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グランドカバープランツとして 「クローバー」 はいいのではないでしょうか

2023年06月21日 22:31

暑い日が続きます。
田んぼの稲もとっても大きく成長してきました。
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いいぞいいぞ!
どんどんおおきくなーれ。

しかしながら、この時期はいろんな草も元気いっぱい。
畔には雑草が伸びてきますので定期的に草刈りが必要です。
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この草刈りが結構な作業です。
なんせ田んぼは広大で、草も刈ったと思ったらまた伸びてきます。

「草刈りお願いしまーす」


「どこ刈りましょ?」


「ここからー、あっちまで。」
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とかいわれたらやってらんないでしょう。


草刈りしなくていい方法はないかなー って思っていたら、
足元の草の中に可憐な花が。 

シロツメクサ(クローバー)です。
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クローバーはほかの雑草に比べて草丈が低く、すでに田んぼの畦の所々で繁殖しています。
しかもクローバーが密植しているところにはほかの草も生えていません。
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ってことはクローバーを増やせばほかの草が抑えられるんでは?!

早速調べると、
圧倒的な生命力、景観の美しや、マメ科特有の土壌を豊かにする能力などのメリットがある一方で
生命力が強すぎてコントロールが大変、成長しすぎると巨大化して草刈りが必要(本末転倒)など
メリットもデメリットも出てきました。

ふーむ。
畦に種をまいたり、スコップで密植区画から部分的にはぎ取って生育圏を広げたりするのは
しばし様子にして、まずは1年、クローバーの観察をしたいと思います。
田んぼの畦を守るカバープランツとして活用できるか考えたい。

ちなみに、野フキもカバープランツとして田んぼの畦で繁殖しています。
春にはフキノトウも採らせてくれる優秀な植物。
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クローバーはそのまま食べることもできますが(らしい。ネットで食ってる人がいた)、
花が咲く期間が長く、たくさんのミツバチに愛されていることから
カバープランツのクローバーで養蜂なんてできたら最高ですね。
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まぁ、ミツバチの巣作り5年やってて全く入居しないけども!
※写真はせっせと蜜を集めるミツバチさん。


動画も撮ってみました。







スナップエンドウとウィンナー

2023年06月19日 00:14

6月の上旬から中旬にかけて、スナップエンドウも収穫真っ盛りでした。
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サクサクの歯ごたえがたまらない野菜です。

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ちなみに、スナップエンドウはスナックエンドウとも呼ばれます。
これはどちらも同じ野菜を指しております。

日本にアメリカから輸入された野菜で、
母国のアメリカではスナップエンドウと呼ばれています。
※スナップエンドウを英語で書くと「snap-bean」。
  snapとはパキンと折れる、ポキンと割れるという意味があります。

スナックエンドウは日本の種苗会社が名付けた商品名で、
スナック(お菓子、軽食)のようにサクサクと食べられることから
スナックエンドウという商品名で販売されたそうです。

しかし、そんな似た名前で呼んでたらややこしいだろう! ということで
1983年に農林水産省が名称を「スナップエンドウ」に統一したんだそうです。

なんですけども、今も両方の名前で呼ばれていたりします。




ある日の我が家の朝食はエンドウ尽くし。
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焼きエンドウ!
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ちょっとイモ虫っぽいけど美味しそうです!

お味噌汁。
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一瞬の油断でエンドウを煮すぎてしまうのです・・・!(でもおいしかった)


スナップエンドウご飯!
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・・・・も、うまいけど


やっぱウインナーしか勝たん!
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ちなみに、
豆が太る前の段階で収穫すれば 「きぬさや」っぽく食べることができ
豆が太ればサクサクのスナップエンドウ、
そして豆がパンパンに張ってから収穫するとグリーンピースが食べられます。

スナップエンドウはいろんな食べ方のできる野菜です。
※厳密にはそれぞれ専用の品種がありますが!


