時はさかのぼり11月前半のお話。
弥彦神社では今年も盛大に菊祭りが開催されておりました。
※菊祭りの様子は
こちら。その菊祭り開催期間のとある日にですね、神社の正門を出て・・・・

トコトコトコと・・・・

温泉通りを真っすぐ150メートルほど歩いたあたりの・・・・

民家の軒先にて・・・

石井農園の銀杏を販売しておりました!

実はここは我が母の実家なり。
母実家より「菊祭り中は通りに沢山人が歩くから、銀杏売ってみる?」との
お言葉を頂き、リアル石井農園直売所・弥彦温泉街店を開店したのであります。
※販売品は銀杏のみ。
どの程度売れるかな~・・・なんて期待半分で銀杏を並べておりましたら、
あれよあれよと道行く人々がお買い求め下さり、あっという間に100袋完売!
平日にも関わらず、超、売れました。
※お買い上げ下さった皆さま、本当にありがとうございました!!
ここまで良く売れるとは想像しておらず、予定していた量を
ほぼ一日で売りきりましてリアル直売所閉店となりました。
菊祭り恐るべし! 弥彦神社恐るべし!
そして改めて体感致しました。
「何を」、「何処で」、「どの様に売るのか」がガッシリはまる事によって
大きな成果が得られるという事を。
地場(弥彦)産の旬の銀杏を、観光客で溢れかえる菊祭り開催中の弥彦神社で、
生産者自身がアピールしながら販売する事により、ここまで売れたんだと思います。
ここで味をしめた私は、更にある事を思いつきました。
「弥彦神社は新潟県内で最も初詣の参拝者が集まる神社だ・・・。
ってことは、ここで年末年始に甘酒を売ったら・・・ぐふ、ぐふふふふふ・・・!」
そして私は早速クックパッドで甘酒の製法を調べ、スーパーに麹を買いに走り、
石井農園のコシヒカリを使って甘酒を作ってみました。

これがまた旨くて。 なんと優しい甘さでしょう!
※甘酒があまり好きじゃない妻には「アケビの味がする」と言われました。
(甘いだけって意味らしいです)
余談ですが、甘酒には酒粕を薄めて作る「ちょっと酒の香りがする甘酒」と、
米と麹を発酵させて作る「ほのかで優しい甘さの甘酒」の二種類があります。
好みによって意見が分かれる所ですが、私は断然後者が好き!
これを沢山作って大晦日~正月の弥彦神社通り(母実家の軒先)で売れば
絶対需要があるだろうと踏みました。
しかし私は、この様に加工調理したモノを販売する場合
「保健所の許可が必要」である事をうっかり忘れておりまして。
調べて見ると既に時遅しなスケジュールである事が判明。
※販売予定日の10日前には申請しておく必要あり。
そして家族からは「そーゆー事はネギの出荷を終わらせてからやれ!」と
批判的な意見がぞくぞく噴出。
ご・・・ごご・・ご・・GOMOTTOMO!!
※実際、年末年始も市場出荷と契約分のネギ調整作業で
結構アップアップな状況です。汗
なので今年はネギの出荷に勤しみ、
石井農園の自家製甘酒は家族で楽しむ範囲にとどめます。
しかしいつか、お正月の弥彦へ参拝に来てくれた皆さんの体を温めて、
ちょこっとでも気持ちを和やかにする甘酒販売をしたいと思います。