もうかと思っております。
その他にも夏扇パワー、夏一心、ホワイトスター、秀逸などの品種も
時期に合わせてちょいちょい組み込んでいきたいと思います。

チェーンポットについては昨年試験を行い、LP10の4粒まきが
なかなか良い結果だったので省力化・コスト削減を進めるべく
今年はLP10・4~5粒まきを主体として作業を進めます。
※ネギCP~LP播種について詳しくはこちら。


そして培土。
P2110044.jpg
ネギ苗を育てる為の専用培土(わかば・ヤッシー)です。

LP10チェーンポットで4粒まき使用をする際には、育苗箱中の苗本数が
とても多くなるので培土に肥料を少し添加してから種まきを行います。

既に今週から種まきを始めていますが、播種作業は収穫時期を考えて
段階的に行います。最終的には4月頭頃までネギの種まきを行うかと思われます。

さぁ! 播いて、播いて、播きまくります!
※種まきの詳しいお話はまた追って。

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2011年作のネギ、やっとこ終了。

2012年02月01日 23:26

一月中旬より続けてきた加工用ネギの出荷ですが、
P1290049.jpg
(雪害にあって規格品として出荷出来ないネギを加工業者さんへ契約出荷しております)


昨日、ついに、終了しました・・・・! 写真は最後の出荷分。
P1310059.jpg
終わった・・・! 約半年続いたネギ出荷がやっと終わりました・・・!
昨晩なんて真夜中の作業ハウスで1人小躍りしておりましたよ。
わーっしょい!わーっしょい!

今回の加工用ネギは年明け以降、急遽私から商談を持ちこんで
スタートしたかなりイレギュラーな出荷計画でありました。
にも関わらず、全てのネギを買い取って頂きました。

改めて取引先さん、そして仲介してくれた市場の担当者さんに感謝感謝であります。


ちなみに、まとまったロットでの業務加工用途、価格・数量を決めた契約出荷は
今回が初めてで、その中でいろいろ感じた事がありました。


ひとつは、出荷したあとのネギのイメージを持ちながら作業出来た事。

今回私が出荷したネギは、取引先の会社(首都圏の企業)のもとで
一次加工(カット)され、薬味ネギとして都内の駅蕎麦屋さんで使って頂きました。
出荷して終わりではなく、その先、どこでどの様に使われているかを知ることで
日々の作業にもハリが出た様に感じます。


また、契約によって購入者を決める事で作業を大きく効率化できる事も感じました。

通常の市場出荷の場合は不特定多数の購入者を想定して
一般的な規格に合わせて出荷を行っていました。

しかし購入者が決まっていれば、その購入者のニーズだけを把握すればよく
製品のロス率を下げたり、作業の工程を簡素化する事ができました。



そして、契約出荷でもっとも印象に残った点として、
「提案・改善、商談ができる事」がありました。

以前、取引先の社長とお会いしたとき、
「今度ウチの加工施設も見学にくるといいよ。きっと参考になるから。」
とのお話を頂きました。

確かに、中継拠点の市場から加工施設までの流通をみたり、
どんな機械でどの様に加工しているのか、納入先や用途に合わせて
どんな加工方法があるのか、加工した商品はどの様に包装して卸すのか・・・etc。

それらを実際に見学すれば、商談時に色んな話を深く共有できるはずだし、
栽培方針(どの規格を目指すか)、品種、出荷方法(コンテナ、大型ダンボール等)の
提案もよりしやすくなると感じました。

商談によって価格決定権を持てる事や、お互いの背景を把握して
もっと仕事を良くしていこうと改善提案が出来る事は契約出荷(栽培)の
大きなメリットだと思います。



2012年度作の契約については、また今後商談を行う予定です。

まだまだ始めたばかりの契約栽培。いまだ手探り状態でもっともっと
勉強が必要ではありますが、今後安定経営を行う為の礎にすべく
積極的に挑戦して行きたいと思います。


さて、明日からは作業場の掃除、機械の整備に取り掛かりまして、
今月中旬からはネギの種まきを開始します。

確定申告等々も控えておりますのでのんびりしてられません。汗
2012年度作に向けて、スイッチを切り替えていかねばです!

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150アールのネギ、掘りきった!

2012年01月22日 22:08

ネギやっとこ掘りあげました・・・!
P1200015.jpg
この畑のネギは雪でだいぶ葉が傷んだため、
加工業務用出荷に回します。

これにて150アールのネギ全てを収穫した事になります。
長かった―!  後は剥いて剥いてひたすら出荷です。

ちなみに、じつは営農面積にカウントしていない離れの畑に
もうちょこっと(3アール位)だけネギ(羽緑)が残っております。

それに関しては雪が溶け、春になって気温が上がり、
新葉が生えそろう所まで見守ってから収穫したいと思います。

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雪中ネギ堀り開始。ネギの糖度高っ。

2012年01月18日 22:36

クリスマス寒波とその後の暴風雪に揉まれて
だいぶ葉っぱがへし折られたネギ達ですが、加工・業務用途への
話がまとまりまして、先日より出荷開始となりました。
P1090211.jpg
面積的には20アール。 これが最後の区画です。

現在新潟は寒波が弱まってるので、今がチャンスとばかりに掘りまくります。
例年1月下旬~2月上旬は大雪が降る事が多いのでうかうかできません。

雪をかき分けながらの収穫であります。寒っ。
P1090215.jpg


地上部はかなり傷んでしまったネギですが、
寒さに揉まれて味的にはとても美味しくなっている!
P1090217.jpg
・・・と、言われております。

※私自身はネギがあまり得意でないので、これは
  家族やウチのネギを食べてくれた方々の感想です。


実際にどれどれ・・・と私もネギをかじってみると、確かに甘い。
P1090220.jpg
というか、凄く甘ーい!
※その後でしっかりと独特の辛みが襲ってきまして、「ぶひゃはぇっ!」っとなります。


一体どれだけ甘いのかを数値で調べるべく、
糖度(Brix)計にて測定してみました。
P1090218.jpg

なんと数値は10度ちょい。
P1090226.jpg
トマトの糖度が大体5~7度って言われており、
8度以上でフルーツトマト(一般的には)と呼ばれます。

それを考えれば、糖度10度越えのネギは結構甘いと思われます。

また、ネギも品種によってはもっと糖度が上がるでしょうし、
白菜・キャベツ・ほうれん草・小松菜・大根・人参・カブ・・・などの冬野菜も
この時期は軒並み糖度が上がりまくっているそうです。

皆様、冬野菜は今が食べ時でありますよー!

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