タケノコ 2023

2023年05月08日 21:56

今年も石井農園の裏山では元気にタケノコが生えてきております。
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肥料も農薬も施さずとも、落ち葉や枯れ枝を分解した有機物と光合成だけで
毎年生えてくるタケノコたち。

いやほんとなんにも世話せず収穫するばっかりですんませんね。
地球と山の恵みに感謝です。 ほんと。 さーせん。

そんなタケノコたちは弥彦村の直売所 「さやや」 にて
朝どりの堀たてを出品しています。
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田んぼや畑の作業が忙しい時には出品できないため、
出てたらラッキー! 位に思っていただけると幸いです。 さーせん。

石井農園のHPからお米を買ってくれたお客さんにも
ゲリラ的に段ボールの中にお米と一緒に同梱したりします。
こればっかりはタイミングなので入ってたあなたはラッキーです!

さーせん!



育苗ハウスの苗 成長記録

2023年04月30日 23:37

23/4/7 
すじまき
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4/16
保温シートを外して2日。葉っぱが緑化してきました。
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4/23 
今年は暖かい。そして成長が早い! 
田植えの時にちょうど良い生育具合になるように、換気でコントロール・・・!
育苗ハウス

4/30
苗の出来上がり!
田植え機で植えるにちょうどよい稚苗(ちびょう)となりました。
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石井農園の田植えは5/2から予定しています。
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今年もおいしいお米が収穫できるように頑張ります!



田んぼに水はいります

2023年04月25日 23:36

いよいよ本日、私たちの地域にも水が届きました!

速い地域ではもう田植えが始まっております。
石井農園もこれからせっせと代掻きを進めていく所存です・・・!
田んぼに入水
圃場がすごく広かったり、水が回りにくい田んぼでは荒起こしの際に
あえて田んぼにトラクターのわだちを残しておくことで用水を入れた時に
水路的な役割を発揮して素早く圃場に水を広げることができます。

荒く砕いた土たちが水を吸って柔らかくなったらさらにトラクターで砕いて
とろっとろの生チョコのように滑らかな田んぼにしていきます。

稲の苗たちが気持ちよく成長できるように、極上の田んぼに仕上げます!

わら一本の革命と自然栽培

2023年04月16日 23:12

最近、「わら一本の革命」 を読みました。

わら一本の革命を読む



この本の著者は福岡正信さん。
もう発行から40年以上もたちますが今も農業界ではとても有名で
影響力の強い1冊です。

表紙に書いてある通り、自然農法についてのお話です。
自然栽培というのは、農薬はもとより肥料も与えずに作物を栽培する技法です。
有機栽培は(農薬・化学肥料は使用しないが、有機肥料は施用する)とされているので
肥料を使用しないという点においては有機栽培よりもさらに人間の干渉を少なくした栽培方法となります。

初めて読んだのは15年ほど前になりますでしょうか。
「うーむ、哲学っぽい!」 というのが印象・・・というかそれしか記憶に残ってなくて。

しかしながら齢40になって改めて読んでみると凄く心惹かれるものがありました。
今風な言葉でいうならば 「めっちゃサステナブル!」 。

環境・資源・エネルギー・・・・など、様々なことに持続可能性を問われる世の中だからなのか
私が年齢を重ねる中で志向(思考)が変わってきたからなのかわかりませんが
単純に本を読んでワクワクしました。

古い本と思いきや、なんだか最先端にも感じました。
今年の大人の自由研究の題材が決まりました。

肥料散布2023

2023年04月11日 00:10

すじまき(たねまき)をした稲たちがハウスの中で
すくすくと成長している間、農家は田んぼの準備を進めます。

具体的には、肥料まいて、荒く耕して、水を引いて、
そこから何度も丁寧に土を耕す(代かき って作業です)

でもって、今は肥料まきしています。
肥料散布1

昔は(というか5年前まで)、肥料を入れたバックを背中にしょって
パラパラまきながら田んぼの中を歩いたもんですが、今では
トラクターを使ってバー――っと撒けるようになりました。
肥料散布2
作業は早いし肉体的負担も軽減されました。
ありがたやー。

デメリットを強いていうなれば、仕事が早すぎてうっかりすると
まき損じる(肥料をムラにまいてしまったり)。
料理の塩加減と同じく、一度まいた肥料はもとには戻せないので
不可逆的な作業と肝に銘じて慎重に散布します。

あと、肥料が高くなった・・・いや、ものすごく高くなったので
大事に大事に扱います。

ぜひ、「肥料 価格 チャート」ってググってみてください。
日本の景気もこうありなさいよ! って思うはずです。

肥料の価格チャート


すじまき2023

2023年04月05日 00:09

4月といえば!

入学式!

新年度!

お花見!

いやいややっぱり・・・


すじまきでしょう!
※すじまき=稲の種(もみ)蒔き
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毎年のことなのでもろもろの説明は割愛しますが、
石井農園では省力化のために育苗マットを採用しています。
軽いし仕事がすっごい早くなります。
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マットを敷いた育苗箱を、播種機に通していきます。
播種機はコンベア形状をしており、育苗箱が流れながら散水、
種まき、土かけまでやってくれます。ベンリー。
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年に一回の作業、子供たちも興味深々。
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播種が終わった育苗箱はビニールハウスに運んで並べます。

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育苗箱を持ち運ぶときはやっぱこれ!
たくさん箱を重ねて持っても指が痛くならない!
手が疲れにくい! 

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なんつったって現代農業でも取材してもらいましたからね!
※現代農業さんその節はありがとうございました。

箱を並べ終えたらシートをかけます。
保温、保湿に効果あり。
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さあ、あとハウス2棟分行ってみようかー!(腰がくがく)

史上最速の開花

2023年04月02日 23:45

新潟でも桜が満開になりました。
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4月上旬だというのに満開
これは新潟にとってはものすごく早い開花です。

調べてみたらなんと平年に比べて12日早い開花で、
1953年の統計開始以来最速とだったらしい。
どうりでー!

4月は稲の苗を作る時期です。
今年は頻繁にハウスの換気が必要になるかもしれません。

天候・気温系を見ながら良い苗を作っていきたいと思います。


杉の木の伐採

2023年03月19日 22:03

今日は雲一つない青空でした。
日差しが暖かくて気持ちいい・・・・!
こちら弥彦村もだんだん春らしくなってきました。

そうなってくると気になるのが「スギ花粉」。
30年来の花粉症ベテランである私の、目と鼻もしっかりやられています

そんなさなか、





杉の木を伐採しました。

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ぐおぉぉぉーーー!!
目がぁ、目がぁー! (かゆい)

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これは少しでもスギの花粉を減らす! ・・・・ためではなく、
よそのお家との境界線で我が家の杉の木がどんどん大きくなってしまったので
枝葉が迷惑をかけないようにまとめて伐採しました。

田舎では少子高齢化がものすごいスピードで進む影響で
空き家もどんどん増えておりますが、同時に「管理できない樹木」問題も
よく聞きます。
樹木の伐採~後片付けは高齢の方にはかなりの重労働ですので、今後伐採代行も田舎では
需要が増えそうな気がします。(私がやってもしんどい作業ですが。汗)


「ふきのとう」がたくさん採れております

2023年03月03日 00:06

春の味覚といえば、私はやっぱり「ふきのとう」です。
石井農園の田んぼのあぜや裏山にはふきが沢山生えており、春になると
ふきのとうがたくさん採れます。
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この時期はふきのとうを直売所にもたくさん出品しております。
よく売れます! ありがたやー。

ふきのとうと言えば天ぷらでしょう!
ほろ苦さとパリパリの衣がたまりません。
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そばも食いたくなってきた・・・!

残雪、残りわずか それととう菜

2023年02月19日 17:54

ここ最近は新潟も天候が落ち着いてきました。
青空の広がる春らしい日も増えてきました。

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雪どけも進み、田んぼの雪はすべて消えました。
我が家で残っている雪もあとわずか。

除雪時に雪捨て場所にしていた駐車場の雪山が残りこれだけに。
いよいよ春が来ますな。
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雪がなくなった畑では、冬を乗り越えたとう菜たちが
葉を広げています。
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とう菜は新潟で栽培されている小松菜の親せきです。(たしか)
秋のうちにある程度大きく育てておいて、春に伸びてくる新葉・とう(つぼみ)を収穫します。

写真は春の新葉が伸びてきているところ。
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新潟の春野菜です。


発芽玄米餅はじめました!

2022年11月28日 23:50

11月の間、弥彦村が大賑わいだった「弥彦神社の菊祭り」がおわりました。
これからしばらくの休息をはさんで年末年始に向かって、また弥彦村は賑やかになっていきます。

あと一カ月で年末です。

大晦日です。

お正月です。

そうです。

お餅です!

石井農園では今年もお餅を販売します。
恒例の白切餅は12月中旬ごろから販売開始の予定。


しかし先行で、新製品の「発芽玄米餅」を販売はじめましたー!

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これまで玄米餅は自家用で製作しておりましたが、
ついに販売用の製品として作りました。

玄米の風味とプチプチの食感がたまりません!
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お餅は真空パックされており、防腐剤などの添加物不使用ながら
賞味期限は23年11月まで長持ち! 個包装だから食べたい分だけ開けられます。
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ぜんざいもいいですよ!

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凄くいいですよ!ぜんざい!
※大事な事なので2回言いました。


ご注文は石井農園のHP(https://www.ishii-nouen.jp)、
もしくはAmazonでも購入可能です。

是非、お正月は石井農園のお餅をご賞味くださいませ!

夏っぽい写真

2022年07月27日 23:43

夕方、日が影ってくると急に蚊が出てきます。
お前らはアイアムレジェンドのダークシーカーか。

日中でも、藪とか山の近くに行くとやっぱり蚊が出てきます。
だから蚊取り線香が必須です。
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蚊取線香は視覚的にも夏を感じさせます。
においを嗅ぐと、更に夏を強く感じます。

高く昇る入道雲も夏を感じさせますね。
見ているだけでなんだかワクワク。
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眼を下にやると、田んぼの中に沢山の稲穂が顔を出しています。
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こちらは早生品種(こしいぶき)の田んぼです。

あと一カ月もすると稲刈りです。
早いものです。

風に揺れる稲穂も、見ているだけでワクワクする光景です。

ニンニク収穫2022

2022年06月15日 22:12

今年もニンニクの収穫シーズンがやってきました!
私は玉ねぎは苦手ですが、ニンニクは何の料理に入れるのも大好きです!
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丸々太ったニンニクが沢山とれました。
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無農薬栽培、かつ、肥料もかなり少ない栽培で育てております。
※個人的にニンニクは肥料を多く与えると病気になりやすく、かつ収穫後の
 保存性も悪くなる印象があります。

ニンニクはこの後しっかり陰干しして、弥彦の直売所「さやや」で
夏野菜と一緒に販売していきます。

弥彦にお越しの際は、是非石井農園のニンニクも宜しくお願いします~。

タケノコ2022

2022年05月20日 22:25

筍の収穫が最盛期です!

たけのこは収穫して、すぐに剥きます。
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そして鮮度が良いうちに茹でます。
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当然 こんなに食えるか! って話ですので
長期保存できるように缶詰にしていきます。

村営の缶詰施設を利用します。
タケノコを缶に詰めて、蓋をして、加熱殺菌を行います。
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これで来シーズンまでずっとタケノコが食えるのです。

勿論、旬の味覚もしっかり味わいます。
このシーズンは我が家ももっぱら筍ご飯。
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その他にも、味噌汁、炒め物・・・・とタケノコ尽くしが続きます。

コリコリした触感がたまりません!

田植え 2022

2022年05月05日 23:33

2022年の田植えを行っております!
今年は田んぼの面積も増えたので約1週間の田植え予定。

しかしながら穏やかな天候が続いてくれているので順調に植える事が出来ております。
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大きく育て~ 沢山実れ~
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田んぼの守り神
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秋の収穫が楽しみです!

2022 育苗ハウスのビニール張り

2022年03月01日 09:43

風のない朝、育苗用ハウスにビニールを掛けました。
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4月になるとすじまき(稲の種まき)を行い、このハウスの中で
1カ月かけて田植えが出来る大きさまで苗を育てます。

ビニールを掛けた後は、ハウスの中の地面を平らに整備して、木で枠を作り、
ビニールを敷いて「育苗プール」をつくる準備もします。

ハウスの中は、暑いです・・・!

あけましておめでとうございます。「つるんぺろん」

2022年01月01日 22:56

あけましておめでとうざいます。
年末寒波でがっつり冷え込んだ新潟県は元旦の朝から道路が全面凍結しております。

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ブラックアイスバーン。
急ブレーキは絶対にやってはいけない道路状況です。

ちなみに、FM新潟の遠藤真理さんはこんな風に凍結した状態の道路の事を
「つるんぺろん」と呼んでおりました。
皆さんも、つるんぺろんの道路にはお気を付けください!

2022年がやってきました。
本格的な農繁期はまだ先ですが、今年新たにトライしたい事を
冬内にじっくり計画を練って良い一年にしていきたいと思います。

今年も農業を楽しみながら、美味しいお米をお届けできるようにコツコツ頑張ります。
石井農園を2022年も何卒宜しくお願いします。

アケビが豊作

2020年11月05日 22:15

農園の廃ハウスにはアケビの木が巣くっております。

全く世話はしていないのですが、アケビの木というものは逞しく、
周囲の野菜畑から肥料を吸い取り、毎年ぐんぐん成長します。

今年も廃ハウスにはアケビがたわわに実りました。
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熟してぱっかりと割れています。今が食べごろ。
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おおきいものは15センチ以上あります。
横から見るとパンみたい。
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こちらのアケビも弥彦の直売所で販売しております。
珍しさからか、結構な人気商品にございます。

2020稲刈り、無事終了

2020年09月25日 23:27

9月は秋雨前線の影響で稲刈りが出来ない日も多く、
天気予報とにらめっこしながらの収穫作業が続きました。
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限られたタイミングで最大限に稲刈りを行うためには、
いかにスムーズに収穫したお米の乾燥~調整を行うことが出来るか・・・が大事です。

刈り取るコンバインの能力も大事ですが、刈り取った稲はいったん水分量を調整するために
乾燥機に入れる必要があります。

我が家の様に自家で乾燥機を持ち、乾燥調製・籾摺りまで自ら行う農家の場合は
刈り取ったお米をスムーズに乾燥~調整して乾燥機を空けないと、次に刈り取るお米を入れる場所がなくなってしまうのです。

そして、スムーズに籾摺りを行うためには、籾摺りで発生する「もみがら」を
いかに省力的に、素早く処理するかが大事になります・・・!
もみ殻で作業場が一杯になると、次の籾摺りが出来なくなるので都度排出せねばなりません。

稲作農家ではけっこう頭を悩ますこの問題。
そこで今年は、初夏の内に思い切って倉庫の2Fを改造して、巨大なもみ殻保管スペースをつくりました。
ざっと2~3ha分のもみ殻は保管できます。

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たまったもみ殻は2Fの床下から排出できるようにしてあるので、
トラックやトラクターを1Fに置いておけば、重力で一気に積み込みもできます。
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予めもみ殻保管スペースを作っておいたことで、こまめにもみ殻捨てを行う必要がなくなり
籾摺りに集中できるようになりました。

おかげで今年の稲刈りは・・・

秋晴れの日には、刈って!
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刈って!
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刈りまくることができました!
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おかげで稲刈りも無事終了!

今後は、最後に刈り取った直売用のコシヒカリの乾燥~調整~選別作業を行います。
新米発送まで、もうひと踏ん張り。

虎と鷹のおかげで夏野菜パエリア食えました。

2020年07月18日 20:21

まだ梅雨は明けない新潟ですが、畑の野菜は元気に成長しています。
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ナス、トマト、きゅうり、トウモロコシ、オクラ・・・夏野菜の収穫も増えてきました。

こちらはゴーヤ第1号。
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豊かな実りがもたらされたのは、
それもこれも、我が家の畑を守ってくれる存在があるから。

守り神① 虎
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守り神② 鷹
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ホームセンターからやってきた2匹の守護神は
作物を狙う動物たちに睨みを利かせてくれています。
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強めの風が吹ているときなんて、人間もちょっと引くくらいの猛りっぷりを見せます。

今日の夕ご飯は畑の恵み+冷凍シャケで作ったパエリア。
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虎鷹に感謝して頂きます。


今年は中々晴れません

2020年07月12日 23:19

梅雨らしい天気が続く弥彦村。

稲は青々していますが、空がこんなにどんよりしていると田んぼの景色も映えません。汗
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日本海側に位置する新潟は、例年梅雨時期でもそこそこ晴れて
カラ梅雨であることが多いです。

しかしながら今年は、見事に雨マークばかりで中々晴が続きません。

全国では長雨・大雨の影響で大変な被害が出ているところもあります。
一日も早い梅雨明けが待ち遠しいです。

ありがとう、FMポート

2020年07月01日 01:10

私は農作業中、ポケットにラジオを入れています。

BGMとしてのラジオがあることで、気持ちも弾むし、作業にも集中できる。
なんつっても一人でいても寂しくない!

色んなラジオ局の番組を聞きますが、
新潟県民放送・FMポートも大好きなラジオです。

そんなFMポートが、6月30日をもって停波(閉局)しました。

いつも聞いてたナビゲーターの人たちの最後の挨拶、リスナーへの感謝、
24:00を迎えた瞬間に流れた砂嵐の音。

自分のブログを振り返ると、就農して間もない2009年に
すでにラジオなしではやっていけないって記事を書いていました。


その当時のブログでも、ラジオの経営の苦しさについて触れておりました。

あれから10年。
FMポートは慢性的に経営が苦しい中で、主要スポンサーの契約解除によって
今回の停波に至ったと聞きます。

何とも難しい現実で、閉局はとっても寂しいです。

しかし、それよりなにより、私もラジオに沢山助けられ、またラジオを愛する
リスナーの一人として、、、今は只々感謝しかございません。

今まで沢山の温かい気持ちを届けてくれたFMポートの皆さま、
本当に本当に、ありがとうございました。

2020年、田植え始まりました。

2020年05月03日 21:11

いよいよ田植えが始まりました!

気温が高くて、風がなく、ちょっと曇天。
最高の条件が揃った、絶好の田植え日和です。
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条件が良いと田植えもスイスイ進みます。
田面をすべる様に走る田植え機。
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いかに苗をスムーズに補給するかで一日の植付面積が決まります。
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5月3日の新潟は夏日の気温。
稲の苗には最高ですが、まだ夏の暑さに身体が慣れていない
アラフォーの私には、過酷な条件でした。 
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あづい・・・汗


休憩時間の癒し・・・クローバーに紛れているアマガエル。
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うっかり保護色エリアから出てしまったアマガエル。
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植えたばかりの苗。
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大きく育てー!

これから数日間、植えて、植えて、植えまくります。

かわいい子にはお手伝いをさせよう。

2020年04月13日 23:20

小学生の息子も、今回のコロナウイルスの影響で学校がお休み。

自粛が必要な中でどこかに遊びに行けるわけでもなく、
宿題や自習で一人勉強にも飽きてきた様子。

という事で、色々お手伝いをさせてみました。

雪国の春仕事、車のタイヤ交換。
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洗車。
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大人と一緒に作業することで、本人も楽しそうでした。

来週からは私たちの地域も小学校が再開する予定です。
一日も早く、この状況が鎮静化して日常に戻ることを願うばかりです。

2020年、筋蒔きしました。

2020年04月04日 23:27

今年もすじまき(稲の種まき)の時期となりました。
種を播いて播いて、運んで運んで、1400枚。
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もはや毎年のことなので、すじまきの詳細については
2019年のブログ、もしくは、2018年のブログを読んでくれたら 「はーなるほどね!」 となります。


今年も登場、このアイテム。

「筋蒔きの時思い育苗箱を沢山持っても指先が痛くならない取っ手~~~~!(ドラえもん風)」
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廃材とちょっとした道具で作った作業負担軽減アイテム。
このアイテムの詳しい説明については2019年の筋蒔きで・・・

毎年毎年ちょっとづつ改良されてきた取っ手ですが、今年は去年と同じ。
つまり、進化の果て、究極の形になったのだと思います。

究極の取っ手は、なんと今年、現代農業2020年3月号でも紹介されました。
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「このネタ使って~」と、ブログでPRしたらほんとに使って頂きました。
現代農業さん、ありがとうございました~!
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1200/1400枚くらいまで育苗ハウスに運んできたとき、
一輪車を走らすための細い枕木の道を、春休み中の姉の子どもたちが駆け抜けていきます。
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絶対、左右にこけるなよ~!汗

2019の稲刈り直前です。

2019年08月25日 10:02

先日の台風は新潟に強烈なフェーン現象をもたらしましたが、
(新潟県内では、2019年国内初の気温40度越を記録)幸い強風は
伴わなかったため、稲穂が枯れあがる「白穂」は起きずにすみました。汗
※乾燥対策としてたっぷり田んぼに水を張っていたのも良かったと思います。

8月25日、早生品種の田んぼの様子。
だいぶ登熟が進み籾が黄金色になってきました。
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連日の大雨でぬかるんだ田んぼが締まってきたら、
いよいよ稲刈りを開始します。
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コシヒカリはまだまだ青い。これからじっくり登熟を進め、
早生品種~もち米の稲刈り後にコシヒカリの刈り取りを行います。
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稲刈りまえ、農家はコンバインや乾燥機、籾を運ぶコンテナの
準備・メンテナンスに追われております。
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ちなみに、こちらの写真はコンバインの刃の一種(脱穀部に付いているもの)。
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左が3年使った刃、右が新品の刃です。
※ほんとはここまですり減る前に交換する部品です。

コンバインは消耗品も多く、整備が悪いと稲刈中に故障・・・
なんてことにもなりかねない(実際よくある)ので丁寧に点検して駆動部に油をさします。

稲刈はおよそ1カ月の長丁場、今年は面積も増えました。
スムーズに稲刈りが出来る様に、しっかりメンテナンスに励みます。


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【2019年産 新米コシヒカリの予約を開始しました】

今年も9月30日までの期間限定で、新米を予約してくれたお客様には
送料無料・もち米2合のおまけ付きで新米を発送致します。

ご予約は石井農園のHPよりお気軽にどうぞ!

例年、10月1日から新米を発送させて頂いておりましたが、
今年は栽培面積増加によって稲刈りが長引くことが予想されるため
10月10日からの新米発送とさせて頂きます。
※到着日指定のお客様は、確実に到着できるように10月13日以降の日程で
  ご指定頂くようお願いします。

この機会に是非、石井農園のお米をご賞味頂けたら幸いです。
何卒、宜しくお願い致します!

今年植えた果樹 ②栗

2019年06月28日 23:47

石井農園には、
柿、栗、サクランボ、キウイ、ぎんなん、アケビ、クルミ・・・etc
いろんな果樹が生えております。

それでもまだまだ飽き足らず、
空いてる場所に色々植えてみようぜ! ってことで
今年の春に妻子と一緒にホームセンターで果樹の苗を買いました。

4月に植えた苗がこちら。
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ぽろたん! そう、栗です!

既に石井農園には品種不明の栗の木が何本も生えているのですが、
どの栗も皮むきが大変。  特に渋皮!

この「ぽろたん」 という栗は甘栗並みに簡単に渋皮がむける、
とっても調理が簡単な栗なのです!
※ぽろたんは平成18年に誕生した品種で、まだ比較的新しい栗です。
  しかし画期的な特性から、昨今の栗界ではぽろたん旋風が起きているほど人気。

ブルーベリーと同じく、4月の定植から2か月。

なんともかわいらしい「イガ」がついています。
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イガって小さな時からすでにトゲトゲしてるのね!

石井農園に生えている栗の木はみな大きく(7~10M位)、目の前でイガの成長を
見ることが出来ませんでした。 イガの成長を見守ることが出来るのは、
今更ながら新鮮な経験です。

ブルーベリーの木に続き、栗の木も初年度から結果を出してくれそうです。
秋の収穫が(収穫した後の皮むきも)、今から楽しみです!

 

東山ふるさと農園

2019年03月02日 23:29

1月のお話ですが、長岡市の「東山ふるさと農園」さんへ
家族でイチゴ狩りに行ってきました。
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ハウスの中は暖かくて、イチゴのい~い匂いが満ちています。

冬ど真ん中(1月)にも関わらず、真っ赤に(しかも超デカい!)実っておりました。
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ずっしりと重い・・・!

我が家も自家用程度のイチゴは作っていますが、露地栽培の為に収穫は5月頃。
しっかりした設備と技術を用いれば、雪国新潟でも冬からこんなイチゴが採れるのですね。

東山ふるさと農園さんは、入場料(大人200円、子供100円)を払った後は
ハウス内でイチゴを選んで摘み取り、摘んだイチゴを量り売りで購入します。

ちょこっとしかイチゴを購入しない我が家ですが(すんません)、
大きなイチゴ達の中からどれを収穫するか悩みながら、子供たちとハウスの中を
散策するのは凄く楽しい時間です。


ハウスの中には受粉作業用の蜜蜂がいます。
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今までは、「ハチ、おっかねぇ・・・・」と思っていた私ですが、
日本蜜蜂に興味を持ってからは・・・
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「かわいいやつだ!」 と、思うようになりました。

蜂に会いに・・・いや、大きくて美味しいイチゴに会いに、
東山ふるさと農園さん、お勧めですよ~